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早速ですが、今回は11月の勉強計画について徹底解説していきます!
この記事は2分で読み終わります。これを読めば大学別の模試もある重要な11月を乗り越える大まかな方針ができます!
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受験生にとって11月の3つの特徴
受験生にとって11月は以下の3点が特徴です。
大学別の重要な模試がある
東大オープン、一橋実戦、阪大オープン・・・などどいった旧帝大クラスの大学の受験生は大学別の模試があるのがこの11月です。
この模試での判定は今後本番までに向けた重要な指標となるので、しっかり対策を行う必要があります。詳しくは大学別の勉強計画で解説しています。
入試が実際にある大学も
一部の大学では本番の入試がある大学も。防衛大学などは有名所ですね。
入試本番がすぐそこまで近づいているんだという感覚を嫌でも感じさせられます。
指定校推薦で合格が決まる人も
指定校推薦の合格発表が出るのもこの時期でしょう。国立志望の人からすると、「なんでもう受験終わってんだよ」という感じですが、ここは耐え時です。
高校生の中には「指定校推薦で合格した人をよく思っていない」、という人もいるようですが、それでは二流のままです。大学受験を終えた身から言わせてもらうと、極論どこの大学に行くかなどはあまり重要ではなく、むしろ受験の過程で自分が成長出来たかどうかの方が重要です。
そうしたちょっとした苛立ちを感じながらも、言葉にせず淡々と勉強している人の方が優秀というわけです。
11月になるとメンタル管理も大変になってきます
11月に限らず、10月くらいからメンタル面の管理が難しくなってきます。
「やる気が出ない」「勉強をやる意味が分かんなくなった・・・」「このままで受かるのか不安。」こんな悩みを持っている受験生は「【受験がつらい人に読んでほしい】勉強のモチベーションを上げる14の方法」を参考にしてください。
受験生の11月の学校での過ごし方
11月になると、高校の学校行事がある所もあるのでは。
ちなみに僕の学校ではクラスマッチがありました。なかなか楽しかったので、数日は勉強のやる気が起きなくなったのを覚えています。
また、この時期になると学校をサボる人も出てくるのではと思います。世間的には学校をサボって勉強するのはよくないことです。ただ僕は受験生として、その気持ちも凄く分かります。高校生の皆さんは学校を上手く使うことを意識しておく必要があるのです。受験と学校の関係については、「受験勉強に学校は邪魔!?学校を上手に使う方法を東大生が解説!」で述べているので参考にしてください。
11月は過去問を上手に使うのが大切
11月になると、東大模試に始まる大学別の模試の対策が必要です。
さらに12月になると多くの受験生はセンター試験対策を始めますので、11月はセンターまでの最後の二次試験対策期間になります。直近5ヶ年分は必ず残して勉強しておきましょう。過去問の使い方に関しては「【大学受験】最も成績の伸びる過去問の解き方(現在編集中)」を参考にしてください。
大まかな11月の勉強計画
11月の大まかな勉強計画は以下のようになります。
- 大学別の模試がある人→全力でその模試の対策をする
- 大学別の模試がない人→過去問などで問題演習を継続する(センター対策も徐々にスタート)
詳しいことは以下の志望校別の11月の勉強計画を参考にしてください。
また1ヶ月の勉強計画に関しては「【1ヶ月の勉強計画】効率のいい勉強方法を紹介:『月の意義』を設定する」を参考にしてください。ちなみに11月の意義は【大学別模試で最高の結果を出す】または【センター対策に入る前最後の二次対策強化期間】になる人が多いのでは。月の意義は自分で見つけましょう( ◠‿◠ )
東大志望の11月の勉強計画
東大志望の受験生は東大模試でA判定を取りに行く気持ちで勉強しましょう。
というのも、11月の河合オープン、駿台実戦が多くの東大受験者が受験する最後の模試だからです。センター試験明けの1月に東進東大本番レベル模試がありますが、こちらは東大志望者でも受験しない人がそこそこいます。そのため11月の河合オープン、駿台実戦の成績、判定にはとことんこだわりましょう。
夏休みと9月で基礎基本を終え、10月で理社の二次試験対策をしっかり行ってきたはずですから、「苦手分野が出たから・・・」「模試当日、体調が悪かったんだ。。。」のような言い訳はとにかく通用しません。体調管理も含めて、万全の体制で試験に臨みましょう。
具体的には普段の勉強に加え、それぞれの東大模試の過去問を解いてみるのがオススメです。
模試にもやはり特徴があって、過去問を解いていたらそれはなんとなく把握出来るのでおすすめです。
(*それぞれの東大模試の特徴については、「【完全版】東大模試の判定と難易度を比較:東大受験生の受けるべき模試は?」を参考にしてください)
と、ここで「いやいや、模試をわざわざ対策するのはアホくさくないか?」という声が聞こえそうですが、そんなことはありません。
【過去問を見て、本番に出そうな傾向を掴む力】は本試験に活かされないはずがないでしょう。急がば回れの感覚で、一旦模試の分析をしてみるとより本試験の対策も捗ります。
国立志望の11月の勉強計画
国公立志望の人でも特に旧帝大クラス志望の人は、11月は大学別の模試があります。
先ほど東大志望の例で説明したように、まずは模試でいい成績、判定を取るための勉強を10,11月は継続して行いましょう。
大学別の模試がない、医学部志望の人はこの11月からセンター試験対策をボチボチ始める時期です。二次試験に必要な勉強6〜7割、センター試験に必要な勉強3~4割くらいが目安ですね。
「これで大体二次試験の論述はOKだ!」と目処がついたら、センター試験の対策に切り替えましょう。
私立志望の11月の勉強計画
私立でこの時期に大学別の模試がある学校は少ないですし、かといって私立志望の人がセンター試験対策を本気でやっても無駄です。
私立志望の人はこの時期も変わらず過去問と参考書を上手く併用して問題演習をしていくことが大切です。
模試の判定について
何度も述べましたが、11月には大きな模試を控えている受験生が多いでしょう。
実際に模試の成績が返却されるのは12月になるのがほとんどなので、詳しくは「【今月の勉強】受験生の12月の勉強計画(現在作成中)」を参考にしてください。
結論を言うと、D判定以上はそのまま続けて勉強、E判定は志望校を変えるのが【現実的な】策です。
おまけ:筆者の11月
僕は東大志望だったので、11月は河合オープン、駿台実戦でいかに高成績を取るかをテーマに勉強していました。
社会(日本史、地理選択)の論述も完璧にし、1週間前は英単語、リスニング、古文単語などを毎日確認して感覚を鈍らせず、体調管理もしっかり行って模試に臨みました。
まとめ
【大学別の模試で最高の結果を出す】これが多くの受験生の11月の意義です。
11月ともなると、悩み不安がこれまで以上に増えてくることも多いと思います。親や担任、友達に話して自分で抱え込まないように気をつけましょう!
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