九州地方で唯一の旧帝国大学である九州大学。
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九州地方で唯一ということもあり、受験生からは高い人気を誇っています。今回は、そんな九州大学の入試について、それぞれの学部の配点から各科目の傾向や対策まで幅広く紹介していきます。
九州大学を志望している人にとっては、かなり有意義な情報になるかと思うので、是非参考にしていって下さい。
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九州大学入試の基本情報
まずは、九州大学の各科目の試験時間や各学部の配点などの基本情報について紹介していきます。
試験時間
それぞれの科目の試験時間は次のようになっています。
※古文が無い場合は80分
・数学(文系):120分
・数学(理系):150分
・理科:150分
・社会:90分
・外国語:120分
配点(文系)
文系の各学部でのセンター試験と二次試験のそれぞれの配点は次のようになっています。
共創学部
・国語…100点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理B
公民:倫理政経
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学
※基礎を付した科目は2科目で1科目
※地歴・公民及び理科から3科目選択で200点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目100点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目100点
・英語…400点
・小論文…300点
文学部
・国語…50点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目25点
公民:倫理政経
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学
※基礎を付した科目は2科目で1科目
※地歴・公民及び理科から3科目選択で200点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目100点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目100点
・外国語…英語、フランス語、ドイツ語から1科目150点
・国語…150点
・地歴…世界史B、日本史B、地理Bから1科目100点
教育学部
・国語…100点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理
公民:倫理政経
※地歴・公民から2科目選択でそれぞれ50点
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学
※基礎2科目または発展2科目から選択で50点
・数学…数学1・A必須、数学II・B、簿記、情報関係基礎から1科目で計100点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目100点
・外国語…英語、フランス語、ドイツ語から1科目200点
・国語…200点
法学部
・国語…50点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目50点
公民:倫理政経50点
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学
※基礎2科目または発展2科目から選択で50点
・数学…数学1・A必須、数学II・B、簿記、情報関係基礎から1科目で計100点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目50点
・外国語…英語、フランス語、ドイツ語から1科目200点
・国語…200点
経済学部
・国語…50点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目100点
公民:倫理政経
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学
※基礎2科目または発展2科目から選択で50点
・数学…数学1・A必須、数学II・B、簿記、情報関係基礎から1科目で計100点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目100点
・外国語…英語、フランス語、ドイツ語から1科目200点
・国語…200点
配点(理系)
理系の各学部でのセンター試験と二次試験のそれぞれの配点は次のようになっています。
医学部
・国語…100点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目50点
公民:倫理政経50点
・理科…物理、化学、生物から2科目100
・数学…数学1・A必須、数学II・B、簿記、情報関係基礎から1科目で計100点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目100点
・外国語…英語、フランス語、ドイツ語から1科目200点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学で250点
歯学部
・国語…100点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目50点
公民:現社、倫理、政経、倫理政経から1科目50点
・理科…物理、化学、生物から2科目100点
・数学…数学1・A必須、数学II・B、簿記、情報関係基礎から1科目で計100点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目100点
・外国語…英語、フランス語、ドイツ語から1科目200点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2科目250点
薬学部
・国語…100点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目50点
公民:現社、倫理、政経、倫理政経から1科目50点
・理科…化学必須、物理、生物から1科目で計100点
・数学…数学1・A必須、数学II・B、簿記、情報関係基礎から1科目で計100点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目100点
・外国語…英語、フランス語、ドイツ語から1科目200点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2科目250点
工学部
・国語…100点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目50点
公民:倫理政経50点
・理科…物理、化学で100点
・数学…数学1・A必須、数学II・B、簿記、情報関係基礎から1科目で計100点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目100点
・外国語…英語、フランス語、ドイツ語から1科目200点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学で250点
芸術工学部
・国語…100点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目100点
公民:倫理政経100点
・理科…物理、化学、生物、地学から2科目100点
・数学…数学1・A必須、数学II・B、簿記、情報関係基礎から1科目で計100点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目100点
・外国語…英語、フランス語、ドイツ語から1科目200点
・理科…物理基礎・物理必須、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1科目で計250点
農学部
・国語…100点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目50点
公民:現社、倫理、政経、倫理政経から1科目50点
・理科…物理、化学、生物、地学から2科目100点
・数学…数学1・A必須、数学II・B、簿記、情報関係基礎から1科目で計100点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目100点
・外国語…英語、フランス語、ドイツ語から1科目250点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から2科目250点
英語の傾向と対策
ここでは、九州大学の英語の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
九州大学の英語は、5つの大問から成っていてその内訳はほとんどの年で以下のようになっています。
大問4…自由英作文
大問5…和文英訳
長文は、小説や随筆・論説文など様々なジャンルの問題が出題されるので総合的が学力が求められます。
また、自由英作文については100文字程度で、しっかりと世の中の様々な問題などに対する自分の意見を述べる必要があります。和文英訳も配点が高めになっているので、長文だけではなくこれらについてもしっかりと対策をしておく必要があると言えます。
長文の対策
九州大学の長文は、英語ではなく日本語で答える問題が多いです。
その為、長文をなんとなくのイメージではなくて、しっかりとした日本語で理解する力が必要になってきます。また、それだけではなく、長文の中で筆者が何を伝えたいのかというのを正確に把握する必要があります。
この対策としては、普段の学習の際から、”it”や”he”などを単に”それ”、”彼”などと大雑把に訳すのではなくて、その指示語が一体何を指しているのかを正確に追いながら読むことが大事です。
これをすることによって、長文をしっかりとして日本語で理解できるようになります。また、主語を読み違えて、話を勘違いしてしまうなんてこともなくなるので、話の内容がより分かるようになり、筆者の言いたいことについても把握できるようになります。
その上、最初にも書いた通り、様々なジャンルの問題が出題されるので、「小説は得意だけど、随筆は苦手だ」というような苦手分野を作らずに、様々なジャンルの問題を満遍なく解いておくこともとても大事なので意識しましょう。
自由英作文の対策
先ほども書いた通り、自由英作文では与えられた課題に対する自分の意見を100文字程度で書くという問題が出題されます。
これに関しては、与えられた課題からいきなり英語で意見を書いていくというのは中々難しいかと思います。その為、まずは日本語で回答を作ってみてから、それを英語に訳すという過程を踏むようにしましょう。
そうすることで、いきなり英語で書いていく場合と比べても、まとまった英文を作れるようになります。
また、九州大学のような自分の意見を書く問題では、基本的には「主張⇒理由⇒再主張」というような流れで書いていくことが多いです。
なので、どんな問題が出てきたとしても使えるような、”私は~だと思います。”や”その理由は~です。”のような表現については、いつでも使えるように丸暗記しておくようにしましょう。
この英作文では、どうしても「正しいことを書こう」とか「難しい英単語や文法を使って書こう」という風に思いがちですが、全くその必要はないということを覚えておきましょう。
採点官が見るのは、そのような部分ではなくて、あくまでも“英文としてしっかりと成り立っていて、言いたい事も分かるか”ということです。これを満たすには、シンプルかつ簡単な英文で十分なんですね。
変に難しい英文を書いてしまっても、それで間違えてしまっては全く意味がありませんからね。なるべくシンプルで分かりやすい英文を書くことを意識しましょう。
自由英作文のおすすめの問題集については、以下の記事でまとめているので合わせてご覧ください。
和文英訳の対策
九州大学の和文英訳では、日本語で書かれている長い文の一部を英語に訳すという問題が出題されます。
この問題を解く際に、いきなり該当する部分だけを見て英語に訳すのでは駄目です。具体的には、以下の手順を踏むことが大事です。
↓
↓
こうしていきなり英文を書いていくのではなくて、より分かりやすい日本語に変えてから英語に訳していくことで、格段に英文を書きやすくなります。
文系数学の傾向と対策
ここでは、九州大学の文系数学の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
九州大学の文系数学は、4つの大問から構成されていて近年の頻出の分野は以下の通りです。
・ベクトル
・確率
・整数
・三角関数
・数列
この中から満遍なく出題されているのですが、特に毎年出題されているのが微分・積分と確率です。
基本的には、時間的にもかなり余裕があってその難易度も年々易しくなってきているので、きちんと勉強をした人はしっかりとそれが点数に反映されるような試験であると言えます。
対策
先ほども書いた通り、九州大学の文系数学の難易度はあまり高くありません。具体的には、4つある大問の内2~3問が標準レベルの問題になっています。
その為、それらの問題を落とさずにしっかりと点数を取れたら、合格点は取れます。つまり、標準的なレベルの問題を多く解いておくことが大事です。
分野については満遍なく出題されているので、特に頻出である微分・積分と確率を中心に様々な分野の問題を幅広く勉強しておくようにしましょう。
おすすめの問題集は、『一対一対応の演習』です。
この問題集は、各分野ごとに分かれているのですが、amazonの数学参考書の売り上げランキングにおいて常に10位以内に入るほどの人気問題集です。
問題数はそこまで多くはなく、その分厳選された問題が収録されているので効率的に数学の力を付けていくことが出来るというのが魅力です。
『一対一対応の演習』の具体的な使い方については、以下の記事でまとめているので参考にしてみて下さい。
理系数学の傾向と対策
ここでは、九州大学の理系数学の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
九州大学の理系数学は、全問記述式の5つの大問から構成されていて、近年の頻出分野は以下の通りです。
・数列
・複素数平面
・ベクトル
・確率
・極限
・三角関数
この中でも、特に微分・積分は大問2つで出題されることが多く、最頻出分野となっています。
それぞれの大問が幾つかの小設問から構成されていることが多く、前半の設問の内容を後半の設問でいかに利用できるかを問うのがほとんどです。
その為、大問の後半の問題は非常に難易度が高くなっていることもありますが、前半は基本的な内容の問題ばかりです。ただ、後半でも奇問と呼ばれるような問題は出題されないので安心です。
なので、いかに前半の基本的な問題でミスなく失点を防ぐかが合否を大きく分けると言えます。
対策
理系数学も、先ほどの文系数学と同様に、その難易度はあまり高くなく標準です。
なので先ほども書いた通り、いかに基本的な問題でミスを防いで得点を積み重ねていけるかがポイントになってきます。また、各設問の関連性が高いので、各大問の最初の方の設問の基本的な問題で間違えてしまうと、その後の問題もドミノ式に間違えてしまいます。
その為、いかに基本的な問題でミスをしないかが大事なんですね。
この対策としては、標準的な問題集をしっかりとやり切ることが何よりおすすめです。そのような問題集を使って、しっかりと各分野の典型問題の解法に慣れておきましょう。
おすすめの問題集は、『理系数学の良問プラチカ』です。
この問題集は、網羅性が高い上に解説が非常に丁寧に書かれているので独学にも圧倒的に向いています。なので、疑問点を残すことなく進めていくことが出来ます。
理系数学の良問プラチカの具体的な使い方については、以下の記事でまとめているので合わせてご覧ください。
国語の傾向と対策
ここからは、九州大学の国語の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
国語は、4つの大問から構成されていて、大問1と2が現代文、大問3が古文、大問4が漢文となっています。
現代文
2つの大問で出題される現代文では、評論文が出題されて、主な出題される問題は以下の通りです。
・説明問題
・抜き出し問題
他の国公立大学の現代文と比べてもその難易度は少し高めになっていて、特に時間的にシビアな試験であると言えるので、しっかりと早いスピードで解いていく必要があります。
古文
古文では、主に以下のような問題が出題されます。
・単語の意味
・現代語訳
・説明問題
・敬語の判別
・和歌の説明
・文学史
様々な形式の問題が出題されるので、しっかりとした対策をしていないと点数を落としかねません。ただ、その難易度は標準~やや難くらいなので、勉強した分が点数に反映されるようになっています。
漢文
漢文では、主に以下のような問題が出題されます。
・抜き出し
・漢字の読み
・文学史
ただ、近年では文学史が出題されることは少なくなっています。難易度的には標準的なので、そこまで心配する必要はありません。
現代文の対策
現代文では、高い記述力が求められます。
具体的な「○○字程度で記述せよ。」というのは問題文に書かれていないので、解答用紙の行数によって記述する文字数を自分で判断する必要があります。
そのような説明問題や抜き出し問題では、この大学の場合、傍線部の前後にその解答やヒントが隠されていることがほとんどです。その為、しっかりと傍線部の前後は注意して読むことが大事です。
また、漢字は覚えておくだけで点数を取ることが出来るので、そこで点数を失わないようにしっかりと対策をしておきましょう。
先ほども書いたような記述力を鍛えるには、『現代文読解力の開発講座』という問題集がおすすめです。
この問題集は、収録されている問題数は少ないものの、解説が非常に充実していて、しっかりとした読解力と記述力を付けることが出来ます。
実際に現代文の問題を解いていく際には、本番を想定して制限時間を決めて解いていくようにしましょう。
現代文のおすすめの問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧ください。
古文の対策
古文の対策として一番大事なのが、古文単語です。
古文単語が分からないとそもそも古文を読むことが出来ませんし、九州大学の試験では古文の意味を問う問題も頻繁に出題されます。
なので、まずは古文単語を暗記していくようにしましょう。
問題としての難易度はそこまで高くないので、基本的にはセンター試験の古文の勉強にプラスαというイメージで構いません。
ただ、九州大学の入試においては、特に敬語の判定が大事になってきます。どの種類の敬語であるのか、またどのように訳せば良いのかというのをしっかりと勉強しておくようにしましょう。
また、文学史は毎年必ず1問は出題されます。1問なのでそこまで徹底的に対策をしておく必要はありませんが、特に重要な文学については押さえておきましょう。
古文のおすすめの問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧ください。
漢文の対策
漢文の難易度は標準的なので、漢文に関する基礎知識があれば十分に対応することが出来ます。
その為、まず基本区法と語法をしっかりと暗記して、そこからは過去問を徹底的に解いていくようにしましょう。この2つを押さえることで、現代語訳や抜き出し、漢字の読みについてはほとんど対応することが出来ます。
先ほども書いた通り、文学史については近年出題されることは少なくなったものの、出題される可能性が0とは言えないので、時間がある時に国語の便覧などで特に重要なものは押さえておきましょう。
現代文、古文と比べても漢文は配点が低めになっています。なので、「漢文が苦手だ」という人も諦めずに基本的な問題ではしっかりと点数を取れるようにしておきましょう。
漢文のおすすめの問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧ください。
化学の傾向と対策
ここでは、九州大学の化学の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
化学は、5つの大問から構成されていて、その内訳は以下の通りです。
有機化学…1題
高分子…1題
理論化学と無機化学については、2つが組み合わさって出題される年もあれば、それぞれ独立して出題される年もあります。
その特徴としては、制限時間に対しては問題量が多くなっている点で、それぞれの分野で困難な計算や高い思考力を要する問題が出題されるので、時間的な余裕はあまり無いでしょう。
難易度については、簡単な問題から難しい問題までが幅広く出題されているので、他の科目に比べると点数に差が付きやすい科目であると言えます。
対策
それぞれの分野で、これが頻出であるというようなものはなく、満遍なく出題されています。なので、満遍なくすべての分野の対策をする必要があります。
具体的には、以下のような手順で対策をしていくようにしましょう。
⇩
⇩
教科書知識の確認については、もちろん学校で配られている教科書を使うのも良いのですが、より分かりやすくまとめられている「鎌田の化学講義シリーズ」がおすすめです。
この参考書は、理論・無機・有機の3冊から構成されていて、網羅性が高くしっかりと各分野の必要事項の確認をすることが出来ます。
また、説明には分かりやすいイラストが用いられているので、視覚からも記憶に訴えかけることが出来ます。
鎌田の化学講義シリーズの詳しい特徴や使い方はこちらの記事でまとめているので、参考にしてみて下さい。
典型問題の演習については、『化学重要問題集』がおすすめです。
この問題集は、学校単位で配布されることもあるほど高い人気を誇っている問題集です。何より網羅性が高く、各分野で同程度のボリュームになっているので、満遍なく問題演習をすることが出来ます。
収録されている問題は全て大学の入試問題なので、実践的な演習をすることが出来るというのもその魅力です。
化学重要問題集の詳しい特徴や使い方はこちらの記事でまとめているので、参考にしてみて下さい。
先ほどそれぞれの分野で満遍なく問題が出題されるということを書きましたが、唯一有機化学に関しては、毎年構造決定の問題が出題されています。
なので、それについてはしっかりと対策をして必ず得点できるようにしておきましょう。
物理の傾向と対策
ここでは、九州大学の物理の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
九州大学の物理は、3つの大問から構成されていて、近年の傾向としては以下のような内訳になっています。
大問2…電磁気学
大問3…熱力学または波動
見慣れない設定の問題が出題されることは少なく、典型問題を組み合わせた問題が出題されます。
その難易度も、やや難レベルで難問や奇問が出題されることもほとんどありません。また、それぞれの分野で頻出の分野がある程度決まっているので、比較的対策はしやすくなっています。
力学の対策
力学では、主に以下の分野が頻出になってます。
・運動量保存
・単振動
中でも単振動に関しては、摩擦のある場合の問題も頻繁に出題されているので、そこを重点的に対策しておくようにしましょう。
電磁気学の対策
電磁気学は、満遍なく出題されている印象ですが、他と比べて頻出なのは以下の分野です。
・コイル
難易度的には、標準的なものばかりなので、上記の分野を中心に各分野で基本的な内容を押さえておくと特に心配することはありません。
熱力学の対策
熱力学では、「気体の状態変化」に関する問題がほとんど毎回出題されています。
その中では、P-Vのグラフを使う問題だったり、ピストンにばねがついた問題だったり様々な問題が出題されるのですが、この分野に関する問題を一通り取り組んでおくと問題はありません。
波動の対策
波動に関しては、直近の15年間で全て違う分野から出題されています。
その為、狙いを絞って対策をするということは出来ないのですが、出題される問題はどれも標準的な難易度のものばかりなので、全ての分野で標準的な内容を押さえておくようにしましょう。
物理のおすすめの参考書や問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧下さい。
生物の傾向と対策
ここでは、九州大学の生物の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
九州大学の生物は、5~6個の大問から構成されていて、どの分野からも満遍なく出題されます。
問題の数は多めで、記述式の問題が多く出題されるというのがその特徴です。難易度的には、標準~やや難くらいで、初めて見るような実験の問題や教科書にも載っていないような用語が出題されることもあります。
その為、しっかりと内容を理解していないと解いていくことは難しいでしょう。
どの分野からも満遍なく出題されるということで苦手分野を作らずに、普段の演習から時間を意識した対策をする必要があります。
対策
先ほども書いた通り、九州大学の生物は問題の量が多く記述式の問題も出題される上に、記述式の字数制限は100字程度とかなり多めになっています。
また、初めて見るような実験の問題も出題され、そのような問題だとどうしても時間がかかってしまうので、しっかりと時間内に解き切る練習をしておく必要があります。
その為、覚えていれば解ける問題を瞬時に解いてしまって、どれだけ時間をかけて考えないといけない問題に時間を残せるかがポイントになってきます。
記述式の問題の対策としては、『生物重要問題集』などを活用するようにしましょう。
この問題集には、多く記述式の問題が収録されているので、それらをこなしていく中で自分がどのようなタイプの記述式が苦手であるのかということが分かってくるかと思います。
全く手も足も出ないような問題があった時には、そもそもその分野に関する知識が不足しているということなので、それらについて復習することが求められます。
いきなり模範解答に書いているような綺麗な解答を書こうと心がける必要はありません。模範解答に書いてあるのは、生物に深く精通した大人が何人も合わさって、時間をかけて作った解答です。
そもそもいきなりそのような解答をかけるはずがありません。
最初は、その解答の中で使わないといけないであろう単語を並べてみて、箇条書きや可能なら短文を使って書く練習をしていきましょう。
また、満遍なく全ての分野から出題されるということを書きましたが、その中でも九州大学の入試で単なる暗記では太刀打ちできないのが、遺伝の分野です。
DNAに関する問題や計算問題など様々な重要事項がありますが、どれも丸暗記では試験本番に困ることになるので、「なぜこのようなことが起こるのか」「どうしてこの計算式になるのか」というようなことをしっかりと理解した上で学習していくようにしましょう。
まとめ
今回で、九州大学の各学部の試験科目はもちろんのこと、各科目の傾向やその対策についても分かってもらえたかと思います。
九州大学は、九州では唯一の旧帝国大学であることもあり、受験生からは高い人気を誇っています。九州大学志望の人は、今回紹介してきたことを参考にして、その対策を進めていきましょう。
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