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そんな神戸大学を志望するにあたって、入試科目になっている科目の傾向やどのように対策を進めていけば良いのかということについて理解している人は少ないです。
そこで、今回は神戸大学のそれぞれの学部の入試科目や配点はもちろんのこと、その傾向や対策法を教科別に紹介していきます。
神戸大学志望の人にとっては、かなり有意義な情報かと思うので、是非参考にしていって下さい。
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神戸大学入試の基本情報
まずは、それぞれの学科での試験時間や配点などの神戸大学の入試における基本的な情報について紹介していきます。
試験時間
それぞれの科目の試験時間は次のようになっています。
※経営学部は80分
・数学(文系):80分
・数学(理系):120分
・理科:1科目選択なら60分、2科目選択なら120分
・外国語:80分
配点(文系)
文系の各学部でのセンター試験と二次試験のそれぞれの配点は次のようになっています。
文学部
・国語…100点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目50点
公民:倫理政経50点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目75点
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学から1科目75点
※基礎を付した科目は2科目で1科目
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1科目100点
・国語…150点
・数学…75点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1科目125点
法学部
・国語…100点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目50点
公民:倫理政経50点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目75点
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生者、地学から1科目50点
※基礎を付した科目は2科目で1科目
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目100点
・国語…150点
・数学…75点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1科目150点
経済学部(総合選抜)
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目100点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理B
公民:倫理政経
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学
地歴、公民、理科から3科目選択
⑴地歴、公民から2科目75点、理科から1科目25点
⑵地歴、公民から1科目25点、理科から1科目75点
・数学…125点
・英語…150点
経営学部
・国語…75点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目50点
公民:倫理政経50点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目75点
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学から1科目50点
※基礎を付した科目は2科目で1科目
・英語…75点
・国語…100点
・数学…100点
・英語…150点
国際人間学部
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目60点
公民:倫理政経60点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目70点
・理科…物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学から1科目50点
※基礎を付した科目は2科目で1科目
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目80点
・国語…160点
・数学…80点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1科目160点
配点(理系)
理系の各学部でのセンター試験と二次試験のそれぞれの配点は次のようになっています。
理学部
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目75点
公民:倫理政経75点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目50点
・理科…物理、化学、生物、地学から2科目50点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目75点
・数学…150点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から2科目150点
・英語…125点
医学部
・国語…80点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目40点
公民:倫理政経40点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目80点
・理科…物理、化学、生物から2科目80点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目80点
・数学…150点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2科目150点
・英語…150点
工学部
工学部については、その中でも幾つかの学科に分かれるのでそれぞれについて紹介していきます。
建築学科
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目75点
公民:倫理政経75点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目50点
・理科…物理、化学、生物、地学から2科目50点
※物理は必須
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目75点
・数学…150点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学150点
・英語…125点
市民工学科
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目50点
公民:倫理政経50点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目50点
・理科…物理、化学50点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目50点
・数学…200点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学150点
・英語…150点
電気電子工学科
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目50点
公民:倫理政経50点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目50点
・理科…物理、化学50点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目50点
・数学…200点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学150点
・英語…150点
機械工学科
・国語…125点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目75点
公民:倫理政経75点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目50点
・理科…物理、化学、生物、地学から2科目50点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目75点
・数学…150点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学150点
・英語…125点
応用化学科
・国語…125点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目75点
公民:倫理政経75点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目50点
・理科…物理、化学、生物から2科目50点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目75点
・数学…150点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学150点
・英語…125点
情報知能工学科
・国語…125点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目75点
公民:倫理政経75点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目50点
・理科…物理、化学50点
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目50点
・数学…150点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学150点
・英語…150点
農学部
・国語…150点
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目50点
公民:倫理政経50点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目50点
・理科…物理、化学、生物、地学から2科目100点
・英語…50点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎、地学から2科目150点
・英語…150点
海事科学部
・社会…地歴:世界史B、日本史B、地理Bから1科目75点
公民:倫理政経75点
・数学…数学1・A、数学II・B、簿記・会計、情報関係基礎から2科目100点
・理科…物理、化学、生物、地学から2科目100点
※物理は必須
・外国語…英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目100点
・数学…150点
・理科…物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎、地学から2科目200点
※物理基礎・物理は必須
・英語…150点
英語の傾向と対策
ここでは、神戸大学の英語の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
神戸大学の英語の内訳は次のようになっています。
第4問…和文英訳 or 自由英作文
それぞれの長文の文字数は、500~700文字もあるので、これ3つを大体60分くらいで読まないといけなく、かなりのスピード感が求められます。
また、自由英作文は、少し難しい議題に対してしっかりと自分の意見を書くという問題が出題されます。これは議題に対して、40~60文字程度の英文を書く必要があります。
第1問~第3問の英語長文の対策
先ほども紹介した通り、とにかく神戸大学の英語の長文では、スピード感が求められます。
そのスピード感を鍛えるには、次の3つが大事になってきます。
✔精読力を鍛える
✔ストーリーを理解する
まず英単語を完璧にする、ということですが、これだけのスピード感を求められる長文では、英単語を見て瞬時に訳を思い出せないようでは、時間が足りません。
なので、単に英単語を覚えるだけでなく、その英単語を見ただけでその訳が瞬時に浮かぶくらいまでに徹底的に落とし込んでいくようにしましょう。
次に精読力を鍛える、ということについてですが、神戸大学の長文はセンター試験などと比べても、そのテーマや文の構造が難しくなっています。
その為、単に英単語の意味を1つずつ追っていくだけでは、文を読み進めていくことが出来ません。そこで必要なのが、精読力です。精読力とは、1文1文をしっかりと読み取っていく力のことです。
この精読力を鍛えるには、普段から英文にSVOCを振って、その英文がどのような構造になっているかを視覚的に把握しておくことが大事です。これを普段からしていれば、仮に神戸大学の長文のような難しい構造の文でも、正確にその意味を取っていくことが出来ます。
最後にストーリーを理解する、についてですが、神戸大学の英語長文では、例えば、itのような指示語が入っている文でその指示語の内容を明確にしたりするような問題が出題されます。
その為、単に1文1文の意味を理解しておくだけなく、その文を1本のストーリーとして把握しておくことが出来ていないと、そのような問題に対応することが出来ません。
また、ストーリーとして理解できるようになれば、長文の中で仮に分からない部分があっても大まかな内容を推測していくことが出来ます。
ストーリーとして理解するには、文1つ1つの繋がりやパラグラフごとの繋がりをしっかりと理解しながら読み進めていくことが大事です。
第4問の和文英訳 or 自由英作文の対策
第4問で出題される自由英作文ですが、この英作文を苦手としている受験生は多いです。
しかし、そのような苦手としている受験生の多くは、難しい構文や単語を使って立派な事を書こうとしてしまっていることが多いです。
ただ、これは完全な勘違いで、自由英作文で大事なのは出来るだけ簡単な英語を使って書くことです。なので、難しい英語を使って減点をされない事を重視するようにしましょう。
なので、自由英作文の対策としては、次のような3つのステップを踏むことが大事です。
⇩
⇩
また、問題である議題が与えられた時に、どんな議題でも使えるような表現である”私は~と同意見で””その理由は~です””結論は~です”というようなことをあらかじめ覚えておくと、より簡単に英作文を書くことが出来ます。
和文英訳では、重要な構文を含んだ日本語を英語に直すような問題が出題されます。なので、その対策としては典型的な構文を含んでいる例文などを、まるまる暗記してしまうのがおすすめです。
そうして暗記してしまうことで、出題された様々な構文も当てはまるだけで書くことが出来るので簡単です。
英作文のおすすめの問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧下さい。
文系数学の傾向と対策
次に、神戸大学の文系数学の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
文系数学は、3つの大問から構成されています。また、それぞれの大問は2~3問の小問に分かれていることが多くなっています。
その難易度は教科書の章末問題を少し難しくしたくらいのイメージで、難問や奇問などはほとんど出題されません。
ただ、問題の設定に工夫がされていたり、複数の単元が融合された問題が出題されることが多いので、どうしても受験生からすると難しそうに見えてしまうようです。
数学Ⅱの微分・積分法、数学Bのベクトルや数列などの分野が頻出となっています。また、図示問題や証明問題も必ずと言って良いほど毎年出題されています。
また、中には計算量がとても多い問題などもあるので、数学が苦手というような文系の人も、しっかりとした計算力を身に付けておく必要があると言えます。
対策
先ほども書いた通り、文系数学は様々な分野を融合させたような問題が出題されますが、どれも典型問題の解き方を合わせることによって解けるような難易度になっているので、まず典型問題の解法をマスターすることが必須です。
その為にも、入試レベルの問題集をしっかりと1冊やり切りましょう。
数学のおすすめの問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧下さい。
理系数学の傾向と対策
次に、神戸大学の理系数学の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
理系数学は、5つの大問から構成されています。それぞれの大問は、2~3問の小問から成り立っていることが多いです。
試験時間120分で5つの大問を解く必要があるので、他の大学と比べても特に問題を短時間で処理する能力が求められます。
その難易度は、教科書の章末問題を少し難しくしたくらいで、難問・奇問と呼ばれるような問題はほとんど出題されません。また、難易度が高い問題には、しっかりと誘導がついているので、そこまで心配はいりません。
出題単元は、毎年5問中、2~3問は数Ⅲから出題されています。中でも、面積や体積の計算や不等式の問題は頻出であると言えます。
難易度はそれほど高くありませんが、それまでに数学の典型問題をしっかり解いてきたかというようなことがそのまま点数に直結されるような試験になっています。
対策
理系数学は先ほども書いた通り、数学の典型問題を解いてきたかが問われるような試験なので、まずはしっかりと典型問題の解法をマスターしておくことが必須です。
特に、理系数学では数Ⅲからの出題が多いので、数Ⅲはさらに力を入れて対策をしておく必要があります。
その為にも、文系数学と同様にまずは入試標準レベルの問題集をしっかりと解ききるようにしましょう。また、取り組む際には、神戸大学の理系数学は時間にシビアな試験なので、しっかりと時間制限を設けて時間を意識しながら解くことを心がけることが大事です。
その他の数学のおすすめの問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧下さい。
国語の傾向と対策
次に、神戸大学の国語の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
国語は、大問が3つあって、現代文、古文、漢文でそれぞれ1つの大問となっています。
現代文
現代文の構成は近年以下の形で一定です。
⑵~⑷ 80字記述
⑸ 論旨を踏まえての160字記述
その文章は、著名な著者による比較的新しい作品が用いられることが多く、文字数は4500~6000字程度となっています。本文の分量が多い上に、記述問題が多いので、時間的にも難易度的にもハイレベルな試験であると言えます。
古文
古文は、『源氏物語』のような鎌倉時代や平安時代の本格的な長文が、大体1100~1400文字数くらいで出題されます。
その年によって出題される内容は異なるのですが、特に頻繁に出題されるのが次の3つです。
・内容記述
・文法説明
記述問題に関しては、30~100文字程度で要点を押さえて内容をまとめる必要があります。また、この記述問題と現代語訳の記述式の問題が、全40点の内の30~35点を占めるのでそこが大きなポイントになります。
漢文
関西にある国公立大学の中でも、漢文が2次試験で出題されるのは、神戸大学くらいです。出題される本文は、思想や史伝を中心に随筆や説話と幅広く、文字数は150~200字程度となっています。
大問が5個からなる構成になっているのですが、次の3つに関してはほとんど毎年出題されています。
・現代語訳
・理由説明や要約などの論述問題
書き下し文や現代語訳は、基本的な句法などが問われるようになっていますが、論述問題は内容を正確に把握していることが求められるので非常に難易度が高くなっています。
現代文の対策
現代文では、特に記述量が多いので、普段から問題集などで80字などの限られた文字数の記述答案を作成する練習をしておく必要があります。
特に多くの受験生が悩まされるのが、⑸の160字和訳です。ここで書いている論旨とは、筆者が伝えたい事です。なので、筆者が本当に言おうとしていることを理解しておかなければならないんですね。
この問題は、本文全体の要約と限りなく近いです。普段から本文の内容を単純に圧縮するのではなく、大事なポイントを押さえたうえで、160字で要約する練習しておくのが効果的です。
現代文のおすすめの問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧下さい。
古文の対策
古文では重要な句法を含んだ部分の現代語訳などが出題されるので、普段から古文をなんとなくで読むのではなく、しっかりと文中の助動詞や敬語などを意識しながら正確に読んでいくことが大事です。
その為にも、訳を書く上で必須である古文単語や古典文法については、しっかりとマスターしておく必要があります。
そこまで難問や奇問が出題されることはなく、きちんと勉強をしていればそれがしっかりと報われるように出来ています。同時代である鎌倉時代や平安時代の古文を重点的に読んでおいて、その時代の文章に慣れつつ対策をしましょう。
古文のおすすめの問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧下さい。
漢文の対策
漢文は、まずは基本的な句形や語法をしっかりと暗記して、書き下し文などで点数を落とさないようにすることが大事です。
また、200字程度の漢文を読む訓練を普段からしておいて、細かい主語などに拘らないで、あくまでも全体で何を言いたいのかという主題を把握するようにしましょう。
漢文は対策が難しく、どの受験生も得意とはしていないので、とにかく書き下し文や”所以・是以・以為”などの漢字の読み方のような基礎部分で点数を落とさないようにすることも大事です。
漢文のおすすめの問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧下さい。
化学の傾向と対策
次に、神戸大学の化学の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
神戸大学の化学は、4つの大問から構成されていて、近年の出題の内訳は次のようになっていることが多いです。
・無機化学1題
・有機化学1題
・高分子1題
その内容は十分教科書で対応することが出来ますが、中には教科書の欄外で記載されているような内容が出ることが出来ます。
特徴として、計算問題で計算の過程を示す必要があるので、日頃の勉強から途中式を書くことを意識する必要があります。
理論化学の対策
理論化学は、近年では幅広い問題が出題されています。
その問題は、教科書の欄外に書いてあるような内容が問われることもありますが、そのような場合には問題文中にヒントが隠されているので問題ありません。
その対策としては、普段から教科書に書いてある図などで、なぜその現象が起こるのかということを意識しておくことが大事です。
また、計算問題については、完璧に書けていなくても部分点をくれるのでそこはポジティブに捉えるようにしましょう。
無機化学の対策
無機化学も幅広い内容から出題されます。
基本的には教科書に書いてあることで対応することができるので、教科書レベルまではしっかりと勉強しておきましょう。
また、反応式などは丸暗記するのではなく、どのように変化していくかということをしっかりと自分で組み立てれるようにしておくことが大事です。
有機化学の対策
有機化学では、基本的に毎年、構造決定の問題が出題されているので、構造決定の問題は何度も解いて慣れておくことが大事です。
また、その構造決定問題の中でも、様々な有機化合物の特徴が問われることがあるので、教科書レベルの有機化合物の特徴についても押さえておきましょう。
高分子の対策
高分子では、天然有機や天然高分子の範囲がよく出題されています。
この範囲では、出題される問題のパターンが限られているので、しっかりと演習を積んでおくと十分対応することが出来ます。
ただ、稀にですが高分子化合物についても出題されるので、そこも侮らず学習しておきましょう。
化学のおすすめの参考書や問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧下さい。
物理の傾向と対策
次に、神戸大学の物理の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
物理は、3つの大問から構成されています。また1つの大問に対しての設問も、4~5問となっているので、そこまで問題数自体は多くありません。
近年の傾向ですが、3つの大問は次の3分野から構成されていることが多いです。
2.電磁気
3。熱力学 or 波動
難易度的には、教科書にも載っているような、標準的なレベルです。
ただ、全ての問題が記述式になっています。その為、解答だけではなく、そこに至るまでの過程なども示す必要があり、しっかりと理解していないと解くことが出来ないようになっています。
また所々で、解答に不可欠である物理量を自分で定義する必要がある問題であったり、図を書くのと論述を織り交ぜた問題など珍しい形式の問題が出題されることもあります。
このような問題は、初めて見て試験中に戸惑う受験生も多くいるようです。
また、先ほども書いた通り問題数が少ないので、問われるレベルは標準的ですが、解答の誘導などがほとんどなく自力で完成させる必要があります。その為、表面上の理解だけでは解くことが出来なく、本当にその内容を理解しているかが問われる試験であると言えます。
力学の対策
力学は、円運動や力学的エネルギー保存の法則、運動方程式など本当にさまざまな分野から出題されていて、この分野が頻出であるというようなことはありません。
その為、全分野を満遍なく勉強しておくことが大事です。
電磁気の対策
電磁気は、電場・磁場空間での荷電粒子の動きが頻出となっています。
これは神戸大学独自で、力学などとも組み合わせた問題が出題されます。この分野は描図問題や論述問題を出題しやすいのが、神戸大学の物理の特徴ともマッチしていますからね。
また他にも、電磁誘導を使った回路の問題や電磁誘導を使った回路の問題が出題されたこともあります。
中でも、エネルギー関係の問題は、受験生が苦手としているので、そこを狙って聞いてきます。なので、この電磁気もやはり満遍ない対策が必要になってきます。
熱力学の対策
夏力学の分野では、状態方程式や熱力学第1法則などが頻出の単元となっています。
熱力学に関する公式などを正確に使いこなすことが出来るかなどが問われるので、そこに関しては完璧に出来ておく必要があります。
また、気体分子の細かな動きに関する問題も多く出題されるので、そのような気体分子運動論についてもしっかりと対策をしておく必要があります。
波動の対策
波動の分野では、波の干渉や屈折、ドップラー効果など本当に様々な単元の問題が出題されます。
その為、満遍なく対策をする必要があるのですが、波の重ね合わせや光の進む経路などを図示するような問題が出題されることが多いので、そのような図を描く練習をしておく必要もあります。
そのような図を描くには。物理現象を正確に理解しておくことが大事なので、例えば、光が曲がる方向などについて単にこの場合はこちらに曲がる、と覚えるのではなく、これの影響でこちらに曲がるという風に理解しながら覚えていくようにしましょう。
物理のおすすめの参考書や問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧下さい。
生物の傾向と対策
次に、神戸大学の生物の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
生物は、大問4つから構成されます。
出題されている分野は本当に様々で、また複数の分野を関連付けて聞いてきます。具体的には、以下のような感じです。
⇒それに加えて、光合成や光周期、光発芽などを聞いてくる
・動物の調節がテーマ
⇒それに加えて、ホルモン、酵素、神経などを聞いてくる
また、出題形式は、用語記述や空欄補充、計算問題や図や表を読み取る問題など様々です。中には、記号問題もあり、100字程度で記述するような問題もあるので、総合的な学力が求められます。
ただ、その難易度はあまり高くありません。そのほとんどが教科書で対応することが出来るようなレベルになっています。
全体的な対策
よく教科書を疎かにして、他の参考書などを使って勉強している人がいますが、先ほども書いた通り、難易度的には標準的な問題が多いので、教科書に書いていることをバカにせずに取り組むことが大事です。
もちろん参考書がダメと言っているわけではありません。
ただ、あくまでも教科書に載っている図や表などが入試問題の元になっているのです。なので、教科書で図や表を見た時に「へ~こんな図があるんだ!」と流すだけでなく、そのような図や表の意味などをしっかりと考える癖をつけましょう。
特に、神戸大学の生物は、一見難しい実験などをしているように見えますが、あくまでも教科書に載っているような典型的な実験を難しく見せているだけです。
その為、神戸大学の生物対策としては、難問集などには手を付ける必要がありません。教科書などでしっかりと知識を入れた後に、標準的な問題集を繰り返すようにしましょう。
論述問題の対策
20字から100文字程度の論述問題が10問程度出題されたり、年によると100文字以上の論述問題が出題されることもあり、その総字数は大体どの年でも350~550文字程度にも及びます。
その為、神戸大学の生物に関しては、この論述問題の攻略なしに、攻略はないと言っても過言ではありません。
論述する内容は、特別に難しいようなものではなく、そのほとんどが「なんとなく書かないといけない事は分かるな」というようなものばかりです。
その為、その内容に対する理解度はもちろんのことですが、それよりはいかにその内容を要領よく、限られた字数でまとめるかというような文章力も求められます。
このような文章力は急に付くものではないので、日頃からの姿勢が重要になってきます。日頃から次のような事を意識しておくようにしましょう。
✔用語の意味を確認する際に、30~50字程度で説明する練習をする
このような地道な事を積み重ねることによって、論述も上手くなっていくのでめんどくさいとは思いますが、取り組んでみましょう。
生物のおすすめの参考書や問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧下さい。
地学の傾向と対策
次に、神戸大学の地学の傾向とその対策について紹介していきます。
傾向
地学は、3つの大問から構成されています。
最近の傾向として、次の3つになっていることが多いです。
⒉ 地球物理
⒊ 天文
その難易度は標準的で、教科書に記載されている内容からあまり離れない事を意識されているので受験生が教科書をどの程度理解しているのかというのを問うような試験であると言えます。
その出題形式は、穴埋め、記述、説明、計算、描図など様々です。
論述や記述問題によって、受験生が本当に理解しているのかを図り、描図問題によって理系としての基本能力を見るというスタイルが昔から貫かれているようです。
対策
地学の対策としては、それぞれの分野を個々に分けて勉強するのではなく、日常の周りで起こっている様々な現象や事物を化学や物理などの知識も使って理解することです。
というのも、地学の入試で出題されるような問題は、化学や物理の内容と密接に関わっていることがほとんどだからです。これを出来るようになるには、次の2つを普段から意識することが大事です。
✔それを踏まえた上で、地学の現象がどのように解釈されるかを考える
この物理や化学の教養というのは、例えば電流が流れると、その周囲には磁場が生じるというような中学レベルのことで大丈夫です。
このような知識を組み合わせることによって、地学現象に関する理解を深めることが出来るので意識しましょう。
また、計算問題で三角比を使った図形や指数関数の計算、有効数字なども使うので、そのような数学的な知識が不安だという人は、そこもしっかりと対策をしておきましょう。
地学のおすすめの参考書や問題集については、こちらの記事でまとめているので合わせてご覧下さい。
まとめ
今回で、自分が志望している学部の入試科目や配点はもちろんのこと、それらの科目の傾向やどのように対策をしていけば良いのかということについて分かってもらえたかと思います。
自分が志望している大学や学部、試験科目の特徴を知ることでより志望校に近づくことが出来るので、今回紹介してきたことを参考にして、神戸大学の対策をしていきましょう。
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