最近、大学受験だけでなく
大学の入学式にさえも親子で行く
というニュースがありますよね。
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実際、今に始まったことでは
ないのですが、親も子供の受験に
行く必要があるのかは迷うと思います。
親が子供の大学受験に付き添うのは
果たしていいのか?
そのメリットとデメリット
についてお伝えします!
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親の付き添いでトラブルも…
大学受験への親の付き添いが
話題となった背景には
2014年の東北大の入試で起きた
こんなトラブルがそのきっかけの1つとして
あるようです。
試験当日に大学側が
試験会場に向かう受験生用に
バスを用意していたのですが、
受験生に付き添う親が増えたために
バスに乗り切れない受験生がたくさんいて
試験開始が遅れたというのです。
もしかしたら、
「さすがに試験会場まで
一緒に行かなくても…」
と思うかもしれませんが、
いざ人生の大一番となると
やはり付き添いたくなるものみたいです。
一生に一度の大勝負
やはり親御さんからすれば
大学受験というのはお子さんの人生を決める
大一番の勝負。
特に、今まで実家で暮らしていた
お子さんが急に
慣れない乗り継ぎをして
ホテルで前泊してご飯も確保して
入試会場に時間通りに行って…
となると不安になるのも
頷けます。
やっぱり、人生を左右する一日
だからこそ万全のコンディションで
臨ませてあげたい。
そして、そのために
自分が連れ添って準備したい、
という気持ちがあります。
それに、やはり親がいた方が
心強い部分もありますからね。
なので、親御さんが
連れ添うということは
お子さんが万全の調子で
臨めるというメリットも
あるのです。
でも、一人暮らししてからは?
ただ、そういうことを言い出したら
「お子さんが一人暮らししたらどうするの?」
という意見もあると思います。
実際、実家から離れた大学を受ける場合、
そこに受かって通うことになったら
一人暮らしをするわけです。
ですから、引っ越してからは
普段の食事とかも用事も
全て一人でやるわけです。
そうすると、受験する段階で
試験を受けて帰ってくるぐらいは
一人でできないと
正直一人暮らしをさせるのも
怖いぐらいなのではないでしょうか。
うっとおしいと思われることも
そして、実際のところ
お子さん本人がうっとおしいと
思うこともあります。
僕が教えていた子の7~8割くらいも
「受験は一人で行きたい」というふうに
言っていました。
今はもう成人年齢が引き下げられて
18歳で大人になる時代。
だから、もう大人になったお子さんから
うっとおしいと思われることも
あるかもしれません。
就活では連れ添うわけにはいかない
そして当たり前ですが、
受験から4年後(人によっては6年後)には
就職するわけです。
さすがにそのときには
親のあなたが付き添う
というわけにもいきません。
だから、いつかは
お子さんに一人で行かせる
タイミングがでてくるわけです。
大学受験は自立へのきっかけ
なので、大学受験では
ちょっとくらい心配があっても
一人で行かせるというのが
お子さんを自立させるためには
有効な手段であると言えます。
もちろん親のあなたから見て
「そこはそうじゃないでしょ!」
と言いたくなる部分もあったり、
準備などで手間取っている
お子さんを見て
自分で全部やってあげたい
と思うこともあるかもしれません。
ただ、基本的にはそれだと
いつまでたっても自立できない
のが子供。
なので、そういう意味では
少しずつ親の手から離していく
というきっかけに
大学受験が
なるのではないでしょうか。
まとめ
もちろん、金銭面が絡むところや
どうしても間違えてはいけない手続きは
親のあなたが最終的には
チェックする必要はあるし、
状況によっては一緒に
親が連れ添って受験会場に
行く方がいいこともあります。
ただ、受験はお子さんが人生を
自分の力で切り開く一大イベント。
だからこそ、できる限り
お子さん一人で行かせて
本番の勝負も結果もすべて受け止める
という経験も必要なのではないでしょうか。
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