センター英語の勉強法で悩んでいる人は多く、点数を上げるためには相応の努力が必要です。
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センター試験は国公立大学を受験する人はかならず受ける試験です。その中でもセンター英語は対策方法も確立していてしっかり勉強を行えば誰にでも8~9割は取れるようになります。
私もしっかり対策を行った結果本番でも9割の点数を出せました。
この記事ではセンター英語の特徴や問題形式や勉強法について詳しく解説します、ぜひ参考にしてみましょう。
また、新たに始まる「大学入学共通テスト」専用の対策の仕方はこちらの記事にまとめてあります。ぜひ合わせて読んで参考にしてください。
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センター英語の特徴
特に、長文問題はそこまで難しい単語や文法は出てこないものの、時間に対し文章にボリュームがあるのでケアレスミスが多発する原因となります。
しかし、難関大学を目指すような人は英語で9割~満点を狙う必要があるため、勉強法を身につけて取りこぼさないようにする必要があります。
また、センター英語の問題構成は次のようになっています。
大問1 発音・アクセント問題(15点)
大問2 文法・語法/会話文/語句序列問題(40点)
大問3 意味類推/不要文指摘/意味要約問題(45点)
大問4 図表読解問題(33点)
大問5 文章読み取り問題(33点)
大問6 長文読解問題(33点)
リスニング問題(50点)
大問1~3の知識系統の問題で約100点、大問4~6の長文問題で約100点の構成です。
センター英語の各分野の問題傾向
センター英語の勉強法の前に、各分野についてどのような問題が出るかを1つずつ解説していきます。
大問1 発音・アクセント問題
センター英語では、毎年必ず大問1に発音・アクセントの問題が出題されます。
配点は15点程度と低めですが難関大志望者はこの分野で9割~満点を毎回取ってきます。この15点は意外と大きいです。
そして、試験直前になったら参考書を1冊購入して『試験に出やすい発音記号・アクセント』という部分で総復習を行います。これで大体の試験で9割を狙えます。
下のような問題が出るので参考にしてください。
大問2 文法・語法/会話文/語句序列問題
センター英語で、この分野では文法や構文、表現などの細かい知識を穴埋めや並び替え問題として出してきます。
しかし、二次試験のような難問は出ません。
基本的な問題しか出ないので、勉強法としては参考書を1冊完璧に行えばほとんどの問題は解けます。
また、並び替えの問題は少し難易度が高いので、苦手な人は重点的に対策をしておきましょう。
下のような問題が出題されます。
大問3 意味類推/不要文指摘/意味要約問題
センター英語特有の分野と言ってもいい大問です。
特に不要文指摘はセンター試験以外ではほとんど出題されないので、この試験用の対策が必要です。
ただ、難易度はそこまで高くないので慣れていけば数分で終わらせられます。センター試験の過去問や専門の問題集をやるといった勉強法をしてみましょう。
不要文指摘の問題は次のように出題されます。
大問4 図表読解問題
センター英語では大問4~6は長文問題になります。この大問3つをいかに早く解ききるかが高得点を取るためのポイントとなります。
図表やポスター、広告などいろいろな形式があり、長文では出てこない英語独特の言い回しがあるので日本の広告とリンクさせて考えられると高得点が狙えます。
この分野もセンター試験特有の問題形式のため過去問を使う勉強法が重要です。下のような広告が出題されます。
大問5 文章読み取り問題
大問5では長文を読んで状況を把握したり、データと長文を関連させて問題を解く問題が出ます。
例としては、「英語長文で表現されている状況を選びなさい」という問題が出されます。
センター英語の長文としては1番簡単なのでぜひ満点を狙いましょう。
長文の内容としてもかなり面白いため興味がある人は1回解いてください。
下のような問題が出題されます。
大問6 長文読解問題
大問6では二次試験で出題されるような英語長文が出題されます。
テーマも『環境問題』や『伝統文化』など硬いものが多く、センター試験の中では1番難易度が高いため勉強法を身につけておくのが大事です。
センター試験のみを受ける人には難しめで対策を考えなければなりませんが、二次試験でも英語がある人には簡単な文章なのでそこまで気にしなくて良いです。
また、最後に文章の内容正誤があるので、段落を読み終わるごとにまとめておくと時間を短縮出来ます。
下のような問題が出題されます。
リスニング問題
センター英語の最大の特徴はリスニングがあることです。二次試験でリスニングがある大学はあまり存在しません。
なので、リスニング対策をあまり行わない人もいますが、対策すれば1~2ヶ月程度で満点を取れるため一気に実力をつけましょう。
センター英語の効率的な勉強法
ここではセンター英語で高得点を取る勉強法について解説するので、ぜひ実践してみましょう。
発音・アクセントは単語と一緒に覚えよう
センター英語で、大問1の発音・アクセントで満点を取るための勉強法として、単語を覚える際は発音とアクセントも一緒に覚えましょう。
英単語の発音が分からない際は『goo辞書』というサイトを使えばすぐに発音を調べることが出来ます。
そして、自分の発音が本当に正しいかを確かめましょう。
これはアプリで『google翻訳』というものがあるのでインストールするのをおすすめします。
文法は一気に覚えてしまおう
センター英語では、文法を覚えないと大きな得点源となる長文に取り組めません。
なので、文法は一気に覚えてしまって長文の勉強を行いつつ確認するような勉強法をしてみましょう。
具体的な期間だと『3~5か月』で一通り終わらせましょう。
また、下に挙げた文法は英語長文を読むにあたって特に大事なため重点的に勉強しましょう。
✅関係代名詞
✅比較
✅形容詞・副詞
英文法の勉強法は下の記事でも紹介しているためぜひ参考にしてみましょう。
長文は音読をしよう
センター試験の英語長文は文章量も多く、時間との戦いです。
なのでいかに早く長文を読み進められるかが高得点をとるためのポイントになります。
英語長文を速く読むための勉強法としておすすめしたいのが音読です。
音読をし続けると英文を英文のまま理解出来るようになります。日本語訳を挟まなくても読めるようになるのです。
音読の詳しい方法や、長文を読む際に意識したいことは下の記事で紹介しているためぜひ見てみましょう。
リスニング対策について
センター英語のリスニングについてですが、おすすめの勉強法はシャドーウィングです。
シャドーウィングとはリスニングの音源の後に追いかけるように英語を読んでいく勉強方法です。
インプットとアウトプットを同時に行えるのが最大のメリットで、本来別々に行うことを1度に行っているので効率も2倍になり、英語独特のリズムやスピードにも対応しやすくなります。
リスニングの詳しい勉強法については下の記事で紹介しているので苦手な人は見てください。
時間配分を考えよう
時間配分を考えず解くと「時間が足りずに大問1問全部解けなかった」ということになります。
特に、長文問題では必要以上に問題を読み込まないようにしましょう。
全文日本語訳をしていては時間が全く足りません。問題に関係のある文をうまく見極めて重点的に読みましょう。
文法や並び替え問題でもわからない問題は時間をかけずに飛ばし、最後に時間が余ったら解き直しましょう。
おすすめの時間配分は次の通りです。
大問1 3分
大問2 7分
大問3 15分
大問4 15分
大問5 15分
大問6 20分
見直し 5分
大問1,2は速く終わらせ、点数の高い大問4~6に時間をかけるのがおすすめです。
過去問で問題形式に慣れよう
センター英語の各大問の勉強法もわかり、実力もある程度ついたら過去問演習をしましょう。
最後に頼りになるのは過去問なのです。
センター試験では不要文を見抜く問題やポスターから読み取る問題など、他の試験ではないような独特の問題が多く、対策を行うためにも過去問をやり込むのが良いのです。
センター英語の勉強法まとめ
センター英語は時間制限も厳しく、一見難しそうに見えますが、正しい勉強法で対策を行えば8~9割は誰でも取れるように作成されてます。
なので、この記事を参考にセンター試験本番でも結果を出せる実力をつけてください。
また、以下の記事でセンター試験を解く上で非常に重要になってくる英語長文の効果的な勉強法を紹介しているので、是非合わせてご覧になってください。
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