勉強を始められないというのは受験生にとって大きな悩みです。
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「勉強し始めれば集中して取り組めるのに、勉強し始めるまでに時間がかかってしまう・・・」という受験生も多いのではないでしょうか?
速やかに集中し始めると勉強効率が上がります。より短い時間で終わらせれば休憩の時間を確保することも出来ます。
素早く勉強し始めたほうが良いのは明確ですよね。
わかっているけどなかなかすぐに始められないという受験生のために、今回は、勉強を始めることができない原因や勉強をしやすくなる方法を紹介していきます。
ぜひこの記事を参考にして、すぐに勉強し始めるためのきっかけを作ってください。
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勉強を始められない原因
勉強を始められないのはなぜでしょうか?多くの受験生が勉強まで時間がかかる原因はいくつかあります。
まずは、すぐに勉強を始められない原因を紹介していきます。
勉強が習慣化していない
勉強が習慣化していないと、中々始めることが出来ません。
勉強が習慣化していないのには以下の2つの理由があります。
- 毎日同じ時間に勉強しない
- ながら勉強をしている
習慣化出来ると、毎日きまった時間に勉強を始めることが出来ます。
具体的な勉強を習慣化する方法は以下の記事にまとめているので合わせてご覧ください。
スマホを触ってしまう
勉強が始められない原因として、スマホを触り始め、ついつい勉強時間になってもそのまま触り続けてしまったということはありませんか?
スマホを触るとその分勉強時間が無くなっていきます。動画やSNSを見ていると自分が思った以上に時間が経ってしまいます。スマホは受験生にとって時間泥棒です。
そのため、スマホを使う時間を決め、時間になったらアラームがなるようにするなどの対策が必要です。
勉強ができる環境が整っていない
勉強が始められない原因の一つに自分の部屋の環境が悪い場合があります。
例えば、部屋の机が本や物で散らかっていてついつい気が取られてしまうなどです。
部屋が散らかっているととても集中できません。逆に、部屋を片付けると気を取られるものがなくなり集中しやすくなります。
もし、部屋が散らかっているなら一度キレイに片づけてみましょう。
勉強をマイナスイメージで考えている
「勉強は難しいし、しんどくて苦しい」
ほとんどの受験生は勉強をこのように考えています。これだとなかなか始められません。
ただ机に向かってひたすら問題集を解くように、何も考えずに問題を解くだけでは受験勉強はただの苦行になってしまいます。
受験勉強には忍耐も必要ですが、成績が上がっていく過程を実感したり行きたい大学に受かった自分を想像するなどして、プラスのイメージを持つことが大切です。
勉強のハードルを自分で上げている
勉強が始められない原因の一つに、ハードルの上げすぎがあります。
「今から数学の問題集を30ページやるぞ!」と意気込んでも、実際には最後まで終わらないことがほとんどです。
意気込むことは大事ですが、無理な目標を立て、達成できないことが続くとモチベーションがどんどん下がります。
よって、「英単語を10個覚えてみる」や「数学の問題を1問解く」のように小さい目標から達成するように考えましょう。
勉強を始められない人が始めやすくするための方法
どうしても勉強が始められない場合にすぐ取り掛かれるための方法を紹介します。今回紹介する方法は意外にも簡単なことが多いです。
勉強を始めやすくするには、手軽にできることが大切です。ぜひ参考にしてみてください。
小さな目標を立てる
受験勉強をしていく中で、「何月までに○○を完璧にしよう」など大きな目標は決めているかと思います。
勉強を始めやすくする為には、より小さな目標を立てることが大事です。
「今日は参考書の何ページまでやろう」更に言うと「1時間後までに何ページまでやろう」など、小さな目標を立てることで、ハードルが下がり勉強を始めやすくなります。
目標を立てる際には、「だらだらやったら間に合わないけど頑張れば間に合う」くらいの量を設定するのがおすすめです。
まずは10分間勉強してみる
勉強を始められない時にまず10分間だけやってみようとすることはとても効果があります。
例えば、スポーツをする時もいきなり本格的に試合はしません。最初は準備体操やウォーミングアップから始めて体を慣らします。
それと同じで最初から2時間がんばると意気込むより、10分間だけがんばろうとする方がハードルが低く、取り組みやすいです。
最初の10分間は、取り組みやすい科目からして調子を作りましょう。
✔️簡単な数学の基本問題を3問解く
✔️英単語を10個覚える
✔️古文の基本的な文法問題を解く
一度取り組めば後は自然と勉強を進めることが出来ます。
勉強の時間ではなく内容を決める
勉強を時間で区切ってしまうと始められない原因になってしまいます。
何故なら、漠然と時間だけ決めても、具体的に何をするかを決めないと目標もなしに問題を解くことになりモチベーションが落ちるからです。
勉強は時間ではなく、分量で決めてみましょう。
✔️数学の二次関数の問題を5問を3周する
✔️英文法の関係代名詞の重要部分をまとめる
✔️日本史の鎌倉時代の重要人物をノートに書く
ポイントは少し具体的に書いてみることです。何をするかが明確に決まればとても取り組みやすくなります。
勉強場所を変えてみる
勉強を始められないという時に場所を変えるのはとても効果的です。
同じ場所だとマンネリ化してしまったり、集中力がどうしても続かない場合があります。
勉強場所として使える場所は自宅以外にも色々あります。
✔️カフェ
✔️図書館
✔️学校の教室
✔️塾の自習室
自宅よりも図書館が合っていた。塾の自習室より自宅のリビングが勉強しやすかったという声もあるくらいです。
気分転換も兼ねて自分に合った場所を探してみましょう。
おすすめの勉強場所を紹介した記事もあるので参考にしてみてください。
音楽を聴いてみる
勉強が始められない時に音楽を聞くという手もあります。
好きなアーティストの歌を聴くことでモチベーションが上がりますし、音楽を聞くことを勉強開始の合図にすることで集中力を高めるという方法があります。
他にも、音楽の活用方法はたくさんあります。
✔️勉強前の準備で聴く
✔️休憩中に音楽を聴きながら口ずさむ
✔️アルバムの曲が全て終わるまでに問題を解く
✔️洋楽を聴いてリスニングの練習
受験中の音楽の活用方法は無限大です。気に入った方法を見つけると受験も楽しくなります。
詳しくは下の記事にまとめているので参考にしてみてください。
名言集を読んでみる
勉強を中々始められない時には、受験に関する名言を読んでモチベーションを高めるのもおすすめです。
自分の心に刺さる名言があれば、やる気を高めてくれたり不安を軽くしてくれます。また、気に入った名言があれば、待ち受けに設定しておくと、勉強が始めやすくなるかもしれません。
受験勉強におすすめの名言集は以下の記事にまとめているので合わせてご覧ください。
軽い運動をしてみる
あえて勉強前に運動をしてみるという方法もあります。激しい運動ではなく軽い運動です。軽い運動にはウォーキングや軽い筋トレ、10分間のランニングがあります。
受験勉強での運動不足についての記事にも書いていますが、運動することで筋肉がほぐれ、血流が良くなるため頭の回転が良くなります。
その上、軽い運動はリラックス効果があり集中力を高められるのです。
この方法はとてもオススメなので、勉強をなかなか始められない時はぜひやってみてください。
友達と一緒のタイミングで勉強する
一人でなかなか勉強が始められないときは友達と協力して始めるのも一つの方法です。
友達と時間を決め、一緒にスタートすることで強制的に始めることができます。
もし途中でサボりたくなっても、友達ががんばる姿を見れば自分もがんばろうと思えるはずです。
また、受験勉強を友達とすることで、お互いにわからないところを教えあったり、受験のモチベーション維持にとても役に立つというメリットもあります。
仮眠をとる
本当にどうしても勉強を始められない時には、仮眠をとるのも良いかもしれません。
仮眠をとると脳の疲れをとることが出来るので、頭がすっきりとして勉強を始めやすくなります。
勉強の前の仮眠の効果的なとり方については、以下の記事にまとめているので合わせてご覧ください。
まとめ
勉強をなかなか始められないと思うばかりでは大学受験を乗り越えることができませんし、何も考えずにただやっていてもおもしろくありません。
・まずは10分間勉強してみる
・時間ではなく勉強内容を決める
・勉強場所を変えてみる
・音楽を聴いてみる
・軽い運動をしてみる
・友達と一緒のタイミングで勉強する
今回、紹介したこれらの方法を取り入れてみることが大切です。その中から、自分に合う方法を探して続けていくようにしましょう。
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