浪人がつらいという人は多いですよね。その原因の多くはメンタル面にあり、浪人生活においてはメンタル面がかなり重要になってきます。
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今回は、そんな浪人がつらいと感じる主な原因やそのメンタル面でのマネジメント法などを紹介していきます。
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浪人がつらいと感じる理由
まずは、なぜ浪人がつらいと感じるのか、その理由について紹介していきます。
センスや才能がないので、1年後どうなるのかが分からず不安
浪人生活では、現役時代にやっていた内容の勉強を何度もやっていくことになります。
そのため、現役時代の勉強で受からなかったという事実から本当に自分の勉強の仕方があっているのか?と不安になり、自分にはセンスや才能が無いと思い込んでしまうことがあります。
その結果、1年後が不安になってきて、「1年後自分はどうなっているんだ」とネガティブな方向に考えてしまい、どんどんつらくなっていってしまいます。
同級生が大学で楽しそう
浪人していて、予備校や自宅で勉強している時に、ふとSNSを見たときに同級生が大学やサークルで楽しんでいる様子を見かけることがあるかと思います。
それを見て、「良いな、楽しそうだな」と思ってしまうのは浪人生活では必ずと言ってよいほどあります。
また、たまに同級生とご飯に行った時でも、同級生が大学で楽しんでいる様子を聞かされて、ついつい自分と比べてしまい、羨ましいなと感じることもあるかと思います。
そういうことがあると、どんどん自分の浪人生活が惨めになって、つらくなっていくことがあります。
自分だけが不合格になった屈辱から抜け出せない
現役時代に、いつも一緒に勉強していた人や同じ大学を目指していたライバルが志望校に合格したのに、自分だけ不合格になってしまい、その屈辱から中々抜け出せないという人は案外多くいます。
もちろん、その友達やライバルが受かったことを自分に自慢してくることはないかと思いますし、相手も気を遣って喜ぶのを抑えてくれたりはしてくれていたかと思います。
しかし、何となく心の距離が出来てしまったと感じてしまうんですね。
そして、「どうして自分だけがこのままなんだろう」という気持ちから、浪人生活がどんどんつらくなっていってしまいます。
予備校や受験費用などがかかり、親に申し訳ない
浪人したら、もちろん宅浪の人もいますが、多くの人が予備校に通います。
そうすると、予備校の授業料や参考書代、模試のお金、また大学の受験料などかかるお金は馬鹿になりません。
現役時代にも多くのお金がかかっていたのに、さらに多くのお金がかかると、親に申し訳なく思う気持ちが表れてきてしまうことは多いです。
そういう、親に申し訳ないという思いから、どんどん浪人しているのがつらくなってしまうことがあります。
浪人にかかる費用についてはこちらの記事を見てください。
浪人生活ではメンタルが大事
浪人生活においては、学力も大事ですが、何よりもメンタルが大事です。
というのも、浪人生活では自由な1年間が与えられます。
その時間を有意義に使うのか、無駄に使うのもその人次第になってきます。つまり、有意義に使うには、何よりも自由な時間に耐えれるくらいの強い気持ちが必要です。
メンタルが安定していないと、どんどん勉強も出来なくなっていき、自由な時間を逆に遊びなどに使ってしまいます。
また、模試の度などに一喜一憂してしまい、勉強に手が付けられなくなってしまいます。
自由な1年間という時間をどう上手く使っていくという面でメンタルが非常に大事になってくるということを覚えておきましょう。
浪人でつらいと感じた時のメンタルマネジメント法
では、浪人でつらいと感じたときには、どのようにその状態を脱却して勉強に切り替えれば良いのでしょうか?ここでは、そんな浪人でつらいと感じたときのメンタルマネジメント法について紹介していきます。
先の事は考えず、”今”に集中する
先ほども書いた通り、この先がどうなるかが分からずに不安だということは浪人生活では必ずあると思います。
それを思っているからダメかというと、そうではなくてそれは誰しもが考えることなので問題ないです。
これは日常生活でも同じで、例えば浅瀬で足先しか浸からないような海が怖いと感じる人は中々いないと思います。
ただ、水中が見えずにどのくらいの水深なのかが分からないような海は怖いですよね。
このように人間は、先が見えない事に対しては、不安に思ったり、恐怖を感じたりします。
これは浪人でも同じなので、そう思うことを変えようとするよりも、先の事はまず考えずに、一瞬一瞬の一問、一ページということを考えるようにしましょう。
「この問題解くぞ!」や「何ページまでやるぞ!」というようにしっかりと目で見て分かるような事を積み重ねていくことで、最終的に合格に近づいていきます。
なので、先が見えずに不安だという時には、そんなに先を見ずに目の前の”今やっている事”に集中するようにしましょう。
親に感謝して、お金のことは一旦忘れる
先ほども書いた通り、浪人すると当然多くのお金がかかります。
中には、浪人しながらアルバイトをして少しでもそのお金の足しにするという人もいるでしょう。もちろんそれでも良いのですが、親がどんな思いでお金を出してくれているのかを忘れないようにしましょう。
誰もどうにでもなれというような気持ちでお金をだしていません。「あなたに合格してほしいから」という気持ちで大事なお金を出してくれています。
なので、浪人して目指すべきなのはまず志望校合格で、お金のことはしっかりと感謝して、一旦忘れましょう。
お金に関しては、しっかりと志望校に入って、社会に出てから働いて返せば良いです。
世界にはそもそも勉強出来る環境すらないという人がたくさんいます。なので、そのような親への申し訳なさからつらさを感じてしまったら、「今頑張って、将来何倍にもして返すぞ!」というモチベーションに変えて勉強するようにしましょう。
自分に合った息抜きを見つける
長い間授業を受けていたり、自習をしていたりすると、知らない間に体にストレスが溜まっています。また、そのままそのストレスを放っておくと、不安になってきたり、集中できなくなってしまいます。
そのため、自分に合った息抜きを見つけることが大事です。
ただ、何時間も息抜きをしてしまうと、そこからの切り替えも大変なのでダメです。ポイントは、10分ほどの短時間で出来ることです。
例えば、以下のようなことです。
✔音楽を聴く
✔好きな芸能人や芸人の動画を見る
✔家の近くを散歩する
このような息抜きを挟むことで、つらいと感じることも少なくなっていきます。
月に1日オフの日を作る
浪人している間は、1日のほとんどを勉強して過ごすと思うので、いくら小さな息抜きを挟んでも疲れは溜まっていきます。
なので、月に1日何も勉強しないという日を作るのがおすすめです。
その日は友達と遊びに行ったり、ゆっくり寝たりすることで、リラックスにもなりますしかなり疲れも取れます。
ただ、中には1日ずっと勉強していなかったら逆に焦りからストレスが溜まるという人もいるかと思います。そういう人は、午前中だけ勉強するとかと決めても良いですね。
疲れが溜まってダラダラと勉強をしているよりは、丸1日休んでしまったことの方が次の日からも頑張れるので良いです。
もちろん自分の進み具合によりますが、ずっと勉強していてつらいなと感じたときには、思い切って1日休んでしまいましょう。
志望校について調べる
浪人したということは、どうしても行きたいと思っている大学があるはずです。志望校のラインをどんどん落としていったら、現役時代でも合格していたはずですからね。
なので、つらいなと感じたときには、その自分が行きたいと思っている志望校についてとことん調べて下さい。
ネットで調べてみたり、パンフレットを見たり、実際に学園祭に参加してみたりとその方法は様々です。
そうして、自分がそこの大学で実際に過ごしているということを思い浮かべてみることで、より志望校への気持ちが強くなり、モチベーションに繋がります。
なので、浪人していてつらいなと感じたときには、自分の志望校について調べてみるのもおすすめです。
まとめ
浪人していると様々な要因でつらいと感じることがあるかと思います。そういう時には、今回ご紹介したようなメンタルマネジメント法を使って、うまく気を落とさないようにしましょう。
また、こちらの記事で浪人で成功する人と失敗する人の違いを紹介しています。浪人する人の中での成功する人と失敗する人の違いを知りたい方は、ぜひ合わせてご覧ください。
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