東大や京大と並ぶ超難関大学である一橋大学。
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文系の学部しか無いため、入学できる人数は限られています。その為、毎年倍率はかなり高くなる傾向にあります。
今回は、一橋大学の学部ごとの科目や配点から各科目の傾向と対策を解説していきます。
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一橋大学入試の基本情報
ここでは、一橋大学入試の基本情報を紹介していきます。
試験時間
一橋大学入試のそれぞれの科目の試験時間は以下のようになっています。
・国語:100分
・数学:120分
・英語:120分
・社会:120分
配点
一橋大学の各学部のセンター試験と二次試験の配点は以下のようになっています。
商学部
一橋大学の商学部の配点は以下の通りです。
・国語…50点
・数学…数1A必須、数学II・B,簿記・会計,情報関係基礎から2科目50点
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2科目または物理、化学、生物、地学から1科目50点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目50点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目25点
公民:倫理・政経25点
※地歴・公民から2科目選択
・国語…125点
・数学…250点
・英語…250点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目125点
公民:倫理・政経125点
※地歴・公民から1科目選択
経済学部
一橋大学の経済学部の配点は以下の通りです。
・国語…40点
・数学…数1A必須、数学II・B,簿記・会計,情報関係基礎から2科目40点
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2科目または物理、化学、生物、地学から1科目50点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目40点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目20点
公民:倫理・政経20点
※地歴・公民から2科目選択
・国語…110点
・数学…260点
・英語…260点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目160点
公民:倫理・政経160点
※地歴・公民から1科目選択
法学部
一橋大学の法学部の配点は以下の通りです。
・国語…50点
・数学…数1A必須、数学II・B,簿記・会計,情報関係基礎から2科目50点
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2科目または物理、化学、生物、地学から1科目50点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目50点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目35点
公民:倫理・政経35点
※地歴・公民から2科目選択
・国語…110点
・数学…180点
・英語…280点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目160点
公民:倫理・政経160点
※地歴・公民から1科目選択
社会学部
一橋大学の社会学部の配点は以下の通りです。
・国語…20点
・数学…数1A必須、数学II・B,簿記・会計,情報関係基礎から2科目20点
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2科目または物理、化学、生物、地学から1科目100点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目20点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目10点
公民:倫理・政経10点
※地歴・公民から2科目選択
・国語…180点
・数学…130点
・英語…280点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目230点
公民:倫理・政経230点
※地歴・公民から1科目選択
英語の傾向と対策
ここでは、一橋大学の英語の傾向と対策を解説していきます。
傾向
一橋大学の英語は5つの大問で構成されていて、内訳は以下の通りです。
・大問3…文法問題
・大問4…自由英作文
・大問5…リスニング
試験時間が120分でリスニングに20分ほどかかるので、他の4つの大問に100分かけることが出来ます。長文問題が2つしか無いので、時間に余裕を持って解いていける試験であると言えます。
ただ、自由英作文に加えて、内容説明問題の記述量が多いので、記述式に慣れていない人は時間がかかることもあるでしょう。
小手先のテクニックなどが通用せず、自分で考えさせる問題が多いので、難易度は高めになっています。
長文問題の対策
一橋大学の長文問題は、文字数は約700~800字とそれほど多くはありませんが、質問内容に対して字数制限のある日本語で答えるなど特徴的な問題が出題されます。
単に英文を読んで解答するだけでなく、内容を深く理解して自分で考える力が求められます。
具体的な対策としては、以下の手順で進めるのがおすすめです。
⇩
⇩
まず1つ目のステップでは、文構造を理解して読んでいく必要があります。
また、2つ目では、以下の2点に注意しながら読み進めることが大事です。
・パラグラフごとの要点
・文章全体で何が言いたいのか
日頃の勉強から意識しておくことで、自然と英文を倫理的に読めるようになります。
最後の要約の対策には『英文要旨要約問題の解法』がおすすめです。
英文を要約するのに必要な26個の解法を説明している上に、実践問題を45問収録していて要約問題の書き方をしっかりと学ぶことが出来ます。
文法問題の対策
一橋大学の文法問題は、幾つかの選択肢を並び替えて正しい英文を作る問題が出題されます。
問題を見ていきなり英文を作ろうとすると、出来る可能性のある組み合わせは無数にあるので混乱してしまう上に、時間がかかってしまいます。
対策としては、熟語や構文など必ず一緒になる単語を先に繋げておいて、選択肢を減らしてから解いていくのが効果的です。
自由英作文の対策
一橋大学の自由英作文は、3つあるお題から1つを選択し、100語程度で書く必要があります。
英作文の対策としては、重要な例文を暗記することがおすすめです。
例文を暗記するメリットは以下の2つです。
・似た文章を書きたい時に単語と活用を変えるだけで書ける
・生の英語に触れることで直感的に正しい文法、語法か否かを判断できるようになる
基本的に一橋大学に限らず英作文の問題は、型が決まっています。つまり、型を例文ごと覚えてしまうことで、簡単に英文を書けるようになります。
参考書に書いてあるもので良いので、どんどん丸暗記していきましょう。
更に詳しい英作文の勉強法については、以下の記事にまとめているので合わせてご覧ください。
リスニングの対策
一橋大学のリスニングでは、聴いた英文に対する答えを英語で書く問題が頻繁に出題されます。
独特な形式ですが基本的には、英文を正しく聴き取ることができれば対応できるので、そこまで心配は要りません。
以下の記事にリスニングの勉強法についてまとめているので、参考にしてみてください。
数学の傾向と対策
ここでは、一橋大学の数学の傾向と対策を解説していきます。
傾向
一橋大学の数学は5つの大問で構成されていて、頻出分野は以下の通りです。
・確率
・微分積分
・ベクトル
・図形問題
中でも「整数問題」と「確率」は、毎年出題されており最頻出の分野です。
一橋大学の入試科目の中で、数学は最も難しいと言われています。実際、一橋大学の数学は東大の入試よりも難しいと言われるほどです。
ただ、各大問の問1はかなり簡単であることが多く、配点も低くないので、落とすと他の受験生に大きく差を付けられるので厳しくなるので注意が必要です。
問題の特徴としては、平易で一見簡単そうに見えるのですが、実際に解答を書いてみると思ったように解き進められないことが多いことです。
その為、問題に対して様々な視点からアプローチすることが求められます。
整数問題の対策
一橋大学の整数問題は、以下の問題が出題されます。
・素数の性質の利用
・方程式の整数解
典型問題を骨太にしたような問題が多く出題されるので、まずは典型問題の解法を完璧にしたおくことが大切です。
どの問題でも与えられる条件が少ないので、実験しながら自分で法則性を見つけたり、適切に場合分けを行ったりなど高い思考力と計算力が求められます。
その為、教科書に出てくる定理や公式に関しては、自分である程度証明できるレベルまで理解しておくことが必須です。
整数問題に関しては、暗記しないといけない公式や定理は少ないので、どんどん演習を積んでいきましょう。
おすすめの問題集は『マスターオブ整数』です。
第2部:公式や手順のまとめ
第3部:大学の過去問
第4部:発展問題
構成は上記の通りで、第4部は数学オリンピックレベルなので手を付ける必要はありません。
整数に焦点を当てて深く掘り下げている問題集なので、ひねった問題が出題される一橋大学の対策にはぴったりです。
解いていく際には、第1部から解いていくのですが、第2部も参考にして公式の実践的な使い方をマスターすることを意識しましょう。
第3部の入試問題は、良問揃いなので回答を丸暗記するだけでもかなり力になります。
丸暗記とはいかなくても、分からなかった問題は解答の手順を覚えてしっかりと使えるようにしてから次に進むことが大事です。
確率の対策
一橋大学の確率は、「n回思考を繰り返す」「k回目の確率をP(k)とおく」など、パラメーターが頻繁に登場するのが特徴です。
その為、複雑な計算を解く必要があります。nCrやnPrなどは、文字のまま計算出来るように練習しておきましょう。
また、確率と数列を絡めた「確率漸化式」の問題も、頻繁に出題されるので、漸化式の解法パターンも習得しておく必要があります。
一橋大学の確率の問題は、似たようなテーマが出題されることが多いので、問題集というよりは過去問を徹底的に演習するようにしましょう。
微分積分の対策
微分積分は、一橋大学の数学入試の中では最も簡単だと言われているので、得点の稼ぎどころです。
旧帝大などの入試と設問の内容が似通っている部分が多いので、対策するのに適した演習問題が多くあるので、対策もし易いと言えます。
特徴としては、関数や方程式にパラメーターが含まれることが多いので、計算が煩雑であるという点です。
また、場合分けをしないといけない問題も多いので、高い思考力と計算力が求められます。
対策するのにおすすめの問題集は、『大学への数学』です。
収録されている問題の質が高い上に、例題の解き方をそのまま演習問題で使うというようなことがなく、各問題でしっかりと考える力を養うことが出来ます。
大学への数学の更に具体的な特徴や使い方については、以下の記事にまとめているので合わせてご覧ください。
ベクトルの対策
ベクトルも一橋大学の数学の中では比較的易しい分野です。
過去の入試の特徴としては、平面よりも空間ベクトルの方が頻繁に出題されています。完答は出来なくても、最低でも部分点は稼げることが多いので、諦めずにチャレンジしましょう。
一橋大学のベクトルは、難易度自体は高くないのですが、起点の置き方次第でかなり面倒になってしまうことがあります。
また、ベクトルに見せかけて、実は図形問題として解いた方が簡単に解けるなんてこともあります。
これらは一橋大学ならではの特徴なので、対策としては過去問を徹底的にやり込んで、感覚を掴むのがおすすめです。
図形問題の対策
図形問題は、一橋大学の数学の中で最も難易度が高い分野です。
出題される内容は多岐に渡りますが、以下の2種類の解き方をマスターしておく必要があります。
・ベクトルや座標を導入した上で計算中心に考える
・図形的考察によって初等幾何の定理や三角関数などを用いる
どちらもかなりの計算量を必要とします。
上記のどちらで考えていくのかを最初に間違ってしまうと、かなり足止めを食らうことになります。
基本は過去問を使って対策をしていくのが良いですが、他にも『教科書だけでは足りない大学入試攻略理系受験生のための図形問題』などを使うのがおすすめです。
難しい図形問題を収録している上に、数学Ⅲを使用する部分は分かれているので、文系受験生でもしっかりと活用することが出来ます。
国語の傾向と対策
ここでは、一橋大学の国語の傾向と対策を解説していきます。
傾向
一橋大学の国語は3つの大問から構成されていて、内訳はほとんどの年で以下の通りです。
小問数:4問
・大問2…近代言語文や現古融合問題
小問数:3問
・大問3…現代評論文
小問数:1問
一橋大学の国語では、小説文が出題されないのが特徴です。また、5年間で1度の割合で古文が出題されます。
大問1では漢字5題と語句説明問題が2題、大問3では200字以内の要約問題が例年出題されます。また、大問1と2の記述量は小問1題あたり30~100字で全体で約500字となっています。
他大学と比べると記述量が少なく、短い文字数で抑えないといけないので、高い要約力と表現力が求められる試験であると言えます。
少し前までは1980年代などの古い文章からの出題が多かったのですが、近年では最近発表された文章からも出題されているので、幅広い年代の文章を読んでおく必要があります。
現代文の対策
一橋大学の現代文の対策は、以下の4ステップで行っていきます。
⇩
⇩
⇩
以下でそれぞれのステップについて解説していきます。
土台を固める
先ほども書いた通り、一橋大学の現代文では高い要約力と表現力が求められ、基礎力が無いと全く対応することが出来ません。
現代文における基礎力とは、以下の2つです。
・語彙力と背景知識
読解テクニックは、参考書を解いていく中で自動的に習得できるようになるのでそこまで問題はありません。
語彙力とは、名前の通り「どれだけ多くの種類の言葉を知っているか」ということです。
語彙力を向上させるには、普段から分からない言葉があったら意味を調べることを習慣化していくことが大事です。
また、背景知識とは、評論分でよく出題されるテーマに関する知識のことです。
例えば、ゴルフにすごく詳しい人と全く知らない人が、ゴルフを題材にした文章を読んだら、前者の方がより簡単に文章を理解できると思います。
背景知識があると、評論文をより簡単に深く理解できるようになるので、強化しておくのはおすすめです。
ただ、全てのテーマの背景知識を抑えるのは現実的に不可能です。その為、まずはテーマの概要やポイント、議論の方向性などを抑えてから、それらの知識を問題演習の中で固めていくというイメージでいましょう。
問題演習
ある程度、土台を固めることが出来たら問題演習をしていきます。
おすすめの問題集は『入試現代文へのアクセス 発展編』です。
最大の特徴は、本文と設問の解説が別々にされている点です。
本文のみの解説がされていることで、対比や類似などの構造をしっかりと把握していくことが出来ます。
設問を解く前に重要な「本文を正しく読む力」を着実につけることでどんな文章にも対応出来るようになります。
また、現代文の語句も豊富に掲載されているので、先ほども紹介した語彙力を向上させるのにもってこいです。
更に具体的な『入試現代文へのアクセス』の特徴や具体的な使い方については、以下の記事にまとめているので合わせてご覧下さい。
記述力の養成
語彙力や背景知識を向上させながら問題演習をしたら、記述力を養成していきます。一橋大学の現代文は論述問題が多いので、疎かにしないようにしましょう。
記述力を養成するのにおすすめの問題集は『得点奪取現代文』です。
記述式でどのような事を書けば良いのかを知れる上に、採点基準も載っているので採点官の目線からも自分の解答を見れるようになっています。
過去問演習
最後に徹底的に過去問を解いていきます。
ここまで来ればかなりの力が付いていると思うので、後は一橋大学の問題形式に慣れる練習です。
最低過去10年間分は解いておくようにしましょう。
古文の対策
一橋大学で古文は出題頻度がかなり低いので、優先度は低くて構いません。
対策としては、現代文とほとんど同じです。
⇩
⇩
基本的にはセンター試験の古文対策に記述力対策と過去問演習を加えるだけで問題ありません。
記述力対策には『得点奪取古文』がおすすめです。
現代文のものと同様で、 記述式で一体どのようなことを書けばよいのかということを学ぶことが出来ます。また、記述式の採点基準も載っているので、採点官の目線からも自分の解答を見れるようになっています。
記述力対策がある程度出来たら、徹底的に過去問演習を行いましょう。最低でも過去10年間分は行うことをおすすめします。
基本的な古文の勉強法については、以下の記事にまとめているので「古文の勉強法が分からない」という人は参考にしていって下さい。
地理の傾向と対策
ここでは、一橋大学の地理の傾向と対策を解説していきます。
傾向
一橋大学の地理は、3つの大問から構成されていて、各大問の小問数は3~5問です。
各大問の最初は語句などを問う問題が出題されることもありますが、基本的にほとんどの問題が100~120字の記述です。
出題内容としては、社会経済事情を問うような問題が多いです。
内容を体系的に理解しているかを問われるので、教科書知識の丸覚えでは対応することが出来ません。
また、論文などで用いられている統計資料がそのまま掲載され、統計を読み取り論述する問題は毎年出題されています。
地図や統計などから得られるデータを正確に読み取り、最新の時事問題と絡めて記述する力が求められる試験であると言えます。
地誌で扱う国は、発展途上国が中心です。
対策
一橋大学の地理の以下の3ステップで行うのが効果的です。
⇩
⇩
以下でそれぞれについて解説していきます。
基礎を固める
先ほども書いた通り一橋大学の地理では、教科書知識がそのまま出題されることはありませんが、応用問題を解くには地理の基礎的な知識が不可欠です。
また、稀に各大問の最初の出題される基礎的な問題を落としてしまうと、他の受験生と大きく差を付けられてしまいます。
その為、まずは地理の基礎的な力を付けていくようにしましょう。
おすすめの参考書は『村瀬の地理Bをはじめからていねいにシリーズ』です。
最近メディアでよく見かける村瀬先生が書いている網羅系参考書で。講義形式で書かれているので非常に読み進めやすいのが魅力です。
名前からも分かる通り、地理を全く勉強したことがない受験生でも理解できるように書かれているので基礎を固めるのにはもってこいの参考書です。
一橋大学の地理では、統計の細かい部分まで出題されるので、統計があったら主要なものだけでなく細かい部分まで覚えることを意識しましょう。
また、地誌に関しては途上国を中心に勉強をするようにしましょう。
基礎を固める際には、上記で紹介した参考書に加えて地図帳を利用するのがおすすめです。
具体的には、地図帳に参考書内で学んだ内容をどんどん書き加えていって、地図帳を1つの参考書に作り上げてしまいましょう。
一橋大学の地理では地図が頻繁に出てくるので、普段の勉強から地図を利用しておくことで対応しやすくなります。
記述力を養成する
基礎を固めることが出来たら、記述式の問題集を解いていきましょう。
あくまでも一橋大学の地理は論述問題がほとんどなので、いくら知識があっても論述問題の書き方が分からないと対応することが出来ません。
記述力の養成におすすめの問題集は『地理B論述問題が面白いほど解ける本』です。
入試頻出のテーマが55回に分かれて収録されていて、例題では有名大学の過去問と難易度、目標解答時間などが収録されています。
内容としては、問題に対してどこに着目して、どのような視点から解いていくべきかが生徒との会話形式で書かれています。また、解答までのプロセスがフローチャートにまとめられているので、論述の仕方を体系的に学ぶことが出来ます。
過去問演習
最後は徹底的に過去問演習です。
一橋大学の地理は論述問題がほとんどなので、解答を作成したら必ず学校や塾の先生に添削してもらうようにしましょう。
他人に見てもらうことで、客観的に自分の解答を評価することが出来ます。
過去問は過去10年間分を目安に取り組みましょう。10年以上前のものはデータが古く、あまり意味がないことが多いです。
日本史の傾向と対策
ここでは、一橋大学の日本史の傾向と対策を解説していきます。
傾向
一橋大学の日本史は3つの大問で構成されていて、内訳は以下のようになっていることが多いです。
大問1…近代のみまたは前近代
大問2・3…近現代
各大問に小題として、3~4題が含まれています。出題範囲はかなり偏っていて、経済史が頻繁に出題されます。
一橋大学の日本史は出題形式が特徴的で、各大問につき400字を各小問に分配して記述する形式になっています。
各小問に字数制限が無いので、どの小問の配点が高いかを自分で判断して字数を配分する必要があります。
対策
一橋大学の日本史は、以下の4ステップで対策していくのが効果的です。
⇩
⇩
⇩
以下でそれぞれを紹介していきます。
知識のインプット
まずは知識のインプットです。
センター試験で7割が取れるくらいまで参考書を使ってインプットをしましょう。
おすすめの参考書は『日本史B講義の実況中継シリーズ』です。
原始時代から近現代、文化史なども合わせて5冊出ている問題集です。
日本史の難しい用語をわかりやすく理解しやすいように、かみ砕いて説明が書かれているので、苦手な人でもしっかりと理解しながら読み進めていくことが出来ます。
CDが付属していて、通学時間などの移動中にも日本史の内容を勉強することが出来るのも魅力です。
頻出分野に絞ってインプット
次に、一橋大学の日本史で頻出分野である前近代、近現代の経済史に絞ってインプットをしていきます。
一橋大学の日本史ではかなりの頻度で出題される分野なので、必ず固めておくようにしましょう。
教科書に書いてあることを読み込むのも良いですが、分野を絞った参考書を活用するのも効果的です。
おすすめの参考書は『超速!最新日本近現代史の流れ』です。
近現代に絞って書かれている上に、歴史の裏話や魅力的な歴史群像など楽しく読み進められるような工夫もされています。
論述力の養成
インプットが出来たら、論述力を養成していきます。一橋大学の日本史は特徴のある論述問題なので、しっかりと対策をしておく必要があります。
論述力の養成におすすめの問題集は『”考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ』です。
論述問題の基礎を固めることが出来る上に、大学の過去問から良質な問題を選んでいるので、日本史の典型問題の演習をすることができます。
解説も非常に丁寧で本番の試験でどのように書けばいいのか理解することができるのもおすすめのポイントです。
過去問演習
最後は徹底的に過去問演習です。
先ほども書いた通り、一橋大学の日本史は400文字×3のの用紙が渡され、各小問に字数制限が無いという特徴的な試験です。
配点が高い問題の見極め方や字数の押さえ方など、過去問を研究することで明らかになるので最低過去10年間分はこなすようにしましょう。
世界史の傾向と対策
ここでは、一橋大学の世界史の傾向と対策を解説していきます。
傾向
一橋大学の世界史は3つの大問で構成されていて、内訳はほとんどの年で以下の通りです。
大問1…ヨーロッパ中世~近代史
大問2…欧米近現代史
大問3…アジア近現代史
一橋大学の世界史は出題形式が特徴的で、各大問につき400字を各小問に分配して記述する形式になっています。ほとんどの場合は、大問1と2は各1題400文字の論述、大問3は150~250文字に細分されます。
対策
一橋大学の世界史の対策は以下の3ステップで行うのが効果的です。
⇩
⇩
以下でそれぞれについて解説していきます。
知識のインプット
まずは知識のインプットです。
一橋大学の世界史では、細かい知識まで聞かれることが多いので、教科書以上の内容が書かれている参考書を使うのがおすすめです。
おすすめの参考書は『「なぜ?」がわかる世界史』です。
上下セットになっていて、上下合わせて900ページあまりの大ボリュームになっている参考書で、世界史において重要ながら、中々理解しにくいような内容を教科書以上に詳しく説明しているのが特徴です。
「なぜこの出来事が起きたのか?」という理由を理解することによって、世界史を苦痛な「暗記科目」から、楽しみながら読める「物語」へと変えることが出来ます。
なので、わざわざ暗記しなくても記憶に残るようにエピソードなども豊富に掲載されていて、「世界史の暗記が苦手」という人にはもってこいです。
論述力の養成
次に論述力の養成です。
論述力を養成するには『世界史論述問題集ー45か条の論題』を使うのがおすすめです。
タイトルの通り、論述のテーマが45個に絞られており、論述問題で扱われるテーマがほどよく厳選されています。
「○○教が国教になるまでの経緯」など、1つのテーマを軸に歴史の流れを追っていく問題が中心になっており、散漫に覚えていた歴史の流れをバッチリ掴むことが出来ます。
また、解答もしっかりと書かれているので、逆に解答を読んで簡単な歴史の流れを把握することも出来ます。
論述問題を練習するには、東大の問題を解くのも効果的です。
東大の世界史は一橋大学と違い、50~100文字の小論述が集まった大問や400~500文字の論述の大問などがあり、そこまで細かい知識が無くても書けるようになっています。
過去問演習
最後は過去問演習です。
先ほども書いた通り、一橋大学の世界史は各大問につき400字を各小問に分配して記述するという特徴的な試験です。
慣れないと中々対応することが難しいので、最低過去10年間分はこなすようにしましょう。
倫理・政経の傾向と対策
ここでは、一橋大学の倫理・政経の傾向と対策を解説していきます。
傾向
一橋大学の倫理・政経は、3つの大問で構成されていて、内訳は以下の通りです。
大問1…倫理分野
大問2,3…政治経済分野
大問ごとの記述量の合計は400文字です。
背景や影響などを踏まえて、思想などを明快に書かないといけない問題が出題されるので、テーマの背景知識などもしっかりと学習しておく必要があります。
対策
一橋大学の倫理・政経の問題の難易度はそこまで高くありません。
ただ、記述量が200文字などかなり多いので、対策としては記述をメインに行う必要があります。
センター試験である程度の点数が取れているのは前提で、政経の記述の対策は『実力をつける政治経済80題』などで行うようにしましょう。
倫理の記述対策は、過去問を徹底的にやり込んで対策するのがおすすめです。
また、倫政共に言えることですが、筑波大学の入試問題が一橋大学と似ているので活用するのは効果的です。
ただ、倫政全体の対策として言えるのが、過去問を研究するのがかなり大事になるので、徹底的に過去問を解くようにしましょう。
まとめ
一橋大学の各科目の傾向と対策について分かったもらえたかと思います。
一橋大学は文系の学部しか無いので、入学するには高い倍率を勝ち抜く必要があります。
今回紹介してきた対策を参考にして、勉強を進めていきましょう。
京大、阪大、早稲田大、筑波大などトップ大学に合格者を輩出する偏差値UP学習術とは? |
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