- 大学受験に必要な古文単語の数ってどのくらいなんだろう?
- 最低でも何単語覚えないといけないんだろう?
- どの古文単語帳を使えばいいのかがわからない
今回の記事では、このような悩みや疑問を解決していきます。
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古文単語は、少なすぎたら点数は伸びていかず、逆に多すぎても負担が増えてオーバーワークになってしまいます。そのため、自分のレベルや志望校から考えて、どのくらいの単語数が必要なのかを見極めないといけません。
今回は、志望校のレベル別に必要な古文単語数を紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、自分の目的やレベル、志望校に合った必要単語数を把握してください。そしてそれに応じて、自分に合った古文単語帳も見つけてください。
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大学受験のレベル別での必要古文単語数とは?
まずは、大学受験のレベル別での必要単語数を紹介していきます。
大きく分けて「センター試験・共通テストレベル」「MARCHレベル」「早慶・国公立二次試験レベル」「東大レベル」の4つのレベルで紹介します。
理系の人は「センター試験・共通テストレベル」を参考にするようにしてください。
センター試験・共通テストレベル
センター試験・共通テストレベルでは、最低300語の古文単語が必要です。
理系で古文を共通テストでしか使わないという人などは最低300語は覚えるようにしましょう。
そこから慣れてきたり、余裕が出てきたりしてさらに点数を伸ばしていきたいと考えるようになったら徐々に数を増やしていくのがおすすめです。
MARCHレベル
MARCHレベルでは、300〜500語が必要です。
私立文系を目指す人はこの300〜500語が目安です。どの大学を受けるにしてもこの数は必要になってきます。
この数の古文単語は確実に覚えていきましょう。
早慶・国公立二次試験レベル
早慶や国公立大学を目指す人は、500〜600語が目安になってくるでしょう。
早慶の入試や国公立の二次試験では、問われる設問のレベルも高くなるので、これまでのレベルの単語数では足りなくなってきます。
レベルの高い様々な設問にしっかりと対応するために、500〜600語をマスターするようにしてください。
東大レベル
東大などの最難関大レベルの大学を受験する人は、600語以上覚えることを目指しましょう。
日本の大学のトップレベルの入試に対応するためには600語以上が必要になってきます。
一般的によく知られる古文単語帳で勉強しているだけでは出てこないような単語が出題される可能性があるので、しっかりとした対策をしなくてはなりません。
大学受験のレベル別でのおすすめ古文単語帳をご紹介
続いて、上記のレベル別の必要単語数を踏まえた上で、それぞれのレベルでのおすすめの古文単語帳を紹介します。
ぜひ」自分に合った古文単語帳を見つけてください。
また、それぞれの古文単語帳の詳細はこちらの記事でも紹介しています。その他の古文の参考書・問題集も紹介しているので合わせてご覧ください。
センター試験・共通テストレベルにおすすめの古文単語帳
センター試験・共通テストレベルでおすすめの古文単語帳は『マドンナ古文単語230』です。
『マドンナ古文単語230』
まだ受験勉強を始めていないという人にもおすすめなのがこの『マドンナ古文単語230』です。
230と書いてあり、題名だけ見ると共通テストレベルの必要単語数に達していないと思うかもしれませんが、プラスして掲載されている関連語や重要語句を加えれば380語程度収録されています。
現代文で例文を説明してくれていたり、オールカラーのイラスト付きの単語カードが付属されていたりして非常に使いやすいです。
他の科目に力を入れないといけなく、古文の勉強時間が限られている理系の人はこの『マドンナ古文単語230』を使ってみると良いでしょう。
また、『マドンナ古文単語』の詳しい使い方はこちらの記事で紹介しています。ぜひご覧ください。
MARCHレベルにおすすめの古文単語帳
MARCHなどを目指す私立文系の人におすすめの古文単語帳は『古文単語ゴロゴ』と『読んで見て覚える重要古文単語315』です。
『古文単語ゴロゴ』
古文単語を覚えるのが苦手という人はこの『古文単語ゴロゴ』がおすすめです。また、こちらもまだ受験勉強を始めていないという人にもおすすめです。
収録単語数は565語となっています。
この単語帳の特徴は、なんといっても古文単語をおもしろおかしく「ゴロ」で覚えられることです。なかなか覚えられない言葉もゴロであれば覚えられるという人も多いのではないでしょうか?
そのような人は、イラストも載っているゴロゴを使って、楽しくゴロで古文単語を覚えていきましょう。
ゴロゴを使えば共通テストに出てくる古文単語には十分対応できます。
『古文単語ゴロゴ』の詳しい使い方はこちらの記事で紹介しています。ぜひご覧ください。
『読んで見て覚える重要古文単語315』
続いて、紹介するのが『読んで見て覚える重要古文単語315』です。
収録語数はタイトル通り315語です。
この単語帳は、古文単語の意味に加えて、イラスト付きで語源が載っており、古文単語の意味を深く理解することにつながります。私大の入試で問われることの多い古文単語の複数の意味も、この単語帳に書かれている語源のイメージによってパッと対応することができます。
なので、MARCHなどの私立文系の入試でも十分対策できる内容になっています。
早慶・国公立二次試験レベルにおすすめの古文単語帳
早慶や国公立大学を目指す人におすすめなのが『古文単語FORMULA600』です。
『古文単語FORMULA600』
『古文単語FORMULA600』は、収録されている単語数が600語と、古文単語帳の中で圧倒的なボリュームを誇っています。
古文単語の意味と例文が載っているだけという至ってシンプルな構成になっていてとても読みやすいです。
さらに、この単語帳には付属でCDがついており、音声を聴きながら音読をすることですんなり頭に入ってくる仕組みになっています。音で覚えればしっかりと記憶にも定着しやすいのでおすすめです。
早慶や国公立の二次試験で古文を使う人は、この単語帳を使って語彙力を高めるようにしましょう。
東大レベルにおすすめの古文単語帳
東大などの最難関大学を目指す人は『実戦トレーニング古文単語600』がおすすめです。
『実戦トレーニング古文単語600』
東大などの最難関大学の入試に出題されるような単語を完璧に網羅しているのがこの『実戦トレーニング古文単語600』です。
収録単語数は、見出し語439語+関連語167語+古典常識語と、600語以上あります。
古文単語帳の中で一番詳しい単語帳と言えます。この単語帳をマスターすれば、どの大学にも絶対に対応できると言われているほどの実力を誇っています。
まだこの単語帳のレベルには達していない人が安易に使ってしまい挫折してしまうケースもあるので、最難関大学を目指している人以外は使わないようにしましょう。
逆に東大などを目指す人は、積極的にこの単語帳を使って、他の受験生と差をつけるべきです。そのくらいおすすめの1冊です。
古文単語の効率的な覚え方をご紹介
ただ、「どうやって古文単語を覚えていけばいいんだろう…」「古文単語を覚えるのが苦手」という方もいると思います。
なので、この記事に古文単語の効率的な覚え方をまとめています。古文単語を覚えるのに苦労している方はぜひご覧ください!
まとめ
レベル別の大学受験に必要な古文単語数をもう一度おさらいするとこのようになります。
- 理系:最低300語
- 私立文系:300〜500語
- 早慶・国公立二次試験:500〜600語
- 東大:600語以上
「古文単語を覚えるのが辛い…」「最低限の単語数だけを覚えたい」という人は、まずここで紹介したセンター試験・共通テストレベルの単語数は覚えるようにしてみてください。なので、そのような人は『マドンナ古文単語』を使ってみてください。
そして、マドンナ古文単語が完璧になったら、読んで見て覚える重要古文単語315を使ってみるなどと、段階的に古文単語帳のレベルを上げていくのもおすすめです。
このように、現在の自分のレベルや目指す大学のレベルに応じた単語帳を使うようにしてください。
また、こちらの記事で効率的な古文の勉強法を紹介しています。古文の成績を上げていきたい方はこちらの記事もご覧ください。
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