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センター物理で満点をとった筆者がセンター物理の対策法、試験を受ける上でのアドバイスなどを紹介します。
これを読めば、センター物理に関してのことは丸わかりです!
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センター物理の概要
センター物理、厳密には理系の場合センター試験の理科②の「物理」という科目名になります。
簡単な特徴として
- ほとんどが計算問題
- 知識問題はごく少数
- 基本的な公式、原理を理解していれば解ける
という感じです。計算問題がほとんどを占めるので、いかに計算ミスを減らすかが高得点のカギとなります。
計算問題のほか、文章を選択する問題や適したグラフを選択する問題などがありますが、原理や公式を理解していれば解ける問題がほとんどで、純粋な知識を問われる問題は少ないといっていいでしょう。
当たり前だとは思いますが、センター試験は思考力・応用力が問われる国公立の二次試験や私大の個別試験とは全くの別物です。なので当たり前のことではありますが、「二次試験対策していれば9割はいけるだろう」という考えでは大失敗することなります。
センターはセンターの対策をすることが高得点への唯一の道です。
試験時間
試験時間は他の理科の科目と同じ60分です。
センター物理で1科目60分という時間は、計算をすらすらと進められれば十分な時間です。4,50分もあれば余裕で全問解答できるでしょうから、解答も見直しも落ち着いてすることができます。
しかし、手間取ってしまうとギリギリで足りないという場合があるかもしれません。
例年センター試験の2日目に他の理科の科目と同じ時間に「理科②」として実施されます。
理科②の2科目を受験する場合、15:30~17:40の時間帯に実施されるので、センター試験の本当に終盤です。前日の社会、国語、英語に加え午前には数学もあるので終わる頃にはへとへとになりますし、物理に関しては計算が中心なのでかなり苦しいとは思います。疲労で計算ミスも出やすくなるので力をふりしぼって乗り切りましょう。
平均点など
2019年度センター試験での「物理」の平均点は56.94点でした。
他の理科②の科目の点数は
- 化学 54.67
- 生物 62.89
- 地学 46.34
(出典;大学入試センター)
地学は受験者数が他の3科目と比べて圧倒的に少ないので平均点が低く出ていますが、平均点はだいたい6割あたりで科目間の差はあまり出ないようになっています。もしも差が大きくなりすぎたら得点調整が行われるのでそこは安心していいでしょう。(条件などは大学入試センターHPを参照してください)
次に2010~2019年度の10年間で比べてみましょう。(ただし新課程導入の関係上、2014年度以前は化学Ⅰの平均点を掲載しています。)
- 2010 54.01
- 2011 64.08
- 2012 68.03
- 2013 62.70
- 2014 61.64
- 2015 64.31
- 2016 61.70
- 2017 62.88
- 2018 62.42
- 2019 56.94
(出典;大学入試センター)
だいたい6割くらいの点数ですが、年によってバラツキがありますが、ほとんどが数点程度の範囲で推移しています。しかし、2013年度や2019年度のように5点以上の下落もあり得るので、難易度の急な変化にも対応できる実力をつけておきたいところ。
出題分野と出題傾向
ここ数年間では以下のような出題傾向が見られます。
- 小問集合
- 電磁気
- 波動
- 力学
- (選択)熱、力学、波動など
- (選択)原子
第一問は例年、物理の全範囲から基礎力を問う小問が出題されます。毎年、出題される分野が異なるので、どこから出されてもいいようにどの範囲も基礎をしっかりと押さえましょう。
第二問、第三問、第四問では電磁気、波動、力学が出題されます。ただし、年度によってはAパートとBパートで違う分野が出題されたり、複数の分野がからんだ問題が出題されたりします。
例えば、2017年度では第三問ではAパートとBパートにそれぞれ波動と熱の問題が出題されましたし、2018年度の第四問は力学と熱が絡んだ問題が出題されました。
複数の分野が絡むとは言いましたが、どれも基本事項の組み合わせで十分解くことができます。落ち着いて解いていきましょう。
第五問と第六問は選択問題になっています。第五問はほぼ毎年出題分野を変えていますが、第六問は例年原子の問題で固定されています。どちらを選ぶかは、その場の判断で良いかとは思いますが、原子の問題は知識がないと解けないので自信がなければ避けた方がいいでしょう。
それぞれの分野について解説
それぞれの分野について簡単に説明を加えておきます。
力学
力学と一言でまとめてはいますが、力のつりあいや運動方程式といった物理の基本から、物体の衝突や万有引力などの発展的な内容まで含みます。
満点を狙うならどの内容で出ても良いよう、苦手なところはなくしておきましょう。
電磁気
苦手な人が多い分野です。
案外基本的なことも聞いてくる分野なので、基礎から押さえましょう。基礎をおろそかにして小手先だけで解いているとやられやすい分野です。
波動
ドップラー効果や波の干渉がよく出題されます。たまに波動の式も出題されるので自信のない人は要チェックです。
小問集合対策として、反射の種類や音の周波数の温度による変化など基礎知識も押さえておきましょう
熱
等積、等圧、断熱、等温の4つの変化と熱力学第一法則、内部エネルギーなどの基本式が分かっていれば大丈夫です。
たまに力学に絡んだ問題が出ますが、そこまで難しくはありません。誘導に乗っていけば楽に解けます。
原子
新課程導入により出題されるようになった分野です。知識を問う問題が多く、単純な知識量勝負になります。計算問題も出されますが知識さえあれば難しくないです。
放射線の性質や原子の波動性、エネルギーに関する問題がよく問われていますが、出題内容に一定のパターンはなく、どこも出題される可能性があります
教科書に書いていることをほぼ完璧に押さえないと満点は難しいです。特に、現役生は学習がセンター期ギリギリになりやすいので注意しましょう。選択問題の場合、捨てることも視野に入ります。
センター物理の勉強法〜9割を目指す〜
勉強の時期と進め方
まずは公式と、基本的な原理から覚えていきましょう。波に関する分野と、現役生だと原子分野が特にあいまいになりやすいです。この辺りは知識的な問題が多く出るのでしっかりと抑えておきましょう。
計算について、「高さhから落とした物体が高さ0に達した時の速さは√2gh」と覚えてしまうのも時間の短縮にはいいかもしれませんが、反射的に解いてしまうと値が変わった時などに見落とすかもしれないのでおすすめはしません。普段から落ち着いて計算する習慣をつけた方がいいでしょう。
勉強する時期については個人差があるので一概には言えません。目安としては12月あたりが意識し始める頃だと思います。ただ、1月に入ったらセンター試験一色にしようということは強調しておきます。センター試験は二次試験の対策では対策できないのと、センターは慣れることが重要なので、最低でも準備期間を一週間は設けておきたいところです。
筆者の場合、12月あたりからセンターと二次試験の比率を徐々にセンター寄りにしていき、1月に入った時点で二次試験の勉強は一旦休んでセンター試験だけに集中するようにしていました。
参考書
ここでは、センター物理に対策におすすめな参考書を紹介しています。
過去問 (河合出版、教学社他)おすすめ度:★★★★★
センター対策をする上でどの参考書の中でも過去問は絶対です。大手予備校が出版する予想問題集が市販されていますが、予想問題集は基本的にセンター試験の「ようなもの」と思っておいた方が良いと思います。何故ならば、予想問題集は過去問の出題傾向と微妙ににずれていることが多かったりするからです。直前期は過去問を優先的にときましょう。もしも、過去問を全部やりきって知識も完璧にしてやることがないというときはやってみてもいいかもしれません。
過去問集についてですが、教学社が出版する『赤本』、河合塾が出版する『黒本』など色々ありますが、個人的には黒本をおすすめします。
なぜなら、新課程に切り替わってから年数もそんなに経っておらず、練習できる問題数も限られているからです。黒本は本試でけではなく追試の収録年数が多く、一年分でも演習したい人にはおすすめです。
良問の風 (河合出版) おすすめ度:★★★☆☆
名門の森のシリーズの入門編のような位置付けで、標準的な問題が収録されています。センター用ではありませんが、この問題集がすらすらと解ければセンターは安心かと思います。
チャート (数研出版) おすすめ度:★★★☆☆
問題集というより、教科書寄りの参考書です。教科書より細かく、内容は充実しています。フルカラーで読みやすいのも特徴です。
基本事項の確認に使うといいでしょう。
短期攻略センター物理 (駿台受験シリーズ) おすすめ度:★★★☆☆
センター試験の過去問を出題分野ごとに分けた問題集です。
苦手な分野を集中的に練習したい人や、出題傾向を分析したい人におすすめの問題集です。
各種予想問題集 (各出版社) おすすめ度:★★☆☆☆
「過去問を解き切ってしまった…」という人にオススメです。
先に述べた通り、出版社側の問題の好みもあるので直前期ではなく夏や秋の間の練習用として使うのがいいと思います。
模試はどのように活用する?
センター模試を受ける機会があると思うので、模試の利用法などを紹介します。
参考書の項目でも述べましたが模試もセンター試験の「ようなもの」と思う程度が良いと思います。
模試も予想問題集同様、出題の傾向が微妙にずれていることが多いです。これは体験談になりますが、実際と比べて異常なまでに難しいものもありました。なので、参考程度に思うのがいいと思います。難しくて解けなかったからといって落ち込む必要はないですし、本番がこうだったら…と思う必要もありません。
しかし、模試は復習が重要なので、解けなかった部分は自分の糧にしていきましょう。落ち着いて見ると、意外とできる問題だったりします。
また、模試は時間配分や正確な自己採点の練習、雰囲気に慣れておくための効果はあるので、受けすぎない程度に受けるといいと思います。
センター物理で満点を取るには?
満点をとる難易度
2019年度のセンター物理の平均点は 56.94 で標準偏差は 24.44 でした。
これらの値から、100点の偏差値は 67.62 になります。
これは上位約4%くらいの値です。
あくまでも目安ではありますが、センター物理で満点を取ることははめちゃくちゃに難しいわけではないようです。
満点を取るためには?
センター物理で満点を取る上で重要なのは、ずばり、計算力と注意力です。センター物理は計算問題が多くを占めるため、満点をとるためには計算ミスをしないこと、したとしてもあとで訂正できることが必須になってきます。計算力は日々の練習の中でつけていきましょう。
そして注意力に関してですが、問題によっては選択肢が8個もあることがあるので雑多な選択肢に惑わされず、正解の選択肢を選ぶことも重要です。たとえ正しい計算ができても正しくマークできなければ意味がないのでこちらも、意識してみてください。
また、最後には基本事項をしっかり理解した上で、文章やグラフ問題を取り切ることも満点をとるために欠かせません。
注意したいことなど、ちょっとしたアドバイス
ここでは試験を受ける上で注意したいことなど、受験の時に役立つようなちょっとしたアドバイスを紹介しています。興味があったら目を通して見てください。
時間配分
時間配分についてですが、計算も得意だし物理の基本事項は全て大丈夫と言う生徒なら40分もあれば十分でしょう。どんなにかかっても50分以内に抑えたいところです。
もし、演習していて時間ギリギリで見直す時間もないと言う人は、一度どこで時間がかかるのか振り返ってみましょう。計算で時間がかかっているのか、それとも公式を思い出すのに時間がかかっているのか、そもそもその分野が弱いのか。原因がわかれば徹底的に補強しておきましょう。このように見直すだけでも時間短縮につながるかと思います、
また、知識問題で迷ったら、即飛ばして後に回しましょう。
ここで言う知識問題とは例えば、α線は正に帯電しているとか可視光の波長と色の関係とかいったものです。
純粋な知識を問う問題は本当に少ないので、大部分を占める計算問題に優先的に時間を回しましょう!「忘れてしまったことを頭から絞り出しているうちに時間が経ってしまい、計算する時間がなくなった」なんてことになれば目も当てられません…。たとえ満点を逃すことになっても、高得点のためには多少の犠牲も必要です。
解く順番
解く順番はなんでもOKです。
時間に余裕がない場合、解く順番を気にする必要があるとは思いますがしっかりとした実力があれば前から順番に解いたので全く問題ないと思います。
また、最初の30秒ほどでいいのでどんな問題があるのか、全体を見通してみてください。今年はどんな問題で自分がどれくらい時間を割けるのか、選択問題をどれにするのかとか、作戦を立てる感じでいいです。特に、物理は電磁気が苦手とか分野によって得意不得意が分かれると思います。見通しを立てることができればかなり精神的に余裕ができます。
休み時間
理系の理科に共通したことですが、2日目の最後と言うこともあり、最後まで集中力を保つのはかなり根気がいると思います。ですから、理科の試験前の休み時間は栄養補給や、水分補給、トイレなど試験室の外に出て気分転換などをすることを特に強くお勧めします。特に栄養補給は数学ⅡBのあとなので計算で消費したエネルギーを補給するためにもチョコレートなど糖分を多く含むもので行うといいと思います。
注意したいこと
他の科目でも同じことですが、マークミスに気をつけましょう。特に物理は選択問題があるのと計算に時間がかかるので、マークミスをしてしまうと苦労が水の泡です。
また、解答科目欄のマークをミスると大変なことになります。試験時間の前後に名前などと一緒に確認する時間があるので落ち着いて確認しておきましょう。
あとは、いつものような気持ちで落ち着いて解くことも大事です。
センター物理満点の筆者の勉強法
ここからは筆者の体験談になります。
筆者が重視したのはとにかく慣れることでした。二次試験と違って処理能力が必要なので、過去問や予想問題を解いて処理能力を高める練習をしていました。加えて、センターと二次試験の違いは意識し、横着して二次試験の勉強で兼ねるということは避けました。
また、満点をとるには知識チェックも欠かせません。忘れやすい事項や模試で思い出せなかった事柄は別にノートにまとめ、模試や本番前にチェックできるようにしていました。
時期別の勉強についていえば、12月までは二次試験中心で、センター試験の勉強は思い出した時に練習していました。この時期は模試や予想問題を使い、センター試験を解く感覚を忘れないようにする感じでした。
12月の間は二次試験の勉強もしつつ、センターと言った形でやっていました。この間はこれまでとは違い、毎日何かしらセンターの勉強をする感じでやっていました。センターに完全に切り換えずに二次試験の勉強をやっていたのは、さすがに一ヶ月以上も放置するのは怖かったからです。ただ、センターも差し迫っていたのでセンターの方も気合いをいれて勉強をしていました。
1月に入ってからの直前期はセンター用の勉強に切り換えました。二次試験のことはいったん置いておき、センター試験の勉強だけをしていました。とにかく過去問を解き、知識のチェックをするといった感じです。
頭をセンター特化にすることを考えていたので、センター直後の一週間ほどは二次試験の問題がうまく解けなかったのを覚えています(汗)。
以上がセンター物理満点の筆者がやっていた勉強になります。
こうして体験を振り返ると、センター物理で満点をとるにはセンターという形式に慣れることがかなり効いていたなと思います。知識問題などもおろそかにせず、意識して対策していたのも自分なりにもよかったなと感じています。
〜東大受験生向け〜センター物理攻略
こちらは東大を目指す人向けの項目です。
東大を目指す上で、センター物理を受ける際の大きな注意点はありません。強いて言うなら9割以上、あわよくば満点を狙いましょう。センター物理で問われるのは二次試験の基礎中の基礎なので、もしも解けない、わからないところがあったらまずいと思った方がいいです。本気で補強しましょう。
また、第1解答科目で解いても第2解答科目で解いても問題はないのでその時の気分や、得意不得意で決めて良いと思います。ただ、併願する予定の学校で解答順の指定がある場合そちらに合わせましょう。
まとめ
今回はセンター物理をテーマに解説してきました。
結論ですが、センター物理はセンターの中でも対策が簡単で難しいということはありません。
最終日の最終科目ということで、体力的な問題には気をつけて受験してください!
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