仮面浪人で成功する人と失敗する人の特徴とは

仮面浪人で成功する人と失敗する人の特徴とは!?また成功するためには?

大学に通いながらも、受験勉強をする仮面浪人。

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その分、普通の浪人生に比べて時間が制限されますが、もし受験に失敗しても通う大学が保証されているという点はメリットです。

今回は、そんな仮面浪人で成功する人や失敗する人の特徴、また成功するには何をすれば良いのかについて紹介していきます。

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仮面浪人で成功する人の特徴

まずは、仮面浪人で成功する人に共通している特徴を紹介していきます。

在籍している大学への不満を口にしない

仮面浪人で失敗する人と比べた成功する人の特徴「在籍している大学への不満を口にしない」

 

「みんな頭悪すぎ、こんな大学つまらん」というように自分が在籍している大学への不満をよく口にしている学生はあなたの周りにもいるのではないでしょうか?

しかし、このような言葉は心で思っていても、口に出していない人のほうが成功する可能性は高いといえます。というのも、愚痴などはこぼせばこぼすほど自分に跳ね返ってくるからです。

考えてみてください。

あくまでも、いまあなたが通っている大学を受験しようと決心したのもあなたですし、今のあなたの大学生活はあなたの受験の最終結果によってもたらされたものです。また、浪人せずに進学しようと決めたのもあなたです。

 

そういうことを理解していると、在籍している大学が自分の学力には合っていないというような発言に関しては、あくまでも傲慢にすぎないことであるということに気づくはずです。

 

逆に、そのようなことを口には出さない人のほうが、しっかりと自分の学力に向き合うことができているといえます。また、大学での友人関係も良好で、精神的にも強くなるので成功する可能性が高いです。

前年度の受験で、僅差で落ちた

仮面浪人で失敗する人と比べた成功する人の特徴「前年度の受験で、僅差で落ちた」

 

一般的な浪人生に比べて、時間的な制約が厳しい仮面浪人生にとって、その成績を大幅に上げるのは中々難しいと言われています。

 

実際、前年度の志望校よりもかなり上のレベルを志望校として掲げた場合の成功率はかなり低くなっています。

 

なので、成績開示してみたら合格最低点と数点の差だったというような「あと少しの差で志望校に届きそうだった」という人の場合は、成功する可能性が高いです。

 

ただ、もちろんその点数によって成績を上げるのが難しいかは変わってきます。

 

例えば、6.5割→7.0割に上げるのと、8.5割→9.0割に上げるのを比べた場合には、当然後者の方が難しいです。なので、単純にその数字だけで判断するわけにもいかなさそうです。

反省と改善を怠らない

仮面浪人で失敗する人と比べた成功する人の特徴「反省と改善を怠らない」

 

先ほども書いたことですが、仮面浪人の場合は、前年度よりも限られた時間の中でより効率よく勉強していくことが求められます。

 

なので、昨年度の受験勉強で出た反省点にしっかりと目を向けて、そこから見えてきた無駄を減らしたり、場合によっては勉強法を変更しないといけない場合も出てきます。

 

そのため、「なぜ昨年度は合格できなかったのか?」「昨年度の勉強の中で、どこがいけなかったのか?」というようなことを常に頭において分析することが大事です。

 

また、前年度だけでなく、その日1日1日の勉強を振り返って、反省することも必要です。

 

というのも、大学に通っていると様々な誘惑があり、自分をしっかりと管理するのが難しくなります。

 

「今日は少し遊びすぎた」や「今週は大学の勉強の比率を高めよう!」というように、自分の中でその日1日1日の反省や指針を与えることで、メリハリのある勉強スタイルを確立することが出来ます。

周りの人に感謝できる

仮面浪人で失敗する人と比べた成功する人の特徴「周りの人に感謝できる」

 

これは当然のことですが、受験は1人では乗り越えることが出来ません。親はもちろんのことですが、周りの友達などあなたに関わってくれている人への感謝は忘れないようにしましょう。

 

基本的には、親からの経済的・精神的な支援があるおかげで、勉強することが出来ています。これは、仮面浪人していることを親に言っていない場合でもです。あなたが、今その状況に立てているのは親の協力があったからこそです。

 

また、大学の友達にもで、友達は直接的であれ間接的であれ、少なからずプラスの影響を与えてくれています。

 

もし、在籍している大学に留まることになったとしても、楽しく大学生活を送れるような人間関係があった方がもちろん良いですしね。

 

自分がもう1度大学受験に挑戦することが出来ているということに対する感謝をしっかりと表現できる人の方が、周りを大事にできるので、成功しやすいです。

失敗する人の特徴

ここからは、先ほどとは逆に仮面浪人で失敗する人に共通する特徴について紹介していきます。

大学の友達を作らない

仮面浪人で成功する人と比べた失敗する人の特徴「大学の友達を作らない」

 

受験勉強に集中するために、大学での友達を作らないという人も多いようですが、それは絶対にダメです。というのも、仮面浪人では、とにかくモチベーションを維持するのが難しいです。

 

考えてみてください。

周りみんなが楽しそうに遊んでいる中、自分だけ勉強するんですよ。それも大学の勉強ではなく、高校の範囲の受験勉強を。

地獄ですよね。そんな地獄みたいな環境の元で受験勉強を続けていたら、ストレスが溜まりまくって頭がおかしくなります。

 

なので、大学ではしっかりと友達を作って、勉強するときには勉強をリラックスするときにはしっかりとリラックスしましょう。

誘惑に勝てない

仮面浪人で成功する人と比べた失敗する人の特徴「誘惑に勝てない」

 

大学生活では、様々な誘惑があります。サークルに入ると、飲み会に誘われたりしますし、入っていなくてもサークルが楽しそうにしている様子を見て、自分も遊びたいというように思うことはあるかと思います。

 

しかし、そのような誘惑に負けてしまうと、当たり前ですが受験には失敗します。

 

何より、仮面浪人生にとって一番勉強出来る時間である放課後を無駄にしてしまうことになりますからね。

 

もちろん、気晴らし程度にたまに遊んだりすることは必要ですが、毎回誘いに乗っていたりするようなことにはならないようにしましょう。

戻る場所があるという油断がある

仮面浪人で成功する人と比べた失敗する人の特徴「戻る場所があるという油断がある」

 

仮面浪人の場合は、大学に在籍しているので、もし受験に失敗してもそのまま在籍している大学に通うことができます。

 

そのような油断から、勉強が中々思うような進まない時や、自分の成績が伸び悩んで不安になっている時期に、別に落ちても良いやというネガティブな感情になっていってしまいます。

 

落ちても良いやと思っている状態で勉強しては、望むような結果も得られませんよね。

 

「絶対に今年1年で合格するんだ!」という強い気持ちを忘れずに、「もし落ちてもこのままこの大学に通うだけ!」というような逃げの道はなるべく考えないようにしましょう。

大学の講義との両立が出来ていない

仮面浪人で成功する人と比べた失敗する人の特徴「大学の講義との両立が出来ていない」

 

仮面浪人では、受験勉強だけでなく、大学の講義もあります。

 

そんな時に大学の講義に偏ってしまって、受験勉強がおろそかになってしまうのはもちろんですが、逆に大学の授業がおろそかになってしまうのもいけません。

 

もしそうやって、たくさん単位を落としていると、せっかく入学した意味がありませんよね。それなら、普通に浪人していた方が良かったということになります。

 

なので、両方のバランスをうまく調整しながら、単位を落とさない程度には講義に出席して、提出物を出し、テスト勉強もする必要があります。

家族の協力がない

仮面浪人で成功する人と比べた失敗する人の特徴「家族の協力がない」

 

仮面浪人をしていく上では、勉強する時間はもちろんのことですが、お金も必要になってきます。

 

なので、できるだけ親にしっかりとその意図や思いを伝えて、協力を仰ぐのも必要です。また、もし言わなかったとしても、いつも勉強していて帰ってくるのが遅かったりすると、必ず見つかる時が来ます。

 

それなら、最初から言っておいた方が良いですよね。

 

理解してもらえないかもしれませんが、言っておくだけで隠す必要がないため、自分自身が勉強しやすいような環境を作ることができます。

 

あくまでも受験勉強をするので、家族ぐるみでのサポートが必要です。しっかりと自分の言葉で伝えて、協力してもらえるように努力しましょう。

普通のバイトをしている

仮面浪人で成功する人と比べた失敗する人の特徴「普通のバイトをしている」

 

経済的な理由から、どうしても仮面浪人をしながらバイトをしなくてはいけないという人は多いかと思います。しかし、飲食店やコンビニなどのシフト制のバイトをするのはやめておきましょう。

 

何より、そのようなバイトはとにかく融通が利きません。大学の講義が終わって、やっと受験勉強が出来るという時に、バイトをしていたら全く勉強なんてできません。

 

なので、そのような普通のバイトと受験勉強、大学との両立なんて不可能です。

 

どうしてもお金が必要だという時は、そのようなバイトではなく、日雇いの単発バイトをするようにしましょう。それだと、融通が利き、自分のスケジュールに合わせてバイトをすることが出来ます。

成功するにはどうすればいいか

ここまでで仮面浪人で成功する人と失敗する人ではどのような点が違うのかということについて分かってもらえたかと思います。では、具体的に成功するにはどうすれば良いのでしょうか?

 

ここでは、そんな仮面浪人で成功するにはどうすれば良いのかということを紹介していきます。

仮面浪人をすることを友達に言う

仮面浪人で失敗せずに成功するには?「仮面浪人をすることを友達に言う」

 

先ほど大学内での友達は作ろうということを書きましたが、仲の良い友達には、自分が仮面浪人をするということを伝えておくのがおすすめです。

 

そうすることで、以下のようなメリットがあります。

 

主なメリット
・遊びの誘いを断りやすい

もし友達に言っていない状態だと、友達に遊びに誘われたときに断り辛いです。また、特別な理由もなく断っていたら友人関係にもひびが入るかもしれません。

 

そうならないためにも、仲の良い友達にはしっかりと伝えておくことで、遊びの予定なども断りやすくなります。

 

・大学の講義を助けてくれる

友達に言っている状態だと、友達が大学の講義に関して助けてくれることがあります。

 

例えば、「受験勉強大変やと思うから、出席代わりにやっとくで!」「宿題、俺のやつ写しても良いで!」というような風にです。

 

・友達が応援してくれる

友達に伝えている状態だと、入試の前や何かあるたびに、ラインなどで応援のメッセージをくれたりなど本当に応援してくれます。

 

このような友達からの応援はすごく自分の力になります。

 

友達もあなたが本気なんだということが分かると、きっと応援してくれると思うので、特に仲の良い友達には伝えておくようにしましょう。

効率よく単位を取得する

仮面浪人で失敗せずに成功するには?「効率よく単位を取得する」

 

仮面浪人をしている人は、とにかく時間が限られています。なので、大学の単位も効率よく取得していくことが必要です。

 

授業を選ぶ際には、以下の2つを満たす授業を探して受講することが大事です。

 

・出席を取られない

・授業中に内職ができる

 

普通の浪人生は何より大学の授業時間の間にも、必死になって受験勉強をしています。

 

なので、出席を取られない授業はなるべく出席せずに、また出席しないといけない授業でも授業中に内職をするなどして、限られた時間を有効的に使うようにしましょう。

 

具体的に取る授業としては次のようなものくらいで抑えておきましょう。

 

・必修科目

・第二外国語

・楽そうで内職ができる一般教養

 

第二外国語は、もし仮面浪人に成功して他の大学に移ったときに、その単位を移動させることが出来る可能性が高いです。決して全てが無駄になるわけではないので、効率よく単位を取得していくようにしましょう。

ゆるいサークルに入る

仮面浪人で失敗せずに成功するには?「ゆるいサークルに入る」

 

友達作りという点でも、リラックスできるという点でもサークルには入っておく方が良いです。ただし、毎回参加しないといけないようなきついサークルではなく、とにかくゆるいサークルを探すようにしましょう。

 

特に運動系のサークルがおすすめです。受験勉強でずっと椅子に座った状態から、たまに運動をするとすごく気持ちよく、気持ちもリフレッシュできます。

 

なので、自分が参加したい時だけ参加できるような、ゆるい運動系のサークルに所属しておきましょう。

模試を受けまくる

仮面浪人で失敗せずに成功するには?「模試を受けまくる」

 

仮面浪人をしている人は、とにかく模試を受けまくりましょう。

 

というのも、とにかく仮面浪人ではモチベーションの維持が難しいです。模試をたくさん受けることによって、毎日に緊張感が生まれます。

 

そのように常に受験のことを意識せざるを得ないような環境を作るようにしましょう。

 

逆に、模試のようなイベントがないと、なんとなく毎日に緊張感がなく、終わりのないゴールに向かっていってるような気がして、モチベーション維持は難しくなります。

 

「次の模試までにここを勉強しないと!」というように、模試ごとにゴールを設定してモチベーションを保つように意識しましょう。

受験校は1校に絞る

仮面浪人で失敗せずに成功するには?「受験校は一校に絞る」

 

この記事の中でも何度も言ってきましたが、仮面浪人はとにかく時間がありません。

 

なので、本当に行きたい大学1校に絞って、その大学に向けて集中的に勉強を進めていきましょう。2校も3校も対策をしていては、どうしても時間が足りません。

 

何より、仮面浪人の場合は、もし失敗してもしっかりと在籍する大学が保証されているので、「全部落ちたらどうしよう」と滑り止めを受ける必要がありません。

 

これは仮面浪人の良いところですよね。早い時期から志望校1校に絞って勉強が出来るので、そのメリットを活かしましょう。

失敗するとどうなるの?

仮面浪人で失敗した後は、大きく3つに分かれます。ここでは、それらについて紹介していきます。

翌年も仮面浪人を続ける

仮面浪人をしてまで目指した大学ですから、相当その大学に対する憧れは強いかと思います。

 

そんな憧れから、失敗しても志望校を諦めきれずに翌年も仮面浪人を続ける人もいます。

 

この場合は、単位をしっかり取得していたら次の学年に移って、取得していない場合には留年してしまうこともあります。

 

しかし、もし留年してしまうと、結局同級生から見て1つ学年が下になるわけで、通常の浪人と変わらなくなってしまいます。そうならない為にも、もし失敗した時に備えてしっかりと単位は取得しておくことが大事です。

諦めて大学を楽しむ

これが1番安パイな選択かもしれません。

 

「1年間全力で勉強しても合格できなかったんだから、その大学には縁がなかったんだ!」ときっぱり諦めて、在籍している大学でしっかりと大学生活を楽しんで、卒業していくという選択です。

 

いくら第1志望ではない大学であったとしても、1年間通ったということで少しは愛着も湧いてきているかと思います。また、友達もいるでしょう。

 

もちろん仮面浪人には失敗しましたが、その失敗を他で活かすこともできますし、今の大学生活を楽しむというのは前向きな考えです。

廃人になる

本当に1年間つらい中、一生懸命勉強してきても合格できなかったそのショックはとても大きいものです。

 

そのショックから、在籍している大学にも行かなくなり、結局は破滅してしまい廃人になってしまう人も少なからずいます。これは特に、大学内で友達を作っていなかった人に多いです。

 

1年間友達も作らずに勉強してきたのに失敗したのに、「2回生からはしっかり友達も作って大学生活を楽しもう!」と切り替えるのは中々難しそうですよね。

 

また、1年間とはいかなくても、ショックから立ち直るのに時間がかかるという人もいます。もちろんショックな気持ちは分かりますが、しっかりと切り替えることが大事です。

まとめ

今回は、仮面浪人の成功する人や失敗する人の特徴や、具体的に成功するためには何をすれば良いのかを紹介してきました。

仮面浪人はとにかく時間が限られているので、限られた時間をしっかりと有効に活用することが必要になります。今回紹介してきたようなことを参考にして、しっかりと大学との両立をしながら、志望校に向けて勉強をしていきましょう。

 

また、仮面浪人での単位の取得の仕方や引き継ぎ方などについては、以下の記事で紹介しているので合わせてご覧ください。

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