「大学受験が不安だな…。」
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「毎日、不安な日が続き勉強の身が入らない。」
「勉強をしているけれど、大学受験の合格へのイメージがつかめない。」
このようなことを一度は思ったことはありませんか?
親や学校の先生からのプレッシャーで不安になる受験生はいます。また、模試の点数がなかなか伸びず、実力が付いていないと感じる受験生もいます。
受験勉強を続けていると、本当に第1志望の大学に合格できるのかと不安に思うことはありますよね。受験の不安を持ちながらも、解消できずに受験本番に臨み、失敗してしまう受験生が多くいます。
不安を制するものは受験を制します。
不安を解消することは受験生活において本当に重要なことです。
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受験勉強中に不安を感じる原因
受験勉強をする中で、なぜ不安になるのか考えてみましょう。受験勉強で不安になるということは、不安になる原因があなたの中に存在するのです。
まずは、その不安の原因を見つけることが大切です。
あなたが抱えている原因をはっきりとさせることで、不安を解消する行動も明確になります。行動を明確にすることができれば、簡単に不安を解消することができます。
では、不安の原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
模試の点数が伸びない
模試の点数が伸びないと、不安はどんどん大きくなりますよね。
模試は、入試に一番近いテストの形式です。なので、模試での成績が自分の自信にもなりますし、逆に不安材料にもなります。
模試の点数が伸びないと、「このままだと志望校に合格できずに浪人してしまうかも・・・」「来年の4月に大学のキャンパスで新しい友達と歩いたり、大学の講義を受けているイメージができない」というような、ネガティブな考えを持ってしまう人もいます。
このようなネガティブな考えを持ってしまうと、受験勉強に対する集中力が低下し、なかなか勉強が捗らないというケースにもなります。
周りと比べてしまう
周りの友達と比べてしまうことも、受験勉強中に不安を抱える要素のひとつです。
「周りの友達はどのくらい勉強しているんだろう」「周りの受験生は着々と力を付けているのに、自分はまだまだ力不足で取り残されている気分になる・・・」と不安になる受験生は少なくありません。
この考えになってしまうのはよくわかりますが、周りや他人と比べても良いことはひとつもありません。
周りを気にしすぎてしまう、比べてしまうという行為が、自分自身を追い込む可能性があるので注意が必要です。
親からのプレッシャー
親からのプレッシャーで、受験に対して過度に不安を抱えてしまう受験生もいます。
どうしても親と一緒に暮らしていると、受験勉強について質問されることも多々ありますよね。自分は毎日頑張って勉強しているのに、親から「もっとしっかり勉強しないといけないんじゃない?」と言われると不安になったり、イライラしたりすると思います。
親も悪気があって言っているわけではないと思いますが、受験生にとってはプレッシャーになります。
現に、親からかけられる言葉がストレスになってしまっている人はこちらの記事を読んでみてください。受験勉強中の親とのうまい付き合い方やストレスをためない方法などを紹介しています。
先が見えない
「この先自分はどうなっていくのだろう・・・」「万全の状態で受験本番を迎えられるのかな・・・」
こんな思いを抱えている受験生も多いのではないでしょうか?
人間は、先が見えないことに対して不安を感じます。筆者も受験生の時は、先が見えない未来に不安を抱えていました。
特に2020年は状況が悪化しています。新型コロナウイルスの影響で、学校が休校になったりいろんな行事が中止になったりして、この先どうなっていくのかがまったく見えません。
受験生にとっては本当に不安だと思います。
この新型コロナウイルスが受験へどう影響を及ぼすのか、そして受験生はこの不測の事態にどう対応していくべきなのかについてまとめた記事があるので、現在不安を感じている受験生はぜひ合わせてご覧ください。
しかし、現在抱えている不安を見つけて解消していく動きをすることによって、状況は好転します。
なので、ここからは不安の見つけ方やその解消法をご紹介していきます。
受験勉強中の不安を解消する方法
受験の不安を解消する方法は数多くあります。その中でも、筆者自身が受験生活で役立ったものをご紹介していきます。
ご紹介する方法の中に、自分に合うと思ったものがあれば、是非取り入れてみてください。
不安なことを書き出してみる
受験勉強をしていると、たくさんの不安に悩まされることがあります。多くの不安が頭によぎり、精神的によくない状態になります。
そのような時に効果的なのが、不安なことを全て書き出してみるということです。実際に書いてみることで、不安を一目瞭然にすることができます。
また、書きだすことによって自分が何に不安を感じているのか整理することもできますし、不安への対処にもつながります。
もし、不安があるときは、ノートやスマホのメモ帳に書いてみましょう。
紙やスマホのメモに不安要素を箇条書きで書いてみよう
勉強を続けること
受験勉強の中で起こる不安のナンバーワンと言えるものに、学校の試験や模試の成績があります。
成績が伸びないという不安に一番効果的なのは、勉強を続けることです。しかし、ただ勉強を続けても意味がありません。大事なのは、自分の弱点を見つけることや勉強時間を見直すことです。
模試で間違った問題があれば、できなかった原因を分析してみましょう。数学の問題であれば、どのようにミスをしたのか分析をします。英語の場合、どの単語や文法を覚えておくべきだったのかを確認します。
丁寧に分析をすることで、自分の苦手分野を見つけることができます。苦手分野を克服することができれば、受験本番までの不安を和らげることができます。
勉強時間も見直してみましょう。ただ、ダラダラと勉強をしたり、夜遅い時間まで勉強をしていることはありませんか?
まずは、勉強の時間に区切りをつけてみましょう。「1時間勉強したら、5分休憩をする。夜は23時までしか勉強しない。」このようにメリハリを付けることも勉強を続けるコツです。
・苦手分野を単元別に書きだしてみる ・勉強時間を見直し、メリハリをつける
勉強を習慣化させる方法をこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
音楽を聴いてみる
不安なときこそ、音楽の力は偉大です。勉強の合間に好きなアーティストの歌を聞くと、不安解消につながります。心が楽しくなるような歌、心が落ち着くような曲を聞いてみましょう。
また、好きな歌を口ずさむことで、受験のストレス解消になる場合もあります。音楽にはリフレッシュ効果があるので、とてもおすすめな不安解消法です。
受験勉強の音楽の活用法についてまとめた記事もあるので、合わせてご覧ください。
受験生だからこそ規則正しい生活をする
大学受験は生活リズムが崩れがちです。夜遅くまで勉強をすることが多く、運動の量が減って、間食が増えてしまうこともあります。
受験で一番エネルギーを使う部分は脳です。脳がきちんと働かないと、勉強したことが頭に入らず、自分の実力を模試や受験本番で発揮できない場合があります。
きちんと3食食べるように意識をして、睡眠時間を自分できちんと決めることがとても重要です。
私自身も、睡眠時間を削って勉強をしたことがありましたが、その時は成績は思うように伸びませんでした。睡眠時間をしっかり取るようになってから、脳がきちんと働くようになり、成績は伸びていきました。
受験生は3食バランスの良い食事を心がけ、早寝しよう
また、下記の記事で、具体的な受験生におすすめの食事と栄養素、そして理想の睡眠時間を紹介しています。
どんな食事を摂ればいいのか、どのくらい睡眠時間を取ればいいのかに困っている方は、ぜひ読んでみてください。
友達と話す
友達は受験のライバルであり、友でもあります。友達もあなたと同じように、受験の不安を抱えながら勉強をしています。不安なときは友達と話し合うのも一つの方法です。
勉強の合間に人と話すことはちょっとしたリフレッシュになります。また、友達と話すことで受験勉強の悩みや勉強方法に気づくこともあります。
友達と何気ない笑い話や、これから大学受験の不安について、お互いに話合ってみましょう。
名言を見る
名言を見て心を落ち着かせることで、不安を取り除きましょう。
常に目に触れさせるために、お気に入りの名言の画像を保存して、携帯のロック画面や壁紙にするのもおすすめです。
受験に対して不安を感じたら、こちらの受験への不安を和らげてくれる名言集も読んでみてください。勇気をもらえます。
合格した未来を想像する
受験勉強中に不安を感じた時に、合格した未来を想像することもおすすめです。
志望校の入試に合格して、大学生活を満喫している自分の姿を思い描けば、そのために頑張ろうと思えます。
そして、その合格した自分は、今勉強を頑張っている自分に向かって何て言うでしょうか?志望校に合格した自分の立場になってみて一度考えてみてください。
「志望校に合格できたのは、不安ばかりだったけどがむしゃらに勉強したあの時の努力のおかげだ」「諦めそうになったけど、あの時諦めなくて本当にありがとう」
きっと合格した自分は、このような言葉をかけるはずです。不安を抱えながらも、今の自分が諦めずに勉強するから合格に近づくんです。
受験本番で不安な気持ちを解消する方法
受験生活で一番緊張し、不安になる場面といえば何でしょうか?それは受験本番です。
受験本番は今まで頑張ってきたことを発揮する場面ですが、実力を発揮できるのかと不安になることは自然なことです。
受験本番で緊張を落ち着かせる方法にはどのようなものがあるのかご紹介します。ここで紹介する方法は実際に私が行い、無事に受験を突破できたものです。
模試や過去問でできなかった問題を見直す
受験本番直前では、見直したい問題がたくさん出てきます。実際の受験本番直前では時間がなく、ほとんど見直すことはできません。
受験本番でできることは、今まで自分が解いた模試や過去問、参考書の問題で、できなかった問題をさらっと見直すことです。
今まで解いた問題でできなかったところは、本番でも間違う可能性が出てきます。軽く復習するだけでも、自分ができないところを見直すことができるので、不安や緊張を和らげることができます。
受験本番までに間違った問題を記録するノートを作成しておくと、とても便利なのでオススメです。
間違った問題を記録するノートがあれば、受験本番は怖くない
自分に大丈夫だと言い聞かせる
受験本番で緊張を和らげる方法は限られてきます。最後に自分は大丈夫だと言い聞かせてみましょう。
ここまで努力してきた自分を信じてあげてください。最後に自分を励ましてくれるのは自分自身です。
「受験を無事に突破してやる」「自分なら大丈夫」という気持ちをもう一度、言い聞かせることで緊張を和らげることができます。
深呼吸をしてみる
受験本番で緊張を和らげたいときは、お腹から息を吸って吐く深呼吸をしてみましょう。深呼吸をすると、リラックスすることができます。
深呼吸は人の副交感神経を活発にさせ、神経の高ぶりを抑える効果があります。受験本番で緊張しているときは深呼吸をして気持ちを落ち着かせ、いつものコンディションに戻しましょう。
また、深呼吸には集中力を高める効果もあります。集中力を高めるには、脳がきちんと働く必要があります。
脳は正常な働きをするために、酸素を必要とします。酸素が不足してしまうと、集中力、思考力低下や記憶力低下につながります。
深呼吸をすると、脳が酸素を補給することができるので、勉強のパフォーマンスも高くなるのです。
口から息を吐きだし、鼻から空気を吸い、また口から息を吐く
周りの受験生を気にしない
受験会場に着くと、今までにないくらいの数の受験生を見ることになります。受験会場では、周りの受験生に注目をしてしまうことがあります。
ある受験生は参考書を見ていたり、別の受験生は本番直前なのにスマホを触るといった光景を目にする場合があります。また、他の受験生が賢く見えたり、余裕があるように見えてしまう場合もあります。
もし、そのように思ってしまっても気にしてはいけません。実際、あなたと同じく周りの受験生も本当に緊張しているのです。
実際に、私もそのような状態だったのですが、周りを気にしたところで試験に合格するわけではないのです。周りを気にするのではなく、目の前の試験に集中し、最後までできることだけを考えてみましょう。
大学受験の本番で緊張しない方法をご紹介していますので、緊張を解きたい方は下の記事をクリックしてください。
また、こちらの記事では、受験本番中に緊張で頭が真っ白になった時の対処法も紹介しています。
まとめ
今回は受験の不安や受験本番の緊張を解消する方法をご紹介しました。
受験の不安を解消することや受験本番の緊張を和らげる方法は意外とシンプルな方法ばかりです。
裏技が存在するのではなく、毎日の準備が不安や緊張を消してくれるのです。
今回ご紹介した方法は受験生活で役に立つものばかりです。自分に合う方法があれば、その方法を取り入れてください。受験生活は行動あるのみです。大学合格に向けて頑張っていきましょう。
また、大学受験を失敗した人の失敗談や大学受験に失敗する人の特徴をこちらの記事でまとめています。
現状、あまり大学受験のイメージが掴めず、なかなか勉強をできていないという方は、モチベーションアップにも繋がるので、ぜひこちらの記事を読んでみてください。
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