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高3生になると模試を受ける回数も増えてきますよね。あなたは模試を受けるだけで終わっていませんか?
そこで今回は模試を有効活用するための、効果的な復習方法について解説していきます!
「模試の効果的な復習方法がわからない」「模試の復習は何回やればいいの?」
こんな疑問にお答えしていきます。科目別の復習方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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なぜ模試を復習する必要があるのか?模試の意味を考え直そう!
筆者が高3生のときははっきり言って模試が大嫌いでした。せっかくの休日も学校に行って、長時間テストを受けに行くことがとにかく苦痛でした。
しかし受験生ですのでそんなことも言ってはいられません。そこで、どうせ模試を受けるのだから最大限活用しようと考えました。
「そもそも模試とはなんのために受ける必要があるのか?」あなたはこのことについて真剣に考えたことがありますか?
一般的に模試とは、大学受験に合格するための勉強方や努力の量が現時点で正しく身についているか、全国のライバルと比較してどうなのかを知れるとても大切な機会なのです。
そのためには、自分が今回の模試でどこまで理解できていたのか、何が苦手で集中的に勉強するべきなのかしっかりと分析する必要があります。
そう考えると模試のあとに復習をしないということが、なんともったいないことか理解できると思います。
復習しないなら模試なんて受けるだけ時間の無駄であるとまで思ってしまいます。
今まで模試の復習をしてこなかった受験生もまだ全然間に合います。これからご紹介する復習方法を実践して、模試を自らの合格への糧としていきましょう!
模試のもっとも効果的な復習のタイミングとは?
それでは、模試のもっとも効果的な復習のタイミングとはいつなのでしょうか。
先程も言ったように復習の目的の1つに、自分がどこまで理解しているかを確認するためにします。
そのため少しでも自分が1回目に問題を問いた記憶が新しいほど、その効果は大きいと考えられます。
なので模試の復習をするタイミングは、模試を受けた日か次の日までにやるのがいいでしょう!
模試が返却されるのは早くても1ヶ月以上はかかりますよね。そのときに初めて復習しては忘れているし、その間の学習計画にも反映させられません。
模試を受けてすごく疲れているなか復習をする気にはなかなかなれないと思いますが、今やらなければ今日受けた意味がなくなると思って、模試の復習は何よりも優先してやるようにしましょう!
模試の復習の一連の流れを理解しよう!
それでは、一連の復習の流れを見ていきましょう。
- 模試のとき直し → 2. 自己採点 → 3. 解説を見ながらとき直し → 4. 自己分析
この4ステップを1度の復習でやっていきます。
復習といえば自己採点と解説を読むだけで終わっている人も多いと思いますが、最初のとき直しと最後の自己分析がとっても重要となってきます。
これから1つずつ詳しく見ていきましょう。
1. 模試の復習は最初が肝心!答え合わせの前に問題を考えよう!
模試を受けたあとに答えが気になってすぐに答えをすべて見てしまう人が多いと思います。
その気持はすごくわかりますが、ちょっと我慢してその前にもう一度問題を考えてみましょう。
最後まで答えを出した問題に関しては、最初からとき直す必要はなく、どうしてそう考えたのかを思い出しましょう。そうすることで自分の考え方が模範解答と同じかどうかの確認がしっかりと取れるようになります。
時間が足りなくて途中までしか解けなかった問題やまったく手を出せなかった問題は、時間をしっかりとって答えを出してみましょう。いきなり答えを見ては考える練習になりませんので。
2. 模試の自己採点は厳しくつけよう!
とき直しを終えて自分の回答が大方でたところで、自己採点に移ります。
ここでのポイントは自分の考え方が模範解答と同じだったかどうかを確認することです!
特に数学に関しては、答えが正解していても導き方や途中式が抜けていないかなど詳しく見ていきましょう。
自己採点のときには自分の合計点数ばかりを注目してしまいがちですが、改めて言いますと模試とは自分がどこまで正しく理解できているか確認するためのものです。
しっかりとそういう意味での自己採点をしていきましょう。
3. 模試の解説書はとっても役に立つ!
自己採点のあとは、さらに詳しく模試の解説書を読んでいきましょう。
解説書を見ながらなぜ解けなかったのか、わからなかったとこを理解しながらとき直していきましょう。
特に社会や理科の科目では、問題に関する補足の知識などが詳しく書かれているのでとても参考になります。
暗記不足で覚えていなかったものがあれば、これを機会にしっかりと知識として定着させましょう。
4. 模試で現状を自己分析!学習計画に役立てよう!
最後にぜひやっていただきたいのが、模試を通した自己分析です。
模試をとき直したことで現状何が得意で、どの分野で理解が足りていないかについて大方わかったと思います。
今はまだできていなくても、受験本番で1点でも多く正解したものが合格を勝ち取ることができます。
なので現在苦手とする科目を集中的に勉強して、1つずつ克服していくことが合格への近道です。
受験までの道筋を考え、自分の学習計画にうまく取り入れていきましょう!
模試の科目別復習方法を完全公開!
ここからは実際に模試を復習するにあたって、科目別にその復習方法やポイントについて解説していきます。
ざっと紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。
数学 問題の本質を考えて応用できるようにする
数学に関しては、まったく同じ問題が受験時に出題される可能性はかなり低いのに、復習する必要があるのだろうか、と思われる受験生もいるかもしれません。
しかし、その発想や考えたが使える問題が再び出題されることは大いに考えられます。
なので復習するときに気をつけてほしいのが、その問題の途中式を覚えて解ける気になってしまわないようにすることです。
この問題のポイントはどこだったのか、本質的に理解していなければ似た問題が出題されたときに解けません。
参考書なので関連問題を探して解いてみたり、応用ができるかどうかしっかりと確認しましょう。
英語 使える表現や文法を吸収しよう
英語の試験にいて、できたかどうかはその英語を知っていたか、もしくは時間が足りたかどうかだと思います。
英語の解説には長文で出てきた単語や、英作文での上手な表現などがたくさんのっています。
そのため、筆者はわからなかった単語や、自分が英作のときに使える表現のストックとして、復習ノートにまとめて暗記するようにしていました。
問題で出てきたからこそ記憶に定着しやすいので、ぜひやってみてください。
国語 読解の考えたかを確認しよう!
現代文や物語文はなかなか復習しにくいと思いますが、どのような観点から答えが導かれるのかとそのプロセスに着目して復習していました。
古文や漢文に関しては、英語と同じく忘れていた単語や文法を復習ノートに書き出して、しっかりと記憶に定着させるようにしていました。
古典は慣れと完全な暗記科目なので、やればやるほど点数は伸びていきます。しっかりと模試も活用していきましょう!
理科・社会 解説書を読み物としてひたすら覚える!
暗記科目の理科と社会に関しては、解説で関連知識などがかなり詳しくのっている模試が多いです。
教科書とはまた違った表現で書かれているので、知らなかったことや忘れていたことは復習ノートにまとめて書いていました。
他にも、解説にマーカーを引いたりして何度も読み返すことで覚えようとしていました。
記憶は教科書で1度出会っただけではなかなか定着しないので、ぜひこれをいい機会と思って覚えるようにしましょう!
模試の復習は何回やるべき?
模試の復習はいったい何回やるべきなのだろうかと疑問に思う学生も多いと思います。
多いに越したことはありませんが、時間も限られる受験生にとってはそんなに繰り返せません。
そこで個人的には2回、もしくは3回がベストだと思います。
1回目は模試を受けた直後にしっかりと、とき直しと暗記のまとめをします。
2回目は自分の解答用紙が返却されたあとに、解けなかった問題をホントに理解しているかとき直したり、前回まとめた暗記ものに目を通します。
そして3回目は、次の模試の直前などに復習ノートをざっと見返すことで、より記憶が定着しやすくなると思います。
せっかくなら意味のある復習をしていきましょう!
復習ノートは作るべき?復習ノートの有効的な使い方とは?
復習するときに専用の復習ノートって必要なのかという声をよく聞きます。
筆者は実際に作ってやっていました。そのメリットとしては、
- 過去の記録が残されていき、復習を続けるモチベーションになる
- 模試に出てきた暗記ものをまとめられる
などが挙げられます。実際に模試をやってみた感想や苦手なことも書いて言語化することで、自己分析にも活用していました。
ぜひみなさんも復習ノートを作って、有効的に模試の復習をやっていきましょう!
これで模試を完全攻略!合格への道につなげよう!
いかがでしたでしょうか。
今回は模試の効果的な復習方法について解説していきました。
最後にもう一度言っておくと、模試は大学受験に合格するための勉強方や努力の量が現時点で正しく身についているか確認するために受けるものです。
嫌々模試を受けさせられて、時間だけ無駄に使うのが一番もったないです。
どうせ模試を受けるなら、最後までしっかりと有効活用して合格への道につなげていきましょう!
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