皆さんこんにちは、東大BKKです。
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「東大日本史ってどういう感じの問題がでるの?傾向とか教えてよ。」「東大日本史って暗記だけじゃあ点数のびないんだよな・・・。」
東大日本史は受験生にとって悩みのタネです。
それもそのはず、暗記だけじゃ到底太刀打ちできない問題ばかりだからです。
でも安心してください。今回は現役東大生が東大日本史を攻略するためのノウハウを完全解説していきます!
東大日本史の勉強法にはじまり、”本当に”使える参考書や、野島先生などのネット上で頼りになる情報もまとめているので、これを読めば東大日本史については丸わかりです!記事は3~4分で読み終わります。この記事が皆さんのお役に立てると幸いです。
(東大対策については「【受験生必見】東大入試対策をセンターから二次まで東大生が完全解説!」で今回の内容含め、センターから二次試験、参考書、模試まで完全解説しています!)
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東大日本史の基本情報
東大日本史の入試時間
東大日本史は入試2日目(=2/26)の1科目の社会の中に含まれる科目です。
150分という入試時間の中で、日本史、地理、世界史の3科目から2科目を選択して受験する必要があります。
東大日本史の配点
社会が120点満点となっており、東大日本史は60点満点です。
その内訳は、4題構成で各大問は以下のとおり。
- 古代・・・15点
- 中世・・・15点
- 近世・・・15点
- 近代・・・15点
各大問については、「東大日本史の近年の傾向と頻出分野」をどうぞ。
東大日本史の問題
大問1~4まで、全てが5行程度の論述問題なのが東大日本史の最大の特徴です。
問題の内容については、「東大日本史の近年の傾向と頻出分野」でくわしく話しています。
合格者平均点
母数はそこまで多くないですが、Z会さんが東大日本史の合格者平均点のデータを公開していましたので、紹介します。
こちらのデータからは合格者平均点がおよそ40点となっています。
不合格者平均点もありましたので、こちらも見てみましょう。
34,5点が平均となっています。
データ上では多少の差はありますが、はっきり言ってこれは誤差ですね。
つまり、東大日本史は合否を分ける科目にはなりづらいということです。
(*得意な人、苦手な人の差がつきにくいだけであって、日本史の低得点が原因で落ちる人もいます。)
採点の様子
日本史は論述問題ばかりなので
「一体どういう採点をしているんだ?」「もしかして歴史用語をいっぱい書いておけば点が来るのかな?」
といった疑問をもっている受験生は多いのでは。
結論から言いますと、
資料文、問題文に対して論理的で筋の通った文章を書ければ点数がのびます。
歴史用語だけを盛りこんだ解答は点数はのびないと思っておきましょう。
東大模試とは全然違う
さきほど、本番の採点に関して
「資料文、問題文に対して論理的で筋の通った文章を書ければ点数がのびます。」
といいました。
しかし、皆さんが本番前に受験する東大模試の日本史の多くが
「要素採点」
つまり、単語や特定の文に対して加点する方針となっています。
絶対平等に採点する必要があるのでこれは当然ですが、ここで本試験と模試に乖離がおきてしまっています。
本試験で高得点が狙える解答では、模試で高得点が取れるわけではなく、その逆も然りです。
(各予備校で採点が異なります。くわしい東大模試の話については「【完全版】東大模試の判定と難易度を比較:東大受験生の受けるべき模試は?」をどうぞ)
「だけど、それじゃあ本番の試験の採点こそ気分でつけちゃったりするんじゃないの?」
とおもうひともいるかもしれません。
安心してください。
あなたの受験しようとしている大学は
「東京大学」ですよ。
本試験を採点するであろう、東大の教授を信じましょう。信じて大丈夫です。伊達に日本最高難易度の学校ではありません。
「資料文、問題文に対して論理的で筋の通った文章を書く」
これを大切にしましょう。
東大日本史の難易度
たまに年度によっては難しい問題のオンパレードだったりします。
ただ東大日本史は対策と勉強方法が、ほぼ確立されているのでそれをしっかりこなしておけばOKです。
難しい問題はみんな難しいと感じています。
東大日本史の近年の傾向と頻出分野
東大日本史は以下の4問です。
- 古代・・・15点
- 中世・・・15点
- 近世・・・15点
- 近代・・・15点
それではさっそく個別の大問をみていきましょう。
第1問 古代
東大日本史の特徴として
【資料文を分析して、問題文で問われていることに適切に答える】
ということがありますが、これが最も顕著なのがこの第1問古代の分野です。
例えば2011年度第1問の問題は以下のような感じ。
(過去問掲載の手続きなどの理由で一部の公開となっています)
(1)664年,対島島・壱岐島・筑紫国等に防人と烽火〔とぶひ〕を置き,筑紫に水城を築いた。〜〜〜〜
(2)高句麗が滅んだ668年,新羅からの使者に託して,中臣鎌足は〜〜〜〜
(3)671年,倭の朝廷は,百済貴族の余自信〔よじしん〕、〜〜〜
(4)百済救援の戦いに動員された筑紫国の兵士大伴部博麻は,ともに唐軍に捕えられた豪族の筑紫君ら〜〜〜
(5)『日本霊異記』によれば,備後国三谷郡司の先祖は,百済救援の戦いに赴いて無事に帰国したのち,〜〜〜A白村江の戦いに倭から派遣された軍勢の構成について,1行以内で述べなさい。
B白村江での敗戦は,日本古代の律令国家の形成にどのような影響をもたらしたのか,その後の東アジアの国際情勢にもふれながら,5行以内で述べなさい。
Bに注目してみましょう。
問われていることは、白村江の敗戦が律令国家形成にもたらした影響です。
はっきりいって、この答えを知っている受験生はほぼ0です。
お分りの通り、(1)~(5)までの資料文からその答えを分析するのです。
さらに東大日本史論述あるあるとして問題文に【解答の限定】がされています。
今回だと、B「東アジアの国際情勢にもふれながら」の部分がそれにあたります。これに言及すれば部分点がもらえること間違いなしです。【解答の限定】は自分の解答のアウトラインの軸にもなるので、絶対に読み飛ばしてはいけません!
さて、それでは第一問古代のなかでもどの時代の内容が最も問われるかです。
詳しいデータについては「東大の日本史25ケ年、東大の日本史27ヶ年」の冒頭ページに載っているのでそちらを確認してください。
最も多く問われているのは律令制度のあたりですね。
年代でいうと、650~800年くらいにあたります。
さきほどの白村江の問題もそうですが、『日本と国外との関係性の変化』『律令制度の制度としての特徴、変遷』などは頻出分野なので覚えておいて損はありません。
第2問 中世
中世の問題は対策が難しいです。
というのも、出題範囲が広くどこが出るか予想しにくい。
平安時代後期の武士の台頭に始まり、鎌倉時代の武家政権の制度、惣村、室町時代の政治制度、文化の変遷、秀吉の時代、などなど。
さきほどの古代に比べて、対策しなければならない分量も多いです。
ただ中世の問題に関しても
【資料文を分析して、問題文で問われていることに適切に答える】
は有効です。1つ問題をみてみましょう。
「灌漑用水の利用による生産の安定をはかるため,惣村はどのような行動をとったか。近隣惣村との関係に留意しながら,5行以内で述べなさい。」こちらは2016年度第2問の問題です。
いきなりこの文章だけだと、何も書けませんよね。
第1問と同じパターンです。(1)~(5)までの資料文が提示されているので、それを分析して解答を作っていきます。
ちなみにここでも【解答の限定】がありますね。「近隣惣村との関係に留意しながら、」とあるので、近隣惣村との関係に触れることが解答の方針として大切なことが見えてきます。
さらにくわしい頻出分野については、「東大の日本史25ケ年、東大の日本史27ヶ年」の冒頭ページに載っているのでそちらを確認してください。
第3問 近世
近世くらいになると、事前の知識が直接的に点数に関わってくる事例が増えます。
(注:古代、中世も事前の知識を入れておくことは高得点取得に不可欠です)
例えば2013年の問題。
1683年に幕府が武家諸法度を改めたのは,武士の置かれた社会状況のどのような変化によると考えられるか。3行以内で述べなさい。
【江戸時代の幕藩体制】は東大日本史第3問を攻略するうえで、欠かせない項目であります。
しっかり対策してきた受験生なら、自分の知識だけでもほとんど解答の骨格を作ることができるのでは。
(もちろん、資料文からの分析も必須です)
【江戸時代の幕藩体制】と【江戸時代の物流の変化】なんかは過去問をみるかぎりでは頻出分野だったりします。
さらにくわしい頻出分野については、「東大の日本史25ケ年、東大の日本史27ヶ年」の冒頭ページに載っているのでそちらを確認してください。
第4問 近現代
第4問については、知識勝負です。
どれだけ細かく、体系化できて覚えているかが点数を分けます。
なので、全部覚えましょう。
外交、国内政治、などなど範囲は多岐に渡ります。時間をかけての暗記が必要です。
くわしい頻出分野については、「東大の日本史25ケ年、東大の日本史27ヶ年」の冒頭ページに載っているのでそちらを確認してください。
東大日本史とセンター日本史の関係
「東大日本史の近年の傾向と頻出分野」を見ていただいた方はお分りだと思います。
東大日本史は全ての問題が論述かつ、資料文を分析することが肝であるということが最大の特徴です。
(第4問は少し例外)
なので、暗記が通用しません。
つまり、センター試験の点数と東大日本史の点数の関係性は薄いといえます。
かといって、センター試験の日本史が50点のような人が東大日本史で40点以上を叩きだせるということを言いたいわけではありません。
関係は薄いですが、本来的には繋がっているということです。
「センター日本史95点以上じゃないとオワコンだよ!東大日本史対策しても無駄だよ!」
も違いますし、
「センター日本史50点だけど、東大日本史50点越えいける気がする!!」
も違います。曲解しないでください。
それでも具体的な答えが欲しいという人のために、提示しておくとセンター試験日本史は80点以上あればOKじゃないでしょうか。
東大日本史対策の勉強方法〜具体的に説明します〜
教科書を読みまくる
山川出版「詳説日本史B」
これを読みましょう。
2,3周は必須です。
大事なのは単語を暗記するのではなく、日本史の流れを知ることです。
この詳説日本史Bは著者一覧を見てもらうとわかりますが、東大の教授が多数執筆に協力しています。
だから、ここから問題が出る!
これは間違いない。皆さんも勉強していけば気づくと思いますが、過去問の解答に教科書の記述が丸々つかえるようなパターンが実際にかなりあります。
なので、読む際には大事だと思う記述には線を引くなどして、自分なりに整理しましょう。
過去問中心の勉強
さきほど東大日本史において、東大模試と東大入試には乖離があると話しました。
なので、東大日本史対策の勉強をするときにも基本的には過去問中心の勉強です。
幸いなことに「東大の日本史27ケ年」というとても便利な本もありますし、
(自分たちのときは「東大の日本史25ヶ年」だった・・・)
ネットにも過去問解説などの有益な情報は転がっています。それらを積極的に利用しましょう。
模試の過去問やよくわからない参考書をやるなら先に過去問です。
過去問はノートかなにかにまとめるのがオススメです。
2~3周はする前提ですので、自分の1回目がどんな記述をしていたかを確認できるようにしておくと後々役に立ちます。
具体的な過去問の解き方
【資料文を分析して、問題文で問われていることに適切に答える】
ここでは東大日本史の典型例の問題に対するアプローチを紹介します。それが以下になります。
- 設問の要求を確認する
- 資料文を読み込む
- 設問に【解答の限定】がないか確認
- 解答の方向性、骨格をつくる
- 資料文を読みながら細かい点を加えていく
王道中の王道の解き方です。
1.資料文を読む前に設問の要求を確認しましょう。
「灌漑用水の利用による生産の安定をはかるため,惣村はどのような行動をとったか。近隣惣村との関係に留意しながら,5行以内で述べなさい。」
と、あれば「ああ、これは惣村関係の問題で、『惣村の行動』に注意すればいいんだな」と分かります。
2.資料文を読みましょう。このとき、設問の要求と関連のある内容があればチェックをつけておきます。
3.設問に【解答の限定】がないかの確認です。今回の場合は「近隣惣村との関係に留意しながら」が該当します。
4.これらから、解答は
- 惣村単位での行動について書くこと
- 惣村と惣村の関わり方に触れること
の骨格が出来上がります。
5.あとは自分の知識と資料文で肉付けしていくだけ。
過去問は復習が命
とうぜんですが、過去問はとくよりも復習のほうが大切です。
復習の際は、【その解答はあっているのか?】
という解答を疑う姿勢も持っておくといいかもしれません。
今回この記事で
【資料文を分析して、問題文で問われていることに適切に答える】
が東大日本史の特徴であり、これさえできれば大丈夫と言ってきています。
が実際に過去問を解いてみると、やはり東京大学の入試問題。難しい。
なぜその問題文から赤本のその解答が生まれてくるのかを必死に考えることが、分析力向上に繋がります。
そして、とうぜんですが復習の際は教科書必携です。
どこかに今回の問題の解答に使える記述がないか探して、あった場合はメモや下線を引いて二度と間違えないように心がけましょう。
東大日本史対策の注意点
時間配分
東大日本史はもう1つの科目とあわせて150分の試験です。
世界史、地理は時間がかかる科目です(特に地理)
日本史、地理の場合は日本史は70分以内には解き終えたいところです。
80分以上かけると、おそらく高確率で地理の点数がひどくなります。
自分の知識を書きまくってしまう
東大日本史で低得点を取ってしまうおおくの原因が、自分の持ってる知識で解答を埋め尽くしてしまうことです。
「いやいや、自分は大丈夫」と思っている人もいるかもしれませんが、これがなかなか難しい。
いつのまにか自分の持っている知識を活かせる方向性に解答の骨格を作ってしまっているのです。
さすが、東大の入試です。簡単じゃありません。
過去問をときはじめた最初はこの壁にぶちあたると思いますが、訓練していけば次第にこの症状は緩和されます。
この意識を忘れずに持っておきましょう。
目標を決めよう
具体的な目標設定としましては、合格者平均点である「40点」を設定するのが妥当です。
目安としてはそれぞれの大問で10点ずつですね。
また、点数設定の際の注意点として東大日本史では苦手分野は作ってはいけません。それだけで15点に近い点数がふっとんでいく可能性があります。なので、全体的にそこそこの水準にしておくことも大切な心構えです。
東大日本史 参考書
山川出版「詳説日本史B」 おすすめ度★★★★★
さきほども紹介しました、東大受験生必携です。
東大日本史にそのまま使える記述がもりだくさんです。
単語暗記用として使うのもありですが、日本史の流れを知るためにこれを読んでみるとその真価が発揮されます。
今まで曖昧に済ませておいた日本史の事象が体系化されます。つまり、点と点だった歴史的事象が線として結ばれるのです。
そして東大日本史対策に1番重要なのは歴史を点(歴史用語の暗記)ではなく線(日本史の流れ、因果)で捉えることです。よってこの詳説日本史Bの教科書が東大受験生必携であることが証明されました。
汚しまくりましょう。ボロボロになるまで使いましょう。
東大の日本史27カ年 おすすめ度★★★★★
過去問です。
今は27カ年がでているようですね。
なんども言ってきましたが、東大日本史対策はこの赤本抜きには語れません。
東大日本史問題演習 東進ブックス おすすめ度★★★★★
これは買って損はしません。
後述している、野島先生がだしている本で冊子限定のオリジナル問題もあります。
赤本を執筆されていらっしゃる塚原先生の解答と、野島先生の過去問の解答を見比べてみるものも成長に繋がります。
中学から使える詳説日本史ガイドブック上下 山川出版社 おすすめ度★★★★★
著者は野島先生。
山川の詳説日本史Bの教科書と同じスタイルです。
日本史の単語ではなく、流れに着目した本となっています。
「中学から〜」というタイトルがついていますが、完全に東大受験生向けの本です。これも必携。
こちらは下巻。幕末以降を取り扱っています。これも必携。
日本史の論点 駿台文庫 おすすめ度★★★★★
2018年に一般販売されるようになった本です。
元々は学校を通してなどの手続きを踏まないと購入できない本でした。しかし、受験生からの声もあってか一般販売化!
副題として「論述力を鍛えるトピック60 」とあるように、東大日本史の基礎の部分を固めるのに有効です。
謎とき日本近現代史 おすすめ度☆★★★★
読み物です。朝の読書の時間などに使えます。
日本史一問一答 おすすめ度☆☆★★★
近代だけ必要です。
それ以外は東大対策というよりは、センター対策に該当します。
東大日本史に役立つネットの情報まとめ
野島先生
野島先生抜きに、東大日本史を語れません。
今回この記事では、できるだけ本質的なことを書くことを心がけましたが、より東大日本史のリアルに迫りたい人は野島先生のブログを確認してください。
ブログでは日本史のことはもちろん、受験生のメンタルに関することも発信しています。
実際に関東や大阪では野島先生の講義も展開されているようで、近隣在住の人は行くべきです。
塚原先生
塚原先生は東大日本史の赤本、日本史の論点などを執筆されていらっしゃるお方です。
というサイトを運営されており、サイト上で東大日本史の過去問の解答と解説を無料で配布しています。
そして、このサイトのポイントは赤本の27カ年に掲載されているものよりも前の年度の過去問(=1980年代の東大日本史)が閲覧できることが特徴的です。
塚原先生はTwitterもされています。よければフォローしてみてはいかがでしょうか。
天下の紀伊国屋梅田本店に『日本史実力強化書』の在庫がないじゃないですかあ〜。入れといてくださいね! pic.twitter.com/o7XQZaDU7L
— 塚原哲也 (@tsukatetsu) 2018年7月27日
まとめ
結論としてましては、東大日本史は参考書を揃えて、野島先生についていけばそこそこの点(30点)は取れます。
とりあえず教科書を舐め回すことが大切です!
▼過去問の解き方▼
- 設問の要求を確認する
- 資料文を読み込む
- 設問に【解答の限定】がないか確認
- 解答の方向性、骨格をつくる
- 資料文を読みながら細かい点を加えていく
過去問の解き方の概要は分かりやすく説明しました。しかし、これを実践するのがなかなか難しいです。
最初は自分の知識を放出して間違えてしまうパターンにはまってしまいます。
考える脳を作って、少しずつ改善していきましょう!
東大対策については「【受験生必見】東大入試対策をセンターから二次まで東大生が完全解説!」で今回の内容含め、センターから二次試験、参考書、模試まで完全解説しています!
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