【受験生必見】勉強を継続させて習慣化にする方法をご紹介

毎日勉強を継続しようと意気込んで勉強を始めてみたが、1週間も続かなかった経験をした人は多いでしょう。

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勉強を習慣化することは難しく、進学校に通う人もほとんど習慣化できていません。

しかし、勉強は正しい方法で行うことで習慣化できます。この記事では勉強を習慣化できない理由から、習慣化する方法をまとめました。

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なぜ勉強を継続することが大事なのか？

そもそもなぜ勉強を継続することが大事なのでしょうか？なぜ継続させる必要があるのでしょうか？

別に勉強を継続させる必要はありません。

しかしながら、継続が効果的とされているのにはそれなりの理由があるはずです。

なので、まずはなぜ勉強を継続するのかを考えていきましょう。

継続しなければいけないという発想ではない

勉強をする上で、継続しなければいけないことなんてひとつもありません。継続しなくても短期間に集中して一気に片付けるということも可能です。

しかし、多くの受験生はそれが難しいということも知っていると思います。だから、継続的に様々な勉強に取り組むはずです。

そうなんです、継続という武器を使えばその難しいとされていることが急激に簡単になります。

この世にあるテレビや携帯などの様々なゲームも、毎日ログインしたり少しの時間でもプレーしたりするだけでどんどんレベルアップしていき、いつの間にか強くなっていますよね。

継続するだけで知らないうちに力がついていくんです。それと同じで、勉強も継続すれば自然と自分の力になり、それが結果に結びつきます。

短期的には分からないかもしれませんが、長期的に見た時に絶大な効果を発揮する、そして難しいことを簡単に行うためのものが「継続」です。

継続すれば「習慣」になる

そして継続すれば自分の中で「習慣」になります。習慣になれば無駄なパワーを使わず、当たり前の意識で勉強することができます。つまり、やる気やモチベーションに左右されなくなって簡単に勉強に入ることができるようになります。

学校に行くのだって面倒くさいや億劫に感じることもありますよね。そんな日でも学校に行くのは、学校に行くことが習慣になっているからです。

お風呂に入ることや歯を磨くことも習慣になっているので、自分の意思に関係なく何も考えずに自然と体が動いて行っていると思います。

この状態を勉強の場面でも発揮できれば、何も考えずにでも机に座って、教科書・ノートを開いて勉強するということが可能になります。

いちいち勉強をするのかしないのかで迷うことがなくなり、そこでパワーを消費しなくて済むようになります。

このような理由で、成績を上げたい、志望校に合格したいと思っている受験生にとって「継続」はものすごく効果的です。

勉強の習慣ができている生徒は成績が伸びる

勉強を習慣化できれば、毎日の勉強を無意識的に行えるので長期間受験生活を続けられます。

勉強のモチベーションは毎日高くはありません。体調が悪い時、悩みや不安があるときもあるでしょう。そんな時も勉強の習慣化が身についていると、毎日勉強を継続できます。

勉強においては1日で多くの時間勉強するより、毎日少しずつ勉強したほうがいいので、習慣化することはとても重要です。

顔を洗ったり朝食を食べたりするのと同じ感覚で毎日勉強をしましょう。「毎日勉強しないと生活リズムが崩れる」くらいまで到達することを目指してください。

勉強習慣を身につけられない理由

ここでは勉強習慣が身につけられない理由を説明するので、確認しておきましょう。

毎日同じ時間に勉強しない

勉強を習慣化できない理由の1つ目として、毎日同じ時間に勉強しないことが挙げられます。

例えば、早起きの習慣をつけるときは毎日同じ時間に起きないと習慣化できません。勉強も、いつから始めていつ終わるかを明確に決めておいてください。

テレビを見たり漫画を読みたくなる気持ちもわかりますが、継続できれば達成感も出るので1週間頑張ってみましょう。

ながら勉強をしている

2つ目の理由としては、ながら勉強をしていることです。テレビやゲームをしながら勉強しても効果はありません。

特に、友達と一緒に話ながら勉強するのは注意しましょう。教え合う程度ならいいですが、雑談になっては勉強の意味がありません。

このように、ながら勉強をしていては1日中勉強しても何も学ぶことが出来ていません。

音楽を聴きながら勉強すると脳に良い影響を与える場合もありますが、基本的に勉強するときはしっかりと集中して一気に終わらせるよう心掛けてください。

ながら勉強の効率や効果をこちらの記事で解説しています。合わせてご覧ください。

ながら勉強はしてもいいの？ながら勉強の効率と効果を解説！

2018年12月24日

目標が高すぎる

掲げている目標が高すぎることも勉強を習慣化できない理由のひとつだと言えます。これが3つ目の理由です。

目標を高く設定しすぎると、当然その目標を達成するのも難しくなります。

目標が達成できない現実に、「自分は全然ダメだ・・・」「何でこんなにできないんだろう・・・」と自己嫌悪に陥ってしまう可能性があります。

このような考え・状況になってしまうと、すべてをマイナスイメージに捉えてしまい、勉強を習慣化どころか、勉強をすることでさえ嫌になってしまいます。

この目標が達成できない状況は、決して自分の能力が低いからではなく、自分が掲げた目標が高すぎるから達成できないのです。

なので、まずは達成しやすい簡単な目標を設定して、その目標を達成するという成功体験を積んでいきましょう。成功体験が自分の自信につながり、やがて高い目標にも手が届くような自分に変貌できます。

勉強を習慣化する方法

勉強を習慣化する方法はいくつかあります。ここではおすすめできる方法をまとめたので実践してみてください。

まずは始める

勉強を習慣化できない人の最大の原因は、勉強を始められないことです。

「今日は午後から勉強する」と言って午後になったら「夜ご飯食べたら勉強しよう」と言って1日が終わる経験はあるでしょう。

勉強はとにかく始めることが大事です。勉強を始めると「作業興奮」という効果も働いて勉強のやる気も出てきます。

ハードルを低くする

勉強を習慣にしたい人は「ハードルを低くする」ことを意識してください。いきなり「毎日10時間勉強しよう！」と考ても1週間続きません。

最初は「問題集を3ページだけ進めよう」や「英単語を10個だけ覚えよう」という簡単に出来ることから始めましょう。

少ししか勉強出来ないかもしれませんが、1、2ヶ月と続けていくことで何倍もの量の勉強ができるようになります。

目的意識を持つ

何のためにその勉強をするのかを明確にしておくことは非常に大切です。

目的もなく受験勉強をしている人は少ないと思います。どんな些細なことでも受験に懸ける何かしらの目的や想いはあるはずです。その目的・想いをパワーに変換して勉強にぶつけてください。

特に志望校に落ちて「周りの人にバカにされたくない」「もう一年この勉強漬けの生活が続くのは嫌だ」などのネガティブな感情のほうがパワーになりやすいです。

身近な目標を立てる

仮でもいいので勉強をする目的を決めたら、それを行動に移すために目標が必要です。

受験は短くても半年、長い人は1年以上もあります。その間常に志望校合格という目標だけで勉強を続けるのは難しいです。

なので、大学受験本番までに身近な目標を立ててみましょう。「次の定期試験で8割取る」「〇月の模試で50番以内に入る」などで構いません。

身近な目標は現実味があり、モチベーションも維持しやすいです。小さな目標を一つずつ達成していくことで最終的な目標を達成できるのです。

流れを作る

流れを作ることは大切です。自分の中のルーティンを作るとも言えますね。何をしたら次に何をするのかをあらかじめ決めておきます。

そして、わざわざ考えなくても自然な流れでできるようにします。例えば、風呂上がりには英文を音読する、寝る前には必ず英語の構文を10個確認するなどです。

最初は回数が少なくても、時間が短くても構いません。流れに従って「やる」「実践する」ことだけを意識するようにしてください。

さらに、今ある習慣に付け加える、習慣となっていることと同時に行うことはおすすめです。電車の中では英単語を覚える時間にする、歯を磨いている時に数学の映像授業を見てイメージを掴むなどです。

どんなことでも構いません。ポイントは、すでにある習慣に習慣化したいことを掛け合わせて流れを作ることです。

自分にご褒美をあげる

勉強を習慣化させて、ある程度継続させることが出来たら、自分に対してご褒美を上げてみましょう。

自分に対して何もしてあげないと「何のために頑張っているんだろう」という気持ちになってしまい、続けることへの意味を感じなくなってしまいます。

1週間続いたら1日は休みの日を作ってゆっくり映画を見たり、カラオケに行ったりして疲れを取るのも良いかもしれません。

常に勉強できる環境に身を置いておく

勉強を始めようと思った時に、机の上がぐちゃぐちゃだとやる気もなくなってしまいます。

そうならないように机の上は常に勉強ができるようにしておきましょう。特に机の上の環境で意識すべき点は以下の通りです。

小さいことですが、意識するだけで勉強の習慣化のスピードは格段に速くなってくるのでぜひ実践してみてください。

中途半端なところでやめる

勉強の休憩をする際は、中途半端なところでやめるということを行ってみて下さい。これによって次に勉強を始めるときも取り掛かりやすくなり、勉強を習慣化しやすくなります。

これは「ツァイガルニク効果」と言われています。

ツァイガルニク効果の説明

いくつかの課題を学習するに際して，それらの課題を完全に学習した場合よりも未完了の場合のほうがその課題の種類がよく想起されるという現象

引用元　コトバンク

問題集をする際も「あと少しで問題の答えが出そう！」というところで休憩をすることでついつい気になってしまいます。この効果をうまく活用していきましょう。

勉強内容や勉強時間を記録する

勉強が習慣化する為に毎日の勉強を記録していくことを行ってみてください。毎日漠然と勉強していてもやる気は出ないですし、続けることも難しいです。

記録していくことのメリットとしては「自分の頑張りを可視化できる」という点にあります。どのくらい勉強したのかを一目で確認することで、頑張りの原動力にしていくことができるのです。

具体的には、メモ帳やカレンダーに「今日は何をしたか」「何時間勉強したか」を書いていきましょう。勉強できなかった日は、なぜできなかったかも考えて同じ失敗をしないことも大切です。

メモ帳を持っていないという人は「studyplus』というアプリをインストールしてみて下さい。毎日の勉強をSNSで発信することもできますし友達と競い合うこともできるのでおすすめです。

1日のスケジュールを細かく立てておく

勉強が始められない、習慣化できない人は毎日「今日は何の勉強をしよう？」とその日ごとに考えいている傾向が強いです。

やるべきことを明確化していないまま1日が始まると勉強を始めるまでに時間がかかりますし、勉強の方針を間違えてしまう可能性もあります。

その為、細かく1日のスケジュールを立てておくようにしてください。朝起きた瞬間に何をするか理解している状態にすることで時間を有効に使うことが出来ます。

下にスケジュールの例を挙げておくので参考にしてください。

朝起きたら軽めの数学の問題を解く

朝起きてダラダラしていて気づいたら午後になっていたというのは誰しも一回は経験したことがあるでしょう。午前の時間を無駄にしてしまうのは、とてももったいないです。

起きてすぐに勉強するのを習慣化するためにも、朝起きたら1,2問軽めの数学の問題を解くことをしてみてください。これによって脳が活性化し勉強を始める前の準備運動になります。

また、朝起きる際に二度寝はしないようにして下さい。二度寝は体も疲れてしまい、脳もうまく働かないので勉強する日は一回で起きてしまいましょう。

周りの人を使う

自分が機能するように、うまく周りの人を使うとより効果的です。具体的には、自分が信頼をおいていて、この人に言ったら絶対にやらないといけないと思えるような人に、自分の目標や習慣化して取り組むことを宣言してみてください。

同時にそのことを応援してくれる人がおすすめです。例えば、学校の先生や尊敬している先輩などですね。親は過度にプレッシャーを与えてくる可能性もあるのでやめた方がいいかもしれません。

宣言した人に、先ほどの管理をしているカレンダーや日記を見せることも約束すれば良い意味で強制力が働いて、やるしかない、継続するしかないと思えるようになります。

さらに、同じ志望校の人が1日どれくらい勉強しているのか把握すれば、自分の今の勉強時間や時間の質、取り組み方を見直すきっかけにもなります。

周りと比べすぎるのは良くないですが、同じような状況の人がこれくらいやっているのなら自分ももう少し頑張らないといけないと、うまく不安をパワーに変換すると良いでしょう。

このように周りの人をうまく使えば、自分が勉強を習慣化するための環境を作り出すことができます。

勉強の習慣化に役立つおすすめアプリ

ここまで勉強を習慣化する方法をお伝えしてきました。

しかし、勉強を習慣化させることは案外難しいです。特に勉強が嫌いな人やこれまであまり取り組んでこなかった人にしてみれば大きな壁です。

そこで、アプリの力を借りて強制的に習慣づけてしまうこともおすすめです。勉強の助けるアプリは様々な会社で作られています。

以下の記事で勉強を習慣化するのにおすすめのアプリを紹介しているので、興味のある方は是非読んでみてください。

まとめ

この記事で挙げた勉強を習慣化するための方法をもう一度おさらいします。

全てを行う必要はありませんが、自分に合った習慣化の仕方が必ずあるのでまずは実践してもらえればと思います。

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