仮面浪人していて、その両立の難しさから大学を休学して受験勉強に専念する人は案外多くいます。
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今回は、そんな仮面浪人で休学する際の主な理由やそのメリット、デメリット、また休学するタイミングとしては、いつがおすすめなのかを紹介していきます。
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仮面浪人で休学する理由などの概要
仮面浪人で、休学するという人は案外多いです。そして、その理由のほとんどが勉強時間の確保の為です。
しかし、休学したいということを大学に申請する際に、再受験の為に休学するということが認められない大学も多くあります。
通常の休学として認められる理由としては、大まかに考えると以下くらいです。
・経済面での理由
・語学研修
なので、再受験を理由として休学したいと言っても、認められずに場合によってはそれなら退学しなさい。という風に言われることもあるようです。
これは大学によって様々な違いがあるので、まずは自分が通っている大学に確認してみる必要があります。
では、休学が認められなかった場合はどうすれば良いのでしょうか?
もちろんその場合は、大学に通うというのがベストな考えなのですが、おそらくこの記事を読んでいる人は、その両立が出来ずに、とにかく大学受験のみに集中したい!けど、大学に籍は置いておきたいという人かと思います。
そういう人は、休学したい期間については以下のように工夫することで受験勉強に集中する期間を作ることが出来ます。
・そもそも授業に出席しない
仮面浪人で休学するメリット
そもそも、仮面浪人で休学するに当たってのメリットにはどのようなことがあるのでしょうか?もちろんメリットがなければ、休学する必要なんてありませんよね。
ここでは、そんな仮面浪人を休学するに当たっての主なメリットを紹介していきます。
勉強時間を確保できる
まず、休学するとその期間はずっと受験勉強に専念することが出来ます。
なので、大学の勉強との両立をする必要が無く、通常の浪人生と同じような生活をすることになります。これによって、必要な勉強時間は確保できるので、志望校に合格する為だけに集中することが出来ます。
これは様々な他の要素を気にしなければいけない仮面浪人とは違って、大きく有利になるポイントです。
期間を設定できる
一般的に、あまりにも長期間に渡って勉強しようとしても、中々その先のイメージが出来ずにダレてしまうことがあります。
その点、休学する際にはどのくらいの期間休学するのかということを決めることが出来るので、ダレにくく、集中的に勉強することが出来ます。
このように期間を区切って勉強するほうが、成功しやすいと言われています。
授業料を払わなくて済む
ほとんどの大学では、休学の期間中の学費は払わないでよくなっています。
その為、授業料を払いながら大学に通っていても、受験勉強にばかり時間が取られて単位を落としてしまいそう、、というような人にとっては、無駄なお金を払わなくて良いので得です。
ただ、一部の大学では休学中でも、その授業料の一部を払わないといけない場合もあるので、しっかりと学校側に確認することが大事です。
休学していても大学生なので学割が使える
普通に予備校に通ったり、宅浪をしている場合には、その社会的身分としては、高校生や大学生でもなく、また浪人生という身分は存在しないので、社会的身分が無いことになります。
そのため、様々な店で設けられている学割制度などを適用することが出来ずに、一般の料金がかかってしまいます。
対して、仮面浪人で休学している場合には、あくまでもその身分は大学生です。
そのため、学割を適用させることができ、様々な店を割引価格で利用することが出来ます。
失敗しても単位がある状態からスタート出来ることがある
これは1年間丸々休学している場合は関係ないですが、例えば前期は普通に大学に通って、後期だけ休学といった場合には適用されます。
この場合は、もし受験に失敗した場合でも、前期に取得した分の単位がある状態から新たに大学生活をスタートさせることが出来ます。
仮面浪人で休学するデメリット
仮面浪人で休学をする上でのメリットについて分かってもらえたかと思いますが、もちろんメリットがあればデメリットも多く存在します。
そこで、ここでは仮面浪人で休学をする上での主なデメリットについて紹介していきます。
休学費用がかかる
これは大学によるのですが、ほとんどの大学では休学をする際に休学費用がかかります。ただ、国公立大学の場合はかからない大学がほとんどです。
その金額は大学によって大きく異なるのですが、安いところで年間約5万円、高いところでは年間で100万円近くも払わないといけないところもあります。
休学する際には、自分の大学の休学費用がどのくらいなのかをしっかりと調べておく必要もあります。
入学金が無駄になることがある
休学と言っても、一度は大学に入学しなければいけないので入学金を払わないといけません。
もし受験に失敗した場合はその入学金は無駄にならないのですが、成功した場合には新たに合格した先の大学でも入学金を払わないといけないので、この入学金は無駄になってしまいます。
成功しても仮面先に在籍していた経歴は残る
もし受験に成功したとしても、あなたがその仮面先に在籍していたという経歴は残ります。
つまり、通常の浪人生の場合は、浪人して合格したら”〇〇高校⇒□□大学”という経歴になります。対して、一度大学に入学しているので”〇〇高校⇒△△大学⇒□□大学”というような経歴になります。
気にしない人なら大丈夫ですが、後にその理由などについて聞かれることを気にするという人にとってはデメリットであると言えます。
就職に際しての不安が残る
これについて心配しているという人は多いのではないかと思います。
というのも、就職の書類審査や面接の際に減点ポイントにならないかどうか気になるというのは理解できます。
ただ、これに関しては完全にその面接官次第であると言えます。
就職の際には、様々な要素を考慮したうえで、その採用、不採用が決められます。そこには、通っている大学やその成績などがあります。
もしあなたが休学をしていたら、おそらく面接官からもその理由について聞かれるでしょう。その際に、面接官が納得するような答えを返すことが出来ると評価されることもあります。
ただ、もし就職で不採用ばかりであった時には、その原因が仮面浪人の際の休学ではないかと気にかかってしまうことなどがあるので、そういう事をいつまでも気にしてしまうという人にとっては、休学はデメリットと言えます。
残留した場合の人間関係が休学した場合よりも劣悪
仮面浪人で休学して、もし受験に失敗してその大学に残留することになった場合、元々仲の良かった友達との人間関係が悪くなってしまうこともあります。
というのも、友達は仮面浪人で休学までして他の大学に行きたいって、どれだけこの大学に居たくないねん、、という風に思っています。
それで、そのままその大学に残留することになったら、なんとなく友達との間に壁を感じることがあるかもしれません。
これは、そんなこと気にしない!というような人には関係ないのですが、気にするという人にとっては大きなデメリットと言えます。
仮面浪人で休学する際のおすすめのタイミング
仮面浪人で休学するタイミングとしては、大きく以下の3つのパターンがあります。
・後期のみ
・丸々1年
この中でも、前期のみ休学だと一番大事な追い込みの時期に大学との両立をすることになるのでしんどいです。また、丸々1年休学だと、入学金だけを払って、もし受験に失敗したとしても留年は確実です。
あくまでも、仮面浪人の1番の良いところは、受験に失敗した場合でも進級できる点です。
そういう点でも、仮面浪人で休学をする場合におすすめなのは、後期のみ休学をするというパターンです。
このパターンだと、受験直前期で追い込みの時期には、しっかりと受験勉強に専念することが出来ます。また、前期の分の単位をしっかりと取っておくことで、もし受験に失敗しても単位がある状態からスタート出来ます。
多くの大学では、1年目から2年目の進級するのに必要な条件である、進級要件がそこまで厳しくありません。そのため、もし後期は休学したとしても、2年目に進級することができ、その分の単位を2年目以降に挽回することが出来ます。
これなら、受験勉強に集中できる上に、もし失敗しても進級できるので、周りの同級生から1年卒業が遅れるなんてことにはならないので、おすすめです。
まとめ
今回は、仮面浪人で休学するメリットやデメリット、またおすすめの休学のタイミングについてご紹介してきました。
仮面浪人で休学すると、勉強時間を確保できますが、もし受験に失敗した時に進級出来ない可能性が出てきます。その辺も考えた上で、まずは学校と相談してみて自分にとってのベストな選択をするようにしましょう。
また、仮面浪人で成功する人や失敗する人の特徴、また成功するには具体的に何をすれば良いのかを知りたいという方は、こちらの記事で紹介しているので合わせてご覧ください。
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