「地学を選んだものの勉強方法がわからない」、「周りに地学選択の人がいないから質問できない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。確かに地学は選択者が少なく、予備校でも授業数が多くないので不安になるとは思いますが、ポイントをおさえて勉強をすれば必ず点がとれます。
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今回は周りのライバルに差をつける地学の勉強法をご紹介します!
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地学は人気はないけど点は取りやすい?
どうして地学は人気がないの?
そもそもなぜ地学は人気がないのでしょうか?
地学が嫌われているからではなく、物理と化学の人気が高いからです。物理と化学は大学での勉強に直接関わることが多いため、受験時でも物理と化学を選択する人が多いのです。
その反面、地学は地学系統の学部に行かない限りなかなか使われないので、物理か化学を選ぶほうが良いと一般的には言われます。
実は点が取りやすいというメリットがある
大学受験においては点数が全てです。物理と化学は大学に入ってから応用できる科目ではありますが、難易度が高いので受験勉強においてなかなかの時間と労力を使います。
物理と化学に比べて比較的簡単なのが地学です。理科の中では1番少ない勉強時間で点数が取れると言われています。基礎的な問題が多く出題されます。そのため、物理と化学の勉強するのに時間が足りないという受験生は地学を選択するといいかもしれません。
短期間で理科の偏差値を上げて、英語や数学に時間を使って全体の成績を上げ入試を突破するために地学を選択する、という方法を覚えておきましょう。
地学の特徴を理解しよう
勉強法を活かしていくためにも地学という科目の特徴を知っていきましょう。
地学の分野
地学はセンター試験の科目としては「地学」と「地学基礎」があります。そして大きく5つの分野に分かれます。「固体地球」、「岩石・鉱物」、「地質・歴史」、「大気・海洋」、「宇宙」です。分野ごとにまたいくつかのテーマがあります。
分野間のつながりはほとんどない
数学のように分野間のつながりはないので、単元ごとに分けて勉強していきましょう。苦手だと感じる分野が1つあっても、それが他の分野に影響することはないので、勉強しやすいと言えるでしょう。
地学の勉強法
これまで地学の特徴について説明してきましたが、ここからは具体的な勉強法をご紹介します!
センター試験を例にすると。地学の問題は7割くらいが知識の問題で3割くらいが計算問題です。知識がないと解けない問題が多いのでまずは参考書を使ってしっかり覚えていきましょう。計算の練習より知識を増やすことをおすすめします。
参考書によっては覚えるべき知識がまとまっていて、赤文字になっているものがあります。それを赤シートで隠して暗記していきましょう。インプットしたあとは、問題に取り組んでしっかり覚えた知識をアウトプットしましょう。
ある程度知識を身に着けたら、次は計算問題やグラフの読み取りの練習をしていきましょう。計算問題は最初は難しく感じるかもしれませんが、出題される公式や計算の方法にはパターンがあるので、何回も取り組んでパターンを覚えるのがおすすめです。
計算問題をしている時期に注意すべきことがあります。今まで覚えてきた知識の確認を忘れずにするということです。どうしても計算の練習をしている時は知識問題をサボりがちになってしまうのですが、それでは非常にもったいないです。知識が抜け落ちないように復習をしっかりしましょう!
地学の参考書について知りたい方はこちらの記事を読んでください。この記事を参考にして自分にぴったりの参考書を見つけてください。
まとめ
地学の特徴と勉強法についてご紹介しました。
地学の受験者数が少ないのは大学の勉強であまり使わないからということでした。しかし、知識問題が多いし難易度も高くないので受験を突破するという意味では地学選択も悪くないということを覚えておきましょう。
また、こちらの記事で科目別の勉強法について紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
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