化学の基礎は完成しているが、応用問題になると解けないという人はかなり多いと思います。
そんな人は、ぜひ今回紹介する『化学重要問題集』を使ってみましょう。
この問題集は、ある程度難しい問題に慣れるためには最適な1冊です。
この記事では、『化学重要問題集』の特徴や効果的な使い方を徹底解説していくので、ぜひ参考にして化学の成績を伸ばしていってください。
京大、阪大、早稲田大、筑波大などトップ大学に合格者を輩出する偏差値UP学習術とは? |
---|
【今だけ5,000円→無料!】 無料で読める電子書籍「偏差値UP学習術25選」 ・苦手科目を克服しようとすると成績が下がる理由 ・勉強しても成績が伸びなくなるブレーキの存在 ・1日5分で効率の良い勉強を習慣にする方法 などなど。 受験生であれば、ついつい気になる受験の仕組みを、プロが解説付きの電子書籍で徹底解説! 受講料は無料で受けられるので、受験生にも話題に! 京大、阪大、早稲田大、筑波大などトップ大学に合格者を輩出する受験コーチのメソットを無料の電子書籍を、今すぐ無料で読むことができます! ※無料ですぐに読むことができます。 |
化学重要問題集の概要
まずは、化学重要問題集の概要について紹介していきます。
定価 | 本体 910円+税 |
出版社 | 数研出版 |
サイズ | A5判 |
問題数 | 275問 |
ページ数 | 160ページ
・別冊解答編:168ページ ・別冊付録:32ページ |
化学重要問題集の難易度・到達レベルは?
化学入試で出題される頻出の応用問題がほとんどです。
基礎を身につけた人にとっては、簡単すぎることもなく難しすぎることもなく取り組めます。
難易度的には、難関私大や国公立二次試験対策にはちょうど良いレベルと言えるでしょう。
共通テスト対策にも十分活用できるレベルなので、私大・国公立二次対策をすることで共通テストにも対応できるようになります。
ただし、私大の個別入試や国公立の二次試験で化学を使わずに、共通テストのみ化学を使うという人にとっては、難易度が高すぎてしまいます。
この問題集の設問は、私大個別入試や国公立二次試験から持ってきているため、共通テストのみの対策にはおすすめできません。
化学重要問題集をしっかりやり込めば、難関私大や国公立大学にも対応できるレベルまで到達することができます。
化学重要問題集の特徴
化学重要問題集は人気の参考書だけあって様々な特徴があります。これからその特徴を解説していきます。
問題の網羅性が高い
化学重要問題集は、問題数が275問とかなり多くなっています。
また、分野での偏りがなく、どの分野も同程度のボリュームになっているので、それぞれの分野を満遍なく勉強することができます。
その上に、この問題集に収録されている問題は、実際の入試問題やその類題など、入試問題を取り入れて構成されています。
そのため、少し難易度は高くなっていますが、実践ベースでの演習を積むことができます。
A問題とB問題がある
化学重要問題集の中の問題は、その難易度によって分野ごとに、A問題とB問題に分かれています。
A問題は、それぞれの分野の重要な内容のみを扱っています。また、B問題は、少し応用的な難易度の高い問題です。
主な難易度の目安は、下のようになっています。
A問題:MARCH, 関関同立, 地方国公立大学レベル
B問題:早慶, 難関国公立大学レベル
そのため、自分が目指す志望校のレベルに合わせて、A問題のみなのか、A問題B問題の両方に取り組むのかを決めて、志望校のレベルに合わせた演習を積むことができます。
解説がかなり詳細に書かれている
化学重要問題集は、その解説もかなり詳細に書かれています。
まず、問題と解答が取り外して使うことができるので、いちいち解答を見るために最後の方までページをめくる必要がありません。
また、解答には図や表などが多用されています。
そのため、単に文字だけではなく視覚的に内容を理解することができるので、しっかりと理解しながら読み進めていけます。
さらに、解説の解説というものもついています。通常は、解説の中で理解できない用語などが出てきたら、他の用語集などで調べて理解してから再度、解説を読むというのが一般的かと思います。
しかし、この解説の解説によって、解説の中でも難しい用語には、それに対する用語もつけられているため、先ほどのような用語を調べる手間が削減されます。
このように、解説にも様々な工夫が施されていて、しっかりと理解しながら進めていくことが出来ます。
化学重要問題集はこんな人におすすめ
化学重要問題集がおすすめな人の特徴を紹介するので購入を検討している人は参考にしてください。
一通り化学の問題の解き方を学んだ人
さすがにいきなりこの問題集に取り組むのはおすすめできません。
もちろん、この問題集には簡単な問題が多く含まれていますが、どれもしっかりと入試問題として成り立つようなものだからです。
その為、他の参考書や問題集などで、一通り化学の問題の解き方を学んだ人がこの問題集に取り組むべきです。
この問題集の前に取り組むべき問題集をしっかりと学んだ人が、この問題集に取り組んでいくようにしましょう。
定期試験では取れるのに、模試では点数が取れない人
『定期試験ではしっかりと点数が取れるのに、模試や入試問題になると急に解けなくなる』そのような人はいるかと思います。
この原因として考えられるのは、以下のようなことです。
✔そもそも入試問題に慣れていない
✔初見の問題に対応する力がない
✔公式を単に暗記していて、どのように使うのかを理解できていない
何より学校の定期試験は、範囲が決められている上に、ほとんどが暗記で解決してしまいますしね。
対して、入試問題では全てが範囲になっている上に、「どのような現象にどの公式がどうして用いられているのか」を理解していないと解くことが出来ません。
また、初見の問題においても、多くの問題に触れて、とにかく数をこなすことで、初見の問題でもどのように解いていけば良いのかの筋道を立てれるようになります。
この問題集では、典型問題が多く収録されている上に、詳細に書かれている解説には、どのようにその問題の現象を捉えれば良いかということも書かれています。
そういう意味でも、入試問題や模試になると急に解けなくなるような人にはおすすめです。
重要な問題に絞って演習がしたい人
この問題集は、その名の通り、化学の入試問題の中でも特に重要で頻出の内容のみが収録されています。
いわば、この問題集は入試の典型問題を集めた問題集です。
また、毎年その内容が改定されているので、最新の入試問題の傾向などをしっかりと捉えているのも魅力です。
そのため、そのような典型問題に絞って集中的に演習をしたいという人にはもってこいです。
難関大の問題にも対応できる力をつけたい人
化学重要問題集は、先ほども紹介した通りA問題とB問題に分かれています。
そして、B問題まで取り組むことで、早慶をはじめとして、難関国公立大学にも対応することが出来るほどの力をつけることが出来ます。
また、難しい問題だけでなく、A問題でしっかりと基礎的な内容の演習も行うことができるので、難関大やはもちろんこと、どんなレベルの大学にも対応することができます。
化学重要問題集の効果的な使い方
化学重要問題集を具体的にどのように使っていくといいかを解説していきます。
まずはA問題のみを解いていく
まずは、A問題のみを解いて1周しましょう。
どの問題も実際の入試問題なので少し難しく感じるかもしれませんが、あくまでも基礎的な内容のものばかりです。
この問題集に取り組むまでに、しっかりと基礎が固まっていたら、大方の問題は解くことが出来るかと思います。
15分考えて分からなかったら次の問題へ
これは実際に解いていく際のポイントですが、問題を見て分からなくてもじっくりと考え込まずに、15分考えて分からなかった場合は、解説を見て次の問題に進みましょう。
先ほども書いた通り、A問題は基礎的な内容なので、それが分からないということは、基礎がしっかり固まっていないということです。
そのため、おそらく15分考えて出てこなかった場合には、それ以上考えても出てこないかと思います。
また、あくまでも大事なのは、分からない問題にじっくりと時間をかけることではなく、”解説などを見て分かるようにすることに時間をかけること”です。
なので、分からない問題があったら、すぐに解説を見てその問題を理解することにしっかりと時間をかけるようにしましょう。
また、その内容が少し曖昧だなと感じた場合には、その際に教科書や参考書を見直して復習してみるのも良いですね。
A問題を何度も繰り返す
まず、A問題だけで1周することが出来たら、間違えた問題や分からなかった問題のみを抽出して、復習しましょう。
そしてそれらが完璧に理解できてから、A問題の2周目を解いていきます。
このように、「問題を解く→間違えた問題、分からなかった問題のみを抽出して復習する→問題を解く…」というように繰り返していって、最終的に全ての問題を正確に解けるようになってから初めて、A問題の内容はマスターしたと言うことができます。
必要に応じてB問題を解く
先ほど紹介したような手順で、A問題を完璧にマスターすることが出来たら、必要に応じてB問題にも取り組んでいきましょう。
特に、早慶のような難関私立や難関国公立大学志望である人は、しっかりと取り組む必要があります。
おそらく、最初はA問題との難易度の違いに戸惑って、なかなか解くことが出来ないかと思います。そのため、先ほどのように考えて分からなかったらすぐに解説を見るということを繰り返しましょう。
そうしてまずは1周して、2周目をするかどうかは自分の志望校のレベルと照らし合わせて考えましょう。
このB問題まで完璧にするのは中々の労力を要しますが、完璧に出来たらかなりの化学の実力をつけることができます。
化学重要問題集はいつから取り組むべきなの?
これまで紹介してきた化学重要問題集のレベルや特徴を踏まえて「いつから取り組んでいけばいいの?」と疑問を抱えている人もいると思います。
なので、ここでは化学重要問題集に取り組む時期を紹介していきます。
結論から言うと、基礎固めのための問題集が終わり次第、この化学重要問題集に取り組むのが良いでしょう。
基礎固めをするためには、教科書レベルの基本問題が多く収録されている問題集を使うと思います。基礎レベルの問題集は、語句を聞く問題も含まれているため、計算問題が比較的少なくなっています。
大学入試では、やはり圧倒的に計算問題が多いです。
なので、基礎レベルの問題集だけでは、計算問題などの演習が足りなくなります。もっと様々な問題に触れながら、計算力や応用力を鍛えていく必要があります。
そのために使う問題集として、この化学重要問題集を活用するようにしましょう。
化学重要問題集の前に取り組むべき問題集
何度も書いている通り、この問題集は入試問題を扱っているため、難易度が高めになっています。
その為、この問題集の前にもう少し基礎的な内容の問題集を挟むのがおすすめです。ここでは、そんな化学重要問題集の前に取り組むべき問題集を紹介します。
それが、化学基礎問題精講です。
この問題集は、「共通テスト〜国公立大二次試験基礎問題レベル」までの広い範囲を扱っています。
この問題集をしっかりと取り組むと、共通テストで9割を突破出来ると言われているので、基礎的な内容の演習にはもってこいであると言えます。
その構成としては、暗記事項がしっかりとページ数を割いてまとめられていて、知識の整理をすることが出来ます。
また、何より解説が詳細であることが魅力で、初学者でも理解できるような丁寧な解説で、疑問を残すところなく進めていくことができます。
化学重要問題集の後に取り組むべき問題集
化学重要問題集を仕上げれば、難関大の入試にも対応できる実力をつけることができます。
そのため、この問題集の後には、赤本などの自分の志望校の過去問に取り組んでいくのが良いでしょう。
この問題集を仕上げた後には、もうすでに入試問題を解くことのできるある程度の実力はついているので、あとは各大学の傾向に合わせた対策をしていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回の記事のまとめとしては、以下の2点です。
- 化学重要問題集は主に難関大の二次試験向けである
- とにかくA問題を何回も解き直すことが大事
化学は、覚えることを問題に活かすことができて初めて得点することができ、暗記だけでは高得点を取ることはできません。
なので、ぜひ化学重要問題集で「知識の活用法」を学んでもらえればと思います!
また、その他の化学のおすすめ参考書・問題集については下の記事で紹介しているので、興味のある方はぜひ見てみてください。
京大、阪大、早稲田大、筑波大などトップ大学に合格者を輩出する偏差値UP学習術とは? |
---|
【今だけ5,000円→無料!】 無料で読める電子書籍「偏差値UP学習術25選」 ・苦手科目を克服しようとすると成績が下がる理由 ・勉強しても成績が伸びなくなるブレーキの存在 ・1日5分で効率の良い勉強を習慣にする方法 などなど。 受験生であれば、ついつい気になる受験の仕組みを、プロが解説付きの電子書籍で徹底解説! 受講料は無料で受けられるので、受験生にも話題に! 京大、阪大、早稲田大、筑波大などトップ大学に合格者を輩出する受験コーチのメソットを無料の電子書籍を、今すぐ無料で読むことができます! ※無料ですぐに読むことができます。 |
化学の知識はほとんど覚えたつもりなんですけど、志望校の過去問を解いてみたら全然解けませんでした…。どうすればいいですか?
【今だけ5,000円→無料!】 無料で読める電子書籍「偏差値UP学習術25選」
・苦手科目を克服しようとすると成績が下がる理由
・勉強しても成績が伸びなくなるブレーキの存在
・1日5分で効率の良い勉強を習慣にする方法
などなど。
受験生であれば、ついつい気になる受験の仕組みを、プロが解説付きの電子書籍で徹底解説!
受講料は無料で受けられるので、受験生にも話題に!
京大、阪大、早稲田大、筑波大などトップ大学に合格者を輩出する受験コーチのメソットを無料の電子書籍を、今すぐ無料で読むことができます!
※無料ですぐに読むことができます。