「ここまで勉強頑張ってきて、いよいよ明日は受験本番なのに体調が悪すぎる・・・」
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受験本番を目の前にしてこんな状況になってしまったらショックですよね。体調が優れない状態では、今まで積み上げてきた努力が100%の形で発揮されなくなってしまいます。
こうならないためにも、大学受験を控えた受験生にとって体調管理は非常に大切です。よく「身体は資本」とも言われるように自分自身の体調を管理することは、特に受験生には必要になってきます。
受験を成功させるには、心身ともに健康であることが重要です。なので、受験勉強と同じくらい体調管理にも目を向けないといけません。
今回の記事では、大切な受験を控えた受験生が気をつけないといけない体調管理についてまとめました。
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体調管理は大学受験の結果に大きく関わってくる
体調管理は大学受験の結果に大きく影響してきます。体調管理を制するものは大学受験を制すといっても過言じゃないほど自分自身の体調管理は重要です。
感染症は受験生の敵
一番大切な受験本番のシーズンは冬で、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどの様々な感染症がはやる時期でもあります。
さらに最近では、新型コロナウイルスも発生して、気をつけないといけない感染症がまたひとつ増えてしまいましたよね。
そんな一番大切な受験本番の時期に体調を崩してしまったら、100%の状態で受験に挑めなくなってしまいます。最悪の場合、受験自体ができないという状況にもなりかねません。
そうならないためにも日頃からの体調管理が大切になってきます。
特に、受験本番のシーズンはインフルエンザが大流行します。これは毎年変わらないことなので仕方のないことです。問題は、自分がインフルエンザにかからないために、体調管理を徹底してどうやって付き合っていくのかです。
そんなインフルエンザとの正しい付き合い方を下の記事で詳しく説明しているのでぜひ参考にしてみてください。
体の調子は集中力に直結する
また、体調は集中力にも大きく影響してきます。受験生の多くは、どれだけたくさん勉強したかという勉強時間に目がいきがちですが、本当に重要なのは集中力なんです。
どれだけ勉強時間を取れたとしても、だらだらやってしまったり、すぐに疲れて眠くなったりしては元も子もありません。その勉強時間内にどれだけ集中して密度の濃い勉強ができたかという中身が重要になってきます。
体調が悪いと集中力は低下してしまいます。集中力が低下した状態で勉強したとしても頭に入りづらくて、学んだことが満足に身につきません。
そうならないためにも体調管理は必須になってきますよね。体調管理を徹底して常に万全の状態を保つ。これが集中力を持続するために必要なことです。
なので、集中力や判断力を保ち、疲労を残さないためにも無理をすることは禁物です。
受験勉強には集中力が重要になってくるというお話をしたので、それに関連する集中力についてまとめた記事を紹介します。集中力の重要性はもうすでに理解している人も多いと思うので、さらにこれらの記事を読んで実践してみてください。
受験生がするべき体調管理
「体調管理が大切なことはわかったけど具体駅にどんなことに気をつけるべきなの?」という疑問を抱えている人もいると思います。
このパートで受験生がするべき体調管理をまとめたのでひとつずつ順番に見ていきましょう。
手洗いうがい、アルコール消毒、マスク着用の徹底
自分が受験生という自覚があるのであれば、手洗いうがいは必ず徹底してください。習慣にしてください。これは風邪・感染症予防の基本中の基本です。
外から帰ってきたらまず手洗いうがい。そしてその後にアルコール消毒までできれば完璧です。アルコール消毒のほうが手洗いよりもウイルスを除去できるとされています。なので、感染症予防を徹底するのであればアルコール消毒もするべきと言えます。
また、外出時にはマスクもしたほうが安全です。学校内や電車内など、外に出れば不特定多数の人と接触します。誰がどんな状態で、どんなウイルスを持っているかわかりません。飛沫感染を防ぐためにも外出時にはマスクをしたほうがいいでしょう。
規則正しい生活を送る
体調を整える上で、規則正しい生活を送ることは必要不可欠になってきます。中でも睡眠不足は体に毒です。
受験生の中には勉強時間を生み出すために、夜中まで勉強に取り組む人もいますが頑張りすぎは体に悪影響を及ぼします。
夜遅く寝ることになると、日中に眠くなってしまい集中できない、最悪勉強できないなんてことになったら意味が夜まで頑張った意味がなくなってしまいます。
それなら早く寝て万全な状態で1日を過ごしたほうが良いです。睡眠をきちんと取って、メリハリをつけて勉強するほうが質も高まります。
なので、夜型ではなく朝型の生活にするほうがおすすめです。早寝早起きを心がけて、朝には朝日を浴びてきちんと朝食を摂ってください。
規則正しい生活を送ることで、生活のリズムを作り免疫力を高めることができます。免疫力が高まれば風邪などの感染のリスクも低くなります。
具体的にどのくらい睡眠時間を取ればいいのかを下記の記事で説明しているのでぜひチェックしてください。
またこちらの記事では、朝に勉強する効果とその正しい取り組み方も紹介しています。
食生活を気にする
加えて、受験生にとって、常に万全な体調を保ち続けるために食生活にも気をつけないといけません。
食生活によって体調や集中力も大きく変わってきます。バランスの良い食事を心がけて、3食きちんと食べるようにしましょう。
食事の面では親御さんの協力も必要になってきます。人生の中でも大切なこの受験期を乗り切るためにも、親御さんとしっかりコミュニケーションを取って食事の管理もするようにしてください。
下記の記事で、受験生が食事で摂取するべき栄養や食事を摂るおすすめの時間帯などを紹介しているので一度読んでみてください。
また、集中力を高めて勉強がはかどる食べ物や飲み物をまとめた記事もあります。
外傷に気をつける
受験生は怪我にも気をつけてください。特に手の怪我には要注意です。大事な受験本番で満足に文字を書けなくなるのは致命傷です。
大学受験は、試験の時間が限られるので書くスピードも結果に反映されてきます。
また怪我のせいで、試験とは別のところに気を取られて、思うように問題が解けなかったなんてことになるのはもったいないです。受験期は、スポーツや運動での突き指や転倒には十分に気をつけるようにしてください。
しっかり休養する
疲れが溜まってきたと感じたらしっかり休養してください。計画的にオフの日を作るのもありだと思います。リフレッシュする日もちゃんと設けましょう。
大学受験は勉強期間を合わせるとかなりの長期戦です。
大学受験をスポーツに例えるなら、登山やマラソンに似ています。この2つの競技も最初から飛ばしすぎてしまっては、途中で力尽きてゴールすることはできません。
登山なら途中で休憩を入れたり、マラソンなら水分補給をうまく挟みながらゴールを目指すと思います。大学受験も同じです。休養しないと体が持ちません。
もちろんラストスパートをかけることは大切ですが、長い受験期間を休みなしで乗り切るのはあまりにも無謀です。なので無理はしないようにしましょう。
休むことが悪と考えてしまう人もいますが、無理をした結果、体調を崩してしまい1週間寝たきりの生活になるくらいなら、計画的に休みを取りながら着実に前に進んでいきましょう。
体調管理を徹底して疲れが溜まったと感じたらしっかり休んだほうがいいです。しっかり休んでまた次の日から集中して取り組めば問題ありません。
やるときはやる、休むときは休むとメリハリをつけることが大切です。
勉強中の効果的な休憩の取り方も下記の記事で説明しています。
適度に運動をする
適切にリフレッシュする方法として適度な運動をすることはおすすめです。散歩やジョギング、ストレッチなど簡単な運動を勉強の合間にすると身体に良いです。
適度に運動すれば、睡眠の質も上がったり、気分転換にもなったりして勉強で生まれるストレスも溜まりにくくなります。逆に、運動不足は身体に悪影響を及ぼします。勉強の集中力にも影響してきます。
私も受験期には、どれだけ勉強時間を取っても、朝は散歩、夜はランニングをする生活を続けていました。
そんな運動不足の影響と解消法を下記の記事で紹介しています。
また、勉強の合間にできるおすすめのストレッチ方法はこちらの記事を読んでみてください。
不安や悩みを抱え込まない
不安や悩みを自分の中に抱え込みすぎてしまうのは精神的によくありません。精神的に落ちてきてしまうと勉強する気も起きず、体調が悪化する原因にもなります。
信頼できる人に悩みや不安など今の気持ちを正直に打ち明けてみてください。あなたが信頼をおいている人であれば、あなたの気持ちをしっかり受け止めてくれるはずです。
自分の気持ちを打ち明ける、吐き出すだけでも気分的に大きく変わってきます。非常に気が楽になります。
また、何も考えないオフの日を作ったり、先ほど紹介した運動をしたりすることでストレスを発散しましょう。そうすることで不安や悩みが解消されて、また頑張ろうと思えます。
体にストレスや不安な気持ちを溜めないことが大切です。
ストレスの解消法を下記の記事でまとめています。
模試を詰め込みすぎない
模試を詰め込みすぎるのは体調を崩す原因になり得ます。模試などのテストは、入試本番のような緊張感のある雰囲気とそれに向けた勉強の追い込みなどで、受験生の身体に非常にストレスや負荷がかかります。
これを短いスパンで詰め込みすぎてしまうと当然疲れが溜まってきます。その結果、体調を崩してしまうこともあります。
基本のペースは1~2ヶ月に1回程度にして、模試が増える10~12月は1ヶ月に1~2回を目安にして模試の計画を立てるようにしましょう。
また、これは入試本番でも同じことが言えます。特に地方に住んでいる受験生は、都市部に出てきて短期間に多くの入試を詰め込むことも多いですが、入試本番は模試よりも何倍も強いストレスや負荷がかかるので連続して受験するとなると体調を崩しかねません。
多くの入試を受けたい気持ちもわかりますが、体調を崩すリスクもあることを気をつけて計画を立てるようにしてください。
部屋の環境を整える
体調管理をする上で、自分の部屋の環境づくりも大切になってきます。これは勉強する環境を整えるのはもちろんですが、部屋をきれいにしてホコリやダニなどを部屋にためないことにもつながります。
部屋が汚い、ホコリがたまっていることが原因で体調を崩したり、部屋が乾燥していることが原因で喉を痛めたりしてしまうこともあります。なので、こまめに掃除をするようにしましょう。
また、加湿器や濡れタオルを使って部屋の湿度を保たせる工夫もしましょう。これだけで体調を崩さないための予防になります。
しかし、万が一体調を崩してしまったらどうすればいいのでしょうか?
体調を崩してしまった場合
このパートでは、万が一体調を崩してしまったらどうすればいいのかの説明をしていきます。
無理はせず完治させる
無理はせずにしっかり完治させましょう。体調を崩しているにもかかわらず、勉強しないといけないと焦って無理をしてしまう受験生もいます。
しかし、無理に無理を重ねたところで悪化することしかありません。重要なのは、受験本番に万全な状態で臨んで、自分の100%の力を発揮することです。
しっかり睡眠を取って、よく食べて休養してください。
医者に行く
なかなか状態が良くならないと感じたら医者に行くことをおすすめします。悪化させたくないということなら最初の段階で医者に行っても構いません。
適切な薬を処方してくれるのは医者だけです。自分の症状に合った薬を処方してもらってしっかり治しましょう。
前向きに捉える
体調を崩すと精神的にも影響が出てくる場合があります。「なんでこんな大事なときに体調崩したんだ・・・」と自分のことを責めてしまう受験生もいます。
しかし、体調を崩したとしても落ち込む必要はありません。
受験本番ではなくてよかったと前向きに捉えて、逆にそれだけここまで頑張ってきたんだと自信を持ちましょう。
これは努力の賜物です。頑張っていない人は体調を崩しません。頑張ってきたからこそ体調を崩してしまったんです。身体が休みましょうと言っているんだと捉えてください。
まとめ
大学受験を控えた受験生にとっての体調管理の説明は以上です。
✔️手洗いうがい、アルコール消毒、マスク着用の徹底
✔️規則正しい生活を送る
✔️食生活を気にする
✔️外傷に気をつける
✔️しっかり休養する
✔️適度に運動をする
✔️不安や悩みを抱え込まない
✔️模試を詰め込みすぎない
✔️部屋の環境を整える
今回紹介した体調管理を徹底して、しっかりと自分の体調を整えることが、大学受験で勝ち抜くことにつながっていきます。
何度も言いますが身体は資本です。頑張ることと無理することは違います。
体調を万全にした状況で受験本番を迎えられるように、日頃から体調管理には気をつけるようにしましょう。
また、以下の記事で、効率的に受験勉強をしていくための方法を紹介しています。受験勉強の進め方や勉強法に困っている方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。
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