大学受験の費用 っていくら？国公立・私立大学受験別でかかる費用とその内訳を解説！

• 大学受験の費用ってどれくらいなんだろう？
• 大学受験ってかなりお金かかるのかな？
• 国公立と私立で費用はどれくらい違うんだろう？

今回は、大学受験の費用の目安を国公立と私立大学別で紹介していきます！

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大学受験の費用の内訳やできるだけ費用を抑える方法を載せているので、大学受験の際に参考にしてください！

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大学受験の費用の相場【国公立・私立大学別】

日本政策金融公庫が2021年12月20日に発表した調査結果によると、子ども一人当たりの大学受験にかかった費用は、国公立大学の場合67.2万円、私立文系だと81.8万円、私立理系だと88.8万円となっています。

出典：日本政策金融公庫「令和3年度　教育費負担の実態調査結果」

大学受験の費用の内訳

大学受験にかかる費用が思っていた以上に高いものだったと思います。

では、70万前後かかる大学受験費用の内訳はどうなっているのか説明していきます。

大学受験の費用を分けると５つあります。

1. 願書の提出
2. 大学受験量
3. 交通費・宿泊費など
4. 大学への入学金
5. 併願大学への納付金

聞きなれない言葉もあると思うので、一つずつどれくらい費用がかかるのか詳しく説明していきます。

大学受験の費用①　願書の提出

大学受験をする際には、その大学に願書を提出する必要があります。

大学から願書を取り寄せる場合、無料の大学もありますが、200円〜1500円かかる大学もあります。

近年ではインターネットで出願書類を作成する大学も増えてきて、願書を取り寄せる必要がない場合もあります。

また出願書類を作成するには、高校でもらう調査書、証明写真などが必要になってきます。

その際に、それぞれ費用がかかりますし、願書を郵送で送る場合は、簡易書留などの郵送料が必要になってきます。

大学受験の費用②　大学受験料

大学受験をする際には、受験料を支払う必要があります。

大学入学共通テストの受験料と国公立・私立大学の2次試験にかかる受験料の目安を以下の表に示します。

各大学の受験ごとに受験料を支払う必要があります。

受験する大学が増えれば増えるほど、それだけ費用もかかってきます。

たとえば、第１志望が国公立として、私立大学を２校併願で受験した場合、受験料だけで8万円前後かかる計算になります。

加えて受験するにあたって、願書の請求や必要な証明書の発行、願書の郵送だなども含めるとさらに費用がかさみます。

大学受験の費用③　交通費・宿泊費など

遠方の大学を受験する場合に必要になってくるのが、交通費や宿泊費になります。

受験する大学で2次試験が行われることが多いので、試験を受けるために大学まで行く必要があります。

試験の前日から試験終了日まで受験する大学に向かうことになるので、その分の交通費と宿泊費が目安として5万〜10万円ほどかかります。

大学受験の費用④　大学への入学金

実際に入学する大学へ支払うために入学金を支払う必要があります。

入学金は大学ごとで変わり、国公立大学の場合28.6万円、私立大学文系の場合40.6万円、私立大学理系の場合46.6万円が目安となっています。

大学受験の費用⑤　併願大学への納付金

併願大学とは、第一志望大学に合格できなかった場合に備えて何校か受験しておいて、第一志望に合格できなかったときに入学するための大学です。

併願大学の受験をして合格しても、入学金を納めない限り、入学資格が失われてしまいます。

そのため入学する・しないにかかわらず、第一志望校だけでなく落ちたときに行く大学への入学金を支払っておかないといけません。

もし、併願大学への入学金を支払っておらず、第一志望に落ちた場合、受験生は浪人することになります。

併願大学への納付金の目安としては、１校あたり約5万円です。

併願大学が増えれば増えるほど、支払う費用も増えていきます。

大学受験の費用をできるだけ抑える３つの方法

大学受験の費用をできるだけ抑える方法が３つあります。

1. 受験料の割引制度を利用
2. 受験する大学を絞る
3. 私立大学受験の願書はWeb出願を利用

１つずつ説明していきます。

受験料の割引制度を利用

大学によっては、複数の学部を受験した場合、受験料の割引制度を導入しているところもあります。

大学によって割引の条件や割引率は変わってくるので、志望校に受験料の割引制度があるか確認してください。

受験する大学を絞る

受験する大学の数によって、受験料が増えていくため、受験する大学の数を絞って受験料を抑えることもできます。

しかし、受験校を減らして第一志望のみにしてしまうと、合格できなかった場合浪人することになり、受験料以上に費用がかかることになります。

少なくとも第一志望校と別で２つ受験校を選ぶことをおすすめします。

私立大学受験の願書はWeb出願を利用

近年、インターネットによる出願が可能になったことから、願書の取り寄せと提出の際の郵送料が必要なくなります。

またインターネットの出願を利用した場合、受験料の割引を適用している大学も増えてきているので、受験料が安くなることもあります。

大学受験に向けた塾にかかる費用

大学受験に向けて塾に通う受験生は多くいます。

塾に通う受験生の割合と塾の種類別の費用を紹介します。

大学受験で塾に通う割合

高校3年生が塾に通っている割合は、公立高校・私立高校ともに約40％となっています。

受験生の３人に１人が塾に通っているということになります。

出典：文部科学省「平成30年度子供の学習費調査 2.調査結果の概要」より

大学受験にかかる塾の費用の平均

塾の費用には毎月の授業料と別で、入会金・教材費などがあります。

塾に通う高校3年生の1年間で支払う平均の費用は、公立約28万3千円、私立約33万8千円となっている。（引用文：文部科学省「平成30年度子供の学習費調査 2.調査結果の概要」より）

塾の種類ごとのかかる費用

塾の中でも集団塾・個別指導塾・映像授業専門塾の３つに大きく分けられます。

それぞれの塾でどのくらい費用がかかるのか紹介していきます。

集団塾の費用

集団塾の場合、高校3年生では年間50〜70万円ほどかかっています。

塾によって費用はかかりますが、高いところだと毎月10万円以上かかる塾もあります。

個別指導塾の費用

個別指導塾の場合、高校3年生では年間60〜70万円ほどかかっています。

塾に通う頻度によって、費用を安く抑えることはできます。

集団塾に比べて一人ひとりに合わせた勉強の指導を受けることができるので、集団塾より費用は高くなることが多いです。

映像授業専門塾の費用

映像授業専門塾の場合、受ける教科の数によって費用が変わってきます。

1教科の受講にかかる費用の目安としては、24回前後の動画講習で30万円前後です。

受ける大学の受験科目の強化や苦手科目の克服などによって、受講する教科を選ぶことをおすすめします。

受講する教科数が多くなると、年間100万円以上かかることもありますし、他の塾に比べて比較的高めな費用がかかる傾向があります。

大学受験の費用まとめ

いかがでしたか？

大学受験の費用の内訳や費用の目安などを紹介してきました。

大学受験の費用は安くありません。

大学受験の費用を大幅に抑えることは難しいですが、高校1、2年生から計画的に勉強を進めていくことで、3年間を通してかかる費用は抑えることはできます。

できるだけ早く受験に対しての意識を向けて計画的に勉強をして、費用を抑えられると良いでしょう。

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