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「センター利用で入りやすい大学が知りたい!!」
「8割くらいでも入れるMARCHや理系の学部は?」
こんな疑問に答えます。
この記事ではセンター試験利用入試でおすすめの文系と理系の学部をテーマに解説していきます。
6割、7割、8割、9割と割合別に、そしてMARCHや関関同立の中で入りやすい大学を紹介しているので、
これを読めばあなたのレベルに合わせた私立大学が見つかります!!
記事は2~3分で読み終わります。受験生の皆さんのお役に少しでも立てたら幸いです。
※データは東進の合格判定システムを利用しております。
(出典:東進の合格判定システム)
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センター利用入試とは センター試験だけで合格が取れる
センター試験利用入試とはセンター試験の成績のみで大学を受験できる制度で、私立大学において実施されています。
うまく活用すれば、私立大学受験を特別な対策をしなくて済むので、国公立受験生からの人気があります。
くわしい仕組みについては「センター試験利用入試の仕組みを東大生が簡単解説!受けるべきメリットも」をどうぞ。
実施している大学は首都圏で早稲田、MARCH、日東駒専などあり、関西なら関関同立や産近甲龍の各大学が実施しています。
そうなると、一体どこの大学のどこの学部のセンター利用が狙い目なのかが分からなくなりがちです。ここからは割合別に解説していきたいと思います。
センター利用は科目数が少ない学部が有利
センター利用入試ですが、安易に7割、8割とかで難易度を測ることは禁物です。
というのも、早稲田のセンター利用入試こそ英数国理社5科目必要ですが、例えば中央大学法学部なら必要な科目数は4科目です。さらにこの後紹介する、創価大学法学部のセンター試験利用入試なら英国に、数学または社会どちらか1科目の合計3科目です。
ここまで読んだ皆さんはお分りでしょう。
5科目必要な学部での7割と3科目必要な学部での7割には結構差があります。この事実だけは理解しておいてください。
センター試験6割で入れる大学
センター試験6割で入れる大学は、こんな感じ。
センター利用6割で入れる文系学部
- 創価大学法学部(前期3)・・・65.71%
- 大東文化大学文学部英米文学科(前期出願A)・・・63.33%
- 帝京大学経済学部経済学科(前期)・・・64.67%
大学郡名でいうと、大東亜帝国あたりの大学が該当しますね。3科目受験の場合が多いので、センター900点満点で見た場合だと450点(5割)くらいでも合格できる可能性は十分にあります。
大東亜帝国については、「大東亜帝国を東大生が解説!各大学の偏差値やキャンパス紹介も!」をどうぞ。
センター利用6割で入れる理系学部
- 法政大学理工学部機-航空学科(小論文や面接あり)・・・67%
- 東北工業大学工学部情報通信工・・・63%
- 千葉工業大学工学部機械工(前期タイプⅠ)・・・69%
理系の学部も3教科選択が多く、数学が苦手というひとも外国語や地歴なども選択できるので、ぜひチェックしてみてください。
センター試験7割で入れる大学
センター試験7割でも入れる大学はこんな感じ。
センター利用7割で入れる文系学部
- 大東文化大学法学部法律(前期前出願)・・・69.0%
- 大和大学政治経済学部経済前期(前期5)・・・71.6%
- 龍谷大学経済学部(前期3)・・・70.0%
大学郡名的には、大東亜帝国〜産近甲龍というところですね。
センター7割の実力があれば、関関同立クラスの大学の一般受験なら合格できる可能性が十分にありますが、センター試験利用入試となるとそうはいかないのが実態です。
センター利用7割で入れる理系学部
- 関西学院理工学部物理(英検)・・・74%
- 法政大学理工学部経営シス(B)・・・74%
- 立命館大学理工学部環境都市・・・75%
関関同立などの理系学部も7割後半まであれば入ることが出来ますが、入試資格に英検が必要だったり、立命館大学などは7科目必要となってくるので、幅広い科目を網羅する必要があります。
センター試験8割で入れる大学
センター試験8割で入れる大学はこちら。
センター利用8割で入れる文系学部
- 関西学院大学文学部(総合心理学)・・・81.14%
- 関西大学社会学部社会学科社会シ(前期3)・・・79.67%
- 日本大学法学部法律学科(C3教科)・・・78.4%
- 駒澤大学法学部法律学科(前期)・・・75.00%
- 中央大学商学部経営学科フレ(前期単独4)・・・81.6%
- 立教大学文学部キリスト教学科(6科目)・・・79.62%
関関同立、日東駒専クラスの大学なら、センター試験8割あれば入れる大学がかなりでてきます。というかほとんど。
日東駒専については「日東駒専の偏差値ランキングを東大生が解説!難易度やキャンパス紹介も」こちらからどうぞ。
またセンター8割取れるようになると、少しづつですが、MARCHクラスの大学も合格するようになってきます。
センター利用8割で入れる理系学部
- 青山学院大学理工学部情報テク・・・85%
- 同志社大学理工学部電気工学科・・・86%
- 明治大学農学部農学科農学科・・・83%
理系学部でもセンター試験8割後半まで取れれば、関関同立からMARCHまでその可能性は広がります。
3科目のとこも結構あるので、ぜひ自分の行きたい大学の学部をチェックしてみてください。
センター試験9割で入れる大学
ぶっちゃけるとセンター試験9割取れるなら、東大・医学部を狙えるレベルです。
それくらい難易度は高いので、入りやすい大学というわけではありません笑。それがこちら。
センター利用9割で入れる文系学部
- 早稲田大学政治経済学部・・・94.5%
- 早稲田大学法学部・・・93.25%
- 早稲田大学社会学部・・・93.28%
- 青山学院大学経営学部経営(3教科)・・・89.2%
- 青山学院大学法学部法・・・87.4%
- 同志社大学法学部法律・・・85.86%
早慶は私立最上位なのはご存知だと思いますが、実はこんなに難しいんです笑。
早稲田大学政治経済学部は5科目800点制度(英数国200点ずつ、理社100点ずつ)です。これで94.5%取らないといけないんです!!!
800点のうち落としていいのがおおよそ45点です。つまり、国語の問題を6問落としたら、残り英数理社は満点並の感じでいかないと受かりません。
こんなの受かるわけありません(受かる人は毎年います)。筆者は落ちました。。。
センター利用9割で入れる理系学部
- 青山学院大学理工学部化学生命・・・89%
- 同志社大学理工学部機械シス・・・89%
- 立命館大学薬学部薬学科・・・89%
9割超え必要なセンター利用となると、やはり文系の学部が主になってきます。
早稲田も理系の学部でセンター利用入試があるといえばありますが、あまり主流ではありません。
やはりセンター9割取れるようなひとは普通に東大や国公立を普通に狙ってくるのでしょう。
センター利用でMARCHのおすすめ学部6選!
センター利用となれば、多くの人が
「狙い目のMARCHの学部はないか!?」
ということがきになるのではと思います。編集部がいくつかピックアップしてみました。
- 中央大学商学部経営学科フレ(前期単独4)・・・81.6%
- 中央大学文学部人文学科国文学(前期単独3)・・・83.8%
- 立教大学文学部キリスト教学科(6科目)・・・79.62%
- 法政大学経済学部経済(B)・・・83.43%
- 法政大学キャリアデザイン学部(B)・・・84.67%
- 法政大学経営学部経営(C)・・・80.62%
MARCHは
- 明治大学
- 青山学院大学
- 立教大学
- 中央大学
- 法政大学
の5つですが、明治・青山・立教はマーチの中でも上位に入ります。MARCHでおすすめという意味合いではこの3つの大学は微妙です。
中央大学の商学部などは4科目で80%程度なので、MARCHの中では入りやすいでしょう。法政大学経営学部は割合だと80.62%とお得感がありますが、800点満点、つまり科目数が多いです。なので、感覚としては900点満点のセンターで720点取るイメージ。
しかし、注意してほしいのがキャンパスです。おそらくMARCHの狙い目学部を気にしている皆さんはできるだけ都心のキャンパスに通いたいと思っているのでしょう。驚きの事実かもしれませんが、中央大学と法政大学の一部学部は東京の外れにあるのです。
さきほど紹介した中央大学商学部は多摩キャンパス↑です。
新宿・渋谷まで片道1時間、500円かかります。結構これは大変。法政大学も入りやすい学部がいくつかありますが、多摩キャンパスといって中大よりも東京の外れにキャンパスがあります。大変です。
そんなキャンパスを気にするあなたにオススメなのが、法政大学の市ヶ谷キャンパスの学部です。法学部、文学部、経営学部、国際文化学部、人間環境学部、キャリアデザイン学部、デザイン工学部、GIS(グローバル教養学部)の8学部が設置されていて、センター試験利用入試で見てみると、キャリアデザイン学部が最も入りやすい学部です。
くわしいキャンパス情報などはこちらから↓。
「MARCHの偏差値ランキングを東大生が解説!難易度やキャンパス紹介も」
センター利用で関関同立のおすすめ学部
関西の私立大学といえばやはり関関同立ではないでしょうか。
関関同立の中でも大学や学部によってレベルがかなり違ってくるので、いくつかご紹介します。
- 関西大学社会安全学部・・・71%
- 関西学院大学人間福祉学部・・・81%
- 同志社大学文化情報学部A方式・・・78%
- 立命館大学産業社会学部・・・78%
関関同立にセンター利用で合格するためのボーダー的には、70~85%くらいでしょう。
実際のところ私立で関関同立が第一志望の場合、学部によっても異なりますが普通に受験した方がいい場合もあります。
センターの勉强を各大学の試験に当てたほうが効率がいいのです。
私立大学センター試験利用入試 難易度ランキング
長くなりましたが、難易度順に並べてみたいと思います。
- 早稲田大学政治経済学部
- 早稲田大学法学部
- 早稲田大学社会学部
さきほど解説したように、早稲田のセンター利用が圧倒的に難しいです。ちなみに慶應はセンター利用入試が存在せず、日本では早稲田の一人勝ち状態となっています。
ぶっちゃけ入りづらいという話
ここまでセンターX割あれば入れる大学、言わば入りやすい大学を紹介しましたが、もう一度大切なことを再喝しておきます。
「私立単願ならセンター利用入試なんてものは使うな」
ということです。センター試験利用入試にはワンランク上の大学の受験生が滑り止めとしてこぞって受験してきます。
例えば早稲田のセンター利用なら東大受験生がドバドバ流れ込んできます。MARCHなら早慶・東大受験者が滑り止めとして受けてきます。結局、センター利用入試は滑り止めとしての使われ方がほとんどなのです。
東大生のセンター利用入試
東大生ですが、理系文系問わず早稲田の政治経済学部のセンター利用入試を活用する人が多いです。
早稲田の政治経済学部は日本の私立大学の学部の中でも間違いなく最上位にある学部なので、東大生からの人気も高いです。ただ、合格にはセンター92%くらいがいるので、東大受験生でも落ちてしまう人もたくさんいます。
文系の場合、センター利用で早稲田の滑り止めを確保できなかったら慶應の経済や商学部を一般受験するというルートがあり、理系の場合は慶應の理工学部などがそれにあたります。
あまり早稲田以外、つまりMARCHレベルの大学にセンター利用入試を使って出願している東大受験生はいませんね。筆者も早稲田だけセンター利用を活用しました。
まとめ
今回はセンター試験の割合別に入れる大学を紹介してきました。
なんども言いますが、良くも悪くも滑り止めとしてしか活用できないのがセンター試験利用入試です。
センター9割取れるような人は早稲田じゃなくて、東大狙いますしね。今回紹介したのは2019年度用のデータです。2020年度入試で、更新される可能性もありますので、きになる学部があった人は自分で調べるようにしてください!
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