「授業中に内職をしたら怒られる」「授業中の内職は悪いことなの?」「授業中に内職をしたら落ちるの?」という疑問・悩みや、「バレずに内職をする方法を知りたい」「効率良く内職をして成績を上げたい」という思いを持っている受験生も多いのではないでしょうか?
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たしかに授業によっては、自分にとって必要ない科目であったり、聞いていても意味がないということがあったりしますよね。
それに受験本番が近づいてくると、受験生にとっては1分1秒も無駄にはしたくないという思いも強くなってきます。
そこで今回は、授業中に行う内職が大学受験に与える影響をいろんな角度や切り口で徹底解説していきます。
内職のメリットやデメリット、授業中にバレずに内職をするコツ、内職をしたら大学受験に落ちるのか?という疑問も解消していこうと思います。
受験生にとって大いに参考になる内容となっているので、ぜひ最後まで読んでみてください!
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そもそも内職とは?内職の意味を解説
- 本職とは別に、収入を得るために行う仕事。副業。
- 家庭の主婦などが家計の助けに主として自宅する賃仕事。
- 授業中などにこっそり別の勉強などをすること。
出典:goo辞書
辞書には、内職の意味はこのように明記されています。
内職のもともとの意味は「本職とは別に、収入を得るために行う仕事。副業。」です。
そこから派生して、学生が授業中にバレずに別の勉強をすることという意味も生まれました。
授業中に内職をすることは悪いことなのか?
では、授業中に内職をすることは悪いことなのでしょうか?
一般的に、授業中に内職をすることはあまり良いものとはされていません。
私たちは小さい頃から「目の前のことに集中しなさい」「与えられたことを真面目にやりなさい」というような教育をされてきたはずです。
当然この教育の考え方からすると、「内職=悪いこと」と考えられますよね。現に内職を注意してくる先生は、この考え方をもとに指摘してきます。
しかし、本当に内職は悪いことなのでしょうか?
上記で説明した内職のもともとの意味から、「本職とは別に=授業とは別に」「収入を得るために行う仕事=成績を伸ばすために行う勉強」と考えることができます。
つまり授業中の内職は、「授業とは別に、成績を伸ばすために行う勉強」と捉えることができますよね。
この意味を見て「内職=別に悪いこと」というイメージは湧いてきますか?
もちろん真剣に聞かないといけない授業はあるかと思いますが、まったく自分の役に立たない、わざわざ時間を割くのはもったいないと感じる授業もあるはずです。
自分が大学受験で使わない科目の授業だってありますよね。
そのような授業を大真面目に聞く必要はあるのでしょうか?
受験生の目的はただひとつ。第一志望の大学に合格することです。
その目的に沿っていない授業なら聞く必要はないでしょう。同じ時間を過ごすのであれば、自分が今一番すべき科目の勉強をしたほうが圧倒的に有意義な時間を過ごせます。
もちろんある程度の配慮はするべきですが、うまくバレずに内職するのであれば問題ありません。
ぜひ授業と内職の兼ね合いを考えながら、第一志望に合格するという目的を達成するために、自分が今一番すべきことに専念していきましょう。
なぜ授業中に内職をするのか?
次に、授業中に内職をする理由を考えていきましょう。
実際難関大学に合格する受験生の多くが、授業中に内職をしていたと答えます。
なぜ難関大学に合格する多くの受験生が授業中に内職をするのかを説明していきます。
学校の授業は自分の進度に合わせてくれない
当然ですが授業をする側の先生は、自分ひとりのために授業内容や進むスピードなどを変えてはくれません。
教育委員会から定められたカリキュラムに沿って、大体クラスの8割くらいがついてこれるかなという感じのスピード感で授業は進められます。
そのため、自分がすでに理解できていることを何回も解説されたり、逆に全然理解できていない分野をサラッと終わらせられたりすることだってあるはずです。
そうなってくると、自分のペースで勉強できる内職をしたほうが、わかるところは飛ばして苦手なところを重点的に勉強できるので自分のためになると言えます。
先生の教育者としての力量もまちまち
先生の教えるスキルによっても、その授業を受ける学生の理解度は変わってきます。
学校には、学生のことを理解して丁寧に教えてくれる先生や自分勝手に授業を進める先生、教えるのがうまい先生もいればあまりうまくない先生もいます。
聞いていて面白い授業やためになる授業は授業を受ける価値がありますが、問題は自分勝手に授業を進める先生や教えるのがあまりうまくない先生の場合です。
もちろんどんな授業でも授業内容を理解しようとすることは大切ですが、いくら授業を聞いても理解できない、あまりにもわかりづらいということであれば、見切りをつけて内職をしたほうが良い場合もあります。
学校の授業を聞かなくても参考書を読めば理解できる
前述した例を用いると、理解できない授業やわかりづらい授業であれば、参考書を読んだほうが理解できる・わかりやすい時もあります。
大学受験の参考書はいろんなデータを集めて、予備校などのプロの講師監修のもとわかりやすく作られているものが多いです。しっかり読み込めば十分理解できる内容・構成になっています。
そんな時には、参考書をもとに自分で勉強を進めたほうが理解度が深まります。
自分で勉強したほうが効率が良い
「学校の授業は自分の進度に合わせてくれない」「先生の教育者としての力量もまちまち」「学校の授業を聞かなくても参考書を読めば理解できる」ということを説明してきました。
つまり、ここでお話したことを総じて、授業によっては自分で勉強したほうが圧倒的に効率が良い場合もあるんです。
どこが理解できていて、どこが苦手なのかは自分にしかわかりません。自分自身の理解度に合わせて、「じっくりゆっくり勉強しよう」「いやここは大丈夫だから飛ばして進めよう」という判断をして、勉強する範囲を決めたほうが効率的です。
難関大学を志望するような意欲的な学生は、自分の目的とやるべきことが明確になっています。
入試本番までの限られた時間の中で、第一志望に合格するために効率が良い・効果があると思うことをするべきです。
授業中に内職をするメリットとデメリット
ここでは、授業中に内職をするメリットとデメリットを説明していきます。
これまで説明してきた内容からすると、「内職はメリットのほうが多いんじゃないか?」と思っている人も多いかもしれませんが、当然デメリットも存在します。
このメリットとデメリットを考慮して、内職をするかどうかを決めてみても良いでしょう。
授業中の内職のメリット
まずは授業中に内職をするメリットからお伝えしていきます。
自分に合った勉強ができる
まず内職をするメリットとして大きいのが、自分に合った勉強ができることです。
自分の苦手としている科目やさらに伸ばしていきたい科目、重点的に対策をしないといけない分野など、その授業に関係なく自分に合わせて自由自在に勉強ができます。
勉強時間を確保できる
授業中の時間を有効活用することで勉強時間を確保できます。
入試本番に近づいてくれば勉強時間が恋しくなるので、授業中にも受験勉強ができるとなると非常に貴重な時間になります。
無駄な時間を過ごさなくて済む
自分に必要な勉強ができるので、無駄な時間を過ごすことがなくなります。
特にやることもなく、つまらない授業を聞いていたら眠くなってくることだってありますよね。
その無駄な時間を過ごすのであれば、絶対に内職をしてしっかりと勉強時間に充てたほうが良いです。
授業中の内職のデメリット
続いて授業中に内職をするデメリットを紹介します。
授業の内容・先生の話が聞けない
内職をしていると当然授業の内容や先生の話は聞けませんよね。
もしかしたら入試に必要な情報や非常に有益な情報を言ってくれているかもしれません。
しかし、内職することに集中していればそのような情報も自分の耳に入ってこなくなります。
先生に怒られる可能性がある
先生によっては内職を許さない人もいます。
そんな先生の授業で内職をしていたら怒られる可能性があります。
先生の怒りがその場だけで済めばいいですが、最悪の場合、授業後に呼び出されたり放課後に居残りをさせられたりして、逆に受験勉強をする時間がなくなってしまうなんてこともあります。
先生の信頼が得られない
授業中に内職をしていたら、先生の信頼を得られずに相手をしてくれないこともあるかもしれません。
相談や質問があって話しかけにいっても、「お前はいつも授業を聞いていないじゃないか、そんなやつに教えることは何もない」などと言われて、話を聞いてもらえない可能性もあります。
内職にはメリットが大きいと感じがちですが、このようなデメリットもあるというわけです。
授業中にバレずに内職をするコツ・おすすめの方法
授業中の時間を無駄にしたくなく、どうしても内職をしたいという受験生もいると思います。
そうなるとうまくバレずに内職をする必要があります。
なのでここでは、授業中にバレずに内職をするコツや方法を紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
堂々と内職してみる
まずは堂々と内職をしてみる手もあります。
先生によっては内職をしていても、特に何も言ってこない人もいます。
授業と同じ科目の勉強をする
授業中と同じ科目の勉強をするのは、一番バレにくく、見つかっても怒られない可能性が高いです。
内職を許さない多くの先生は、授業の科目とは違う科目をやっていることに目くじらを立てます。
怒られてまったく内職ができない状況になるくらいなら、授業と同じ科目の勉強をすることをおすすめします。
逆にちゃんと理解しようとしているんだなと先生から好感を得られることもあります。
時々聞いているフリ・板書しているフリをする
ずっと下を向いて何かをやっているような様子だと、どうしても怪しまれてしまいます。
なので、時々顔を上げて聞いているフリをしたり、ペンを動かして板書をしているフリをしたりしてみてください。
先生のご機嫌を取るような行動ですが、お互い穏やかに過ごせることを考えればこのくらいのアピールをしても損はないでしょう。
物を障害物にして手元を隠す
座っている場所や先生からの見える角度によっても左右されますが、机の上に何か物を置いてそれを障害物にして手元を隠す方法です。
筆者の学生時代のクラスメイトの中では、辞書や分厚い参考書などを壁にして内職をしている人もいました。
書かなくても良い暗記系の勉強をする
板書をするタイミングでない時に何かノートに文字を書いていたら不自然に思われてしまいます。
そうならないために、ペンを持って書かなくても良い暗記系の科目の勉強をしていたら怪しまれなくて済みます。
歴史の一問一答や英単語などがおすすめです。
プリントで勉強をする
たいてい授業で使う教材は決まっていますよね。
そんな中で、絶対に使わないであろう問題集や科目の違う参考書を机の上に出していたら明らかに怪しまれます。
なので、あらかじめその授業でやる範囲の参考書や問題集のコピーを取っておけば、机の上に無駄な教材を出すことなくプリントで勉強ができます。
プリントであれば怪しまれる可能性が確実に低くなるのでおすすめです。
先生に素直に言ってみる
先生に内職について素直に言ってみるのもひとつの手です。
自分の大学受験に必要ない科目ということや、もっと他にやるべきことがあるということを真剣に伝えれば納得してくれる先生もいます。
普段の先生との関係値や試験での点数によっても変わってきますが、仮にお許しをいただければ、これからは何も気にせずに堂々と内職ができるようになります。
大学受験が直前に迫った高3の受験生でないと厳しいかもしれませんが、素直に言ってみる価値は十分にあります。
授業中に内職をしたら大学受験に落ちるのか?
たまに「内職をしている人は落ちます」と言ってくる先生がいると思います。
でも安心してください。確実にそんなことはありません。
もちろん内職をしていて受験に失敗した受験生もいますが、その受験生が落ちた原因は内職をしていたからというわけではありません。
「内職をしたら落ちる」と言ってくる先生の本心は、授業中に他ごとをさせないためです。単なる脅し文句でしかありません。
「内職=落ちる」この式は絶対に成り立ちません。
なので、内職をしたら落ちると言われてもまったく聞く耳を持たなくて良いということです。
まとめ
授業中の内職について様々な角度や切り口で説明してきました。
基本的には授業はしっかり聞かないといけないものとされていますが、状況や目的によって、自分にとってそれは正解なのか不正解なのかが変わってきます。
自分の目的のためなら先生や周りからなんと言われようが、内職をすることが正しい場合だって大いにあります。
ぜひ今回の記事を参考にして、大学受験を成功させるためにより良い選択をするようにしてみてください。
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