新・受験生に共通して出てくる悩みとして、こんなものがあります。
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- 過去問っていつから解くべきなの?
- 過去問は基礎力ついてから?
- まだ過去問をするのは早い?
大学受験をする中で、誰もが避けては通れないのが、過去問演習ですよね。
過去問演習の仕方や目的、過去問を解く時期を間違えてしまうと、大学受験で成功することができません。
高3になって、本格的に受験生になる・これからなるあなたのために、今回の記事では、「過去問を解く目的」と「過去問をいつ解くべきか」をまとめていきます。
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過去問演習が、合否を決める!?
- 過去問演習は、最後にやるべき!
- 過去問は、高3の冬で良い!
- 過去問は、全範囲を勉強してから!
このように、新・受験生は思いがちです。
しかし、結論から言って、これら全て勘違いです。
もし、この勘違いを1つでもしているとしたら、致命的です。
受験間近になって、勘違いをしていたと初めて気づいても、遅いです。
大学受験において、「過去問演習が、合否を決める」と言っても過言ではありません。
過去問は、大学受験の本番に出題された問題で、あなたが受験する時の問題と傾向とか出題形式が一番わかるものです。
過去問演習から何を学び、どのように活用していくかで、合否は決まります。
いくら模試や定期テストで点数が取れていても、過去問で点数が取れていないと、過去問と類似の問題が出題される本番の試験でも点数が取れません
過去問を解く2つの目的
結論から書くと、過去問を解く目的は、大きく分けて2つあります。
「経験」と「分析」の2つの目的があります。
1つ目は、「受験での最終的なゴールを知るための経験をする」という目的と、2つ目は、「どのように合格最低点を取る勉強をするべきかの分析」という目的です。
目的をそれぞれ1つずつ解説していきます。
過去問演習の目的①「体験」
1つ目は、「受験での最終的なゴールを知るための経験をする」という目的を解説していきます。
受験でのあなたのゴールは何ですか?
もちろん、「志望校に合格をする」ことですよね?
では、もう1つ質問をします。
合格するためには何点とれば良いですか?
この質問に即答できますか?
多くの新・受験生は答えられらないと思います。
つまり、合格最低点を知らないまま、勉強をしている生徒がほとんどです。
しかし、これはつまり、ゴールがわからない状態で、闇雲に努力していることになります。
ゴールがどこで、そのゴールはどのくらいの力が必要なのかがわかっていないままだと、努力の方向性を誤る可能性も高いし、無駄な努力をしてしまう可能性が高いです。
これは、実際に問題を解くという、経験をしないとわかりません。
まず受験のゴールを知るという意味でに「体験」の目的があります。
実際に、過去問を解いてみて、「体験」をすることで、ゴールが明確になります。
過去問演習の目的②「分析」
次に、2つ目の、「どのように合格最低点を取る勉強をするべきかの分析」という目的を解説していきます。
先ほど、1つ目の目的として「ゴールを体験する」という目的を紹介しました。
どこを目指していて、そのゴールは、どのくらいの実力が必要なのかを過去問演習で経験して、知ることになります。
しかし、ゴールを知っただけでは、ゴールに辿り着くことができません。
そこで、もう1つの目的である「どのように合格最低点を取る勉強をするべきか」を分析していく必要があります。
- どのように勉強すればいいのか?
- どこの分野を重点的に勉強すればいいのか?
- どのような力が求められているのか?
- 現状と理想のギャップを埋めるために何をすればいいのか?
- 最短距離でゴールに辿り着くにはどうすればいいのか?
このようなことを、過去問を実際に解いていく中で「分析」していく目的が2つ目の目的です。
過去問を解く時のポイント
過去問を解く目的は、以上の2つが大きな目的となります。
この目的を理解できたとしても、「実際やるときは何を意識すればいいの?」「基礎が固まっていないのに、問題解けるの?」とか沢山の疑問が出てくるはずです。
なので、「新・受験生」のあなたに、これから過去問を解いていく中でのポイントをまとめました!
参考にしてみてください!
ポイント①「志望校決まったらすぐ!」
「過去問をすぐに解きましょう!」このように言われても、おそらくほとんどの生徒が、このように思うことでしょう。
「点数が取れないのに、過去問解く必要あるの??」
このように思うはずです。
気持ちは、痛いほどわかります。
僕も「実力がついてから過去問は解くべき」と思い込んでいたので、解けないことがわかっている状態で過去問を解く必要がないと思っていました。
しかし、一回マラソンを例に考えてみましょう。
もし、あなたがマラソンランナーで、ゴールがどこなのか知らずに「走れ!」と言われたらどうしますか?
- どこまで走ればいいのかわからない
- ペースはどのくらいが良いのかわからない
- そもそもこの道で大丈夫なのかわからない
こんな状況に陥ると思います。
マラソンで、ゴールがわからない状態で走り始めることは、あまりにも無謀なことだとわかると思います。
しかし、受験勉強になるといきなりわからなくなる人がいます。マラソンと全く同じです。
受験勉強でも、「目指すゴールの位置」「どのくらいのペースで勉強するべきか」「どのように勉強するべきか」を知る必要があります。
なので、「過去問は、志望校が決まったときにすぐ解く」ことが、合格のためには、絶対に必要です。
ポイント②「0点でも良いからチャレンジ!」
「ゴールを知るために過去問をまず解いてみよう!」と言われても、中にはこんなことを思う人はいませんか?
- 点数が全然取れなかったら、どうしよう。
- ボロボロにされるだけだからやりたくない。
確かに、現状の力的に、過去問を解いても解けるイメージは持てないですよね。
ボロボロにされるくらいなら、やりたくないとも思うはずです。
しかし、そんなことを思っているあなたに伝えたいのは、「0点でも良いからチャレンジしよう」です。
今の段階で過去問ができる方が、珍しいです。僕自身も、初めて早稲田の過去問を解いた時は、問題文からもうさっぱりで丸の数も数個でした。
大丈夫です。最初は、どんな受験生でもできません。
結局、最後に勝つのは、人よりも早く現状をしり、目標に向けて走り始めた人です。
初めての過去問演習は、「0点でも良いからとにかくやってみる」で大丈夫です!
ポイント③「本番と同じ時間で解く!」
- 学校とかで、過去問の一部だけを抜粋されたものを解いてみた経験とかありませんか?
- 英語の大問1個の長文問題だけ授業で解いてみる的なことやった経験ありませんか?
しかし、これだけだと意味がありません。
本番と同じ大問数で、同じ制限時間で解いてみることで初めて意味があります。
1つ1つの大問が簡単でも、制限時間があるだけで、難易度は変わってきます。
過去問演習をするときは、本番と同じ時間で、自分がどれだけ通用することができるのかを確かめていきましょう!
大問1個だけ取り出して、勉強するとかではなくて、一年分をまとめてやるようにしましょう。
ポイント④「自分の実力を受け入れる!」
過去問をやると、当たり前ですが、正答率として、現実を突きつけられます。
初めての過去問演習に限らず、今後過去問演習を重ねていく中でも、過去問の正答率を気にしてやっていくことになります。
ここで大事になってくることは、「現状の実力を素直に受け入れること」です。
全然問題が解けなくて、悲しい気持ちになるかもしれませんが、ここですぐに受け入れて、すぐに切り替えていける人が合格します。
今の段階でできていなくても、良いのです。
最後の受験本番に、合格最低点より、1点でも多く取れたら、それで良いのです!
過去問演習をして、点数で一喜一憂せずに、受け入れて、やるべきことをはっきりさせていきましょう。
模試とかに限らず、過去問に関しても、どれだけ早く切り替えていけるかが勝負の鍵となります。
大学受験で合格したいなら、今すぐ解け!
受験生になって、これから何をすればいいのかわからないこともあると思います。
今回伝えたことを意識して、もし今の段階で志望校が決まっているとしたら、「今すぐに」過去問を解きましょう!
過去問をどれだけ早く解き初めているかが勝負になりますよ!
今回の記事も最後まで読んでいただきありがとうございます!
京大、阪大、早稲田大、筑波大などトップ大学に合格者を輩出する偏差値UP学習術とは? |
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