日本の私立大学の頂点と言えば早慶。そのうちの1つ、早稲田大学の対策について今回は解説していきたいと思います。「早稲田を目指したいけど、難しそう」「早稲田に合格するにはどんな勉強をすればいいのかな」という方はぜひ参考にしてくださいね!
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早稲田大学入試の基本情報
まず、早稲田大学入試の基本情報をご紹介します。自分の志望学部について知っておきましょう。
試験時間
早稲田大学のそれぞれの科目の試験時間は以下のようになっています。
-
- 英語:90分(全学部)
- 国語:90分(政治経済、法、教育、文化構想、文、スポーツ科学)、60分(商、国際教養、社会科学、人間科学)
- 社会:60分(政治経済、法、教育、文化構想、商、社会科学、国際教養、文、人間科学)
- 文系数学:90分(商、スポーツ科学)、60分(政治経済、法、社会科学、国際教養、人間科学)
- 理系数学:120分(教育、基幹理工、創造理工、先進理工)
- 理科:120分(基幹理工、創造理工、先進理工)、60分(教育)
配点
早稲田大学の各学部の試験の配点は以下のようになっています。
政治経済学部
英語:90点
国語:70点
地歴または数学:70点
法学部
英語:60点
国語:50点
地歴公民または数学:40点
教育学部
教育学部は文科系、理科系に分かれています。
文科系
英語:50点
国語:50点
地歴または公民:50点
理科系
英語:50点
数学:50点
理科:50点
商学部
英語:80点
国語:60点
地歴公民または数学:60点
社会科学部
英語:50点
国語:40点
地歴公民または数学:40点
国際教養学部
英語:85点
国語:50点
地歴または数学:50点
文化構想学部、文学部
英語:75点
国語:75点
地歴:50点
基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部
英語:120点
数学:120点
理科:120点
人間科学部
人間科学部は文系と理系に分かれています。
文系
英語:50点
国語:50点
地歴公民または数学:50点
理系
英語:50点
数学:50点
理科:50点
スポーツ科学部
英語:75点
国語または数学:75点
国語の傾向と対策
ここからは早稲田大学の国語の傾向と対策についてご紹介します。
傾向
私立大学の中でも特に難しいとされています。その上他の大学と問題があまり似ていないので過去問演習が必要です。特に政治経済学部と法学部の国語は抽象度が高く、理解するには相当な語彙力が必要です。
現代文は古い時代の随筆と近年の評論という組み合わせや評論2つで出題されることが多いです。内容は難しいですが、文章の量は他大学と比べてそれほど多くはありません。
古文は中世から近世までの幅広い題材が使われています。和歌や古典常識も出題されます。国際教養学部以外の文系学部で、漢文が出題されます。漢詩もよく出てくるので対策が必要です。
文化構想学部と社会科学部では現代文、古文、漢文融合問題という形で出題されます。一つの問題で多彩な文章を読まなければなりません。また、文化構想学部は文語体のものを扱う問題もあります。
人間科学部と国際教養学部だけが全問マーク方式でその他の文系学部はマーク方式と記述方式の両方があります。
対策
問題集や過去問をたくさん解いて、自分なりの読み方を確立させましょう。答えあわせをしたら間違っていた問題によく注目しましょう。なぜ間違ったのかに加えてどこまでは合っていてどこから間違えたのかということも考えることが大切です。
古文は必ず最初に文法を習得しましょう。助動詞と助詞の意味と接続、敬語をマスターすることが必須条件です。
また、和歌修辞、古文常識もしっかりとおさえましょう。文法をしっかり覚えたらあとは問題集を使ってトレーニングしましょう。
漢文はまず、文の構造や句法を習得しそのあとに問題に取り組みましょう。白文も出題されるのでしっかり対策することが大切です。
文化構想学部と社会科学部は現古漢融合問題、政治経済学部と法学部は現代文の説明記述、文学部は記述で漢字の書き取り、抜き出し、空所補充があるなど、学部によって内容が異なるため、自分の志望学部の赤本をしっかり使うことが大切です。
文系数学
ここからは文系数学の傾向と対策についてご紹介します。
傾向
大問の数は3~4題で、計算量の多い問題が多く、一問一問悩んでじっくり考える余裕があまりないと言えるでしょう。
出題範囲は「数学Ⅰ、A、Ⅱ、B」となっていますがⅠAの問題が出ることは少なく、ⅡBが中心です。微分・積分の対策が欠かせません。また、政治経済学部ではベクトルや確立も頻出分野となっています。
対照的に、商学部ではベクトルの出題頻度が低くなっています。人間科学部の文系方式では、三角関数が頻出分野です。
人間科学部、スポーツ科学部が全問マーク方式で、他学部は記述方式です。
対策
数学を攻略するには基礎の徹底理解が必要です。基本事項を展開する問題や、証明問題が出題されるので、公式の暗記だけでは点数が取れません。教科書の内容をしっかりと学習し、問題集と過去問でしっかりトレーニングしましょう。
どの学部の問題でも本番では時間との闘いです。スピードを上げる訓練が必要です。日頃から時間を区切り、終了時間を意識して計算するようにしましょう。また、本番では早く解くだけでなく、どの問題を優先して解くかという選別をする必要があります。
証明問題など、記述式の解答では、自分では十分に説明を書いているつもりでも、他人から見ると不十分であったり変な書き方になっているということがよくあります。予備校や学校の先生に添削してもらうようにしましょう。
理系数学
ここからは理系(創造理工学部、基幹理工学部、先進理工学部)数学の傾向と対策についてご紹介します。
傾向
数学Ⅲが試験範囲なので微分・積分の比率が高く、2題以上は出題されます。計算量がとても多いので普段から慣れておくようにしましょう。早稲田大学の問題は流れに沿って、前の問題の解答を使って解き進めていくことができます。
その分最初の問題でつまずくと大問まるごと失点してしまうので、苦手分野の克服が大切です。また、理系数学は全問記述式のため、部分点があります。
文系学部のように出題内容に差はなく、3学部とも同じ問題が出題されます。
対策
まずは数Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと数A、Bの教科書の内容を学習しましょう。基礎知識を定着させるために基礎の問題集を反復しましょう。基礎が完璧になったら発展レベルの問題集を使って、頻出問題を解けるようにしましょう。
問題演習をする際、なぜこの公式を使うのかということをしっかりと理解しながら進めることが大切です。丸暗記をしているだけでは理解力が問われる問題で点数を取ることができません。
文系数学と同様に、記述式では読む人にわかりやすく、式や説明を書く必要があります。自分で書いて自分で答え合わせをするだけでは、相手にわかりやすい解答を完成される力はつきません。先生に添削してもらうことが大切です。
英語の傾向と対策
ここからは英語の傾向と対策について解説していきます。
傾向
早稲田大学の英語は全学部を通して、文章が長いことと出てくる単語が難しいというのが特徴です。読解、会話文、文法、要約、英作文が出題されます。
出題内容は学部によって少し異なります。政治経済学部と法学部は英作文、文学部と文化構想学部は英作文の代わりに英文要約です。
出題形式は社会科学部、人間科学部、スポーツ科学部、理工学部は全問マークで、その他の学部はマークと記述があります。
社会科学部では間違っているものを選べという問題でも間違いなしの場合があるのでマークといえども注意が必要です。
読解問題は文系学部は時事問題、社会系のトピックが多く、理工学部では科学系のトピックが多く使われています。また、人間科学部では理系単語が出題されます。
会話文は、他の私立大学のように定型表現の知識を問われるのではなく、会話の内容について問われます。自由英作文は理由を2つ以上書いたり、語数を指定されたりなど少し厳しい条件が付けられています。
対策
語数が多い上に他の私立大学の入試では出てこないような単語が出題されます。
英単語帳は収録語数が多いものを選びましょう。単語帳を1冊仕上げた後は、問題集や過去問をたくさん解いてそこで出てきた単語をしっかり覚えるようにしましょう。
会話文は会話表現について問われるのではなく、会話のないようについて問われるので実質読解問題と言えるでしょう。この傾向は早稲田大学特有なので、過去問演習をしっかりして短時間で解けるようにするトレーニングが必要です。
英作文はあるトピックに対して賛成か反対を述べ、そのあとに理由を2つ述べないといけないので日頃から早く書くトレーニングが必要です。
英作文の参考書を使い、時間を測る癖をつけましょう。また、英作文は予備校や学校の先生に添削してもらうことが大切です。
文化構想学部と文学部で出題される英文要約は、どの部分を使ってどの部分を切り捨てるのかということを素早く見極める必要があります。
また、問題文の言葉をそのまま使うのではなく自分の言葉を使わなければいけないので、語彙を増やしておきましょう。書き出しや語数に指定があるので過去問を使い、練習しておくことが大切です。
英作文や英語長文の参考書、問題集について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
理科の傾向と対策
ここからは理科の傾向と対策について説明していきます!
化学の傾向と対策
早稲田大学の化学は実験問題が多く出題されます。操作する前と後での物質の変化、器具と薬品の名称、操作の仕方、観察事項をしっかり頭に入れておきましょう。
問題文が長いものがあるので、必要な情報を素早く読み取る訓練が必要です。おすすめの問題集は、化学重要問題集です。教科書の内容をマスターしたあとはこの問題集で難しい計算問題に対応する力をつけましょう。
化学重要問題集の使い方についてはこちらの記事で詳しく紹介していますのでご覧ください。
幅広い範囲から問題が出題されるので偏りなく、すべての分野の基礎をしっかりおさえておくことが大切です。
2科目で120分なので、化学にかけられる時間は60分です。制限時間内にしっかり計算して答えを出せるように、計算問題は日頃から時間を測って解くようにしましょう。
物理の傾向と対策
物理の大問は3題で、理工3学部ともに同じ問題が出題されます。力学と電磁気が頻出分野で、残りは波動か熱力学が出るという傾向です。つまり全ての分野を偏りなく勉強する必要があるということです。
あまり見ないような設定や複合問題が出ることによって問題全体のレベルは上がっている傾向にありますが、全てが難問というわけではありません。標準レベルの問題をいかにこぼさずに取れるかというのが合否を分けるポイントです。
簡単な問題集をマスターしたあとは、発展問題がたくさん掲載されている問題集を選び、反復練習をしましょう。
実際に図やグラフを活用しながら問題を解いていくことをおすすめします。過去問もしっかり活用し、初めて見る状況での物理に対応できる力を身につけましょう。
社会の傾向と対策
ここからは地歴公民の傾向と対策について説明していきます!
地理の傾向と対策
大問が4つあり、記号選択と記述式の両方があります。アジア、アフリカ、ヨーロッパなど世界各地の幅広い問題が出題されます。
頻出はヨーロッパですが、ここ3年連続でアフリカも出題されているので、ヨーロッパとアフリカが頻出テーマと言えるでしょう。
位置関係を問う問題が出ることが多いですが、地図は掲載されていません。そのため、自分の頭の中でしっかりと地図をイメージすることが必要です。国の位置だけでなく、川や山の位置も覚えておきましょう。
頻出地域であるヨーロッパとアフリカの国々の位置関係、国々の動向を中心に学習しましょう。
日本史の傾向と対策
早稲田大学の日本史は私立大学の最難関レベルです。教科書の本文だけでは太刀打ちできません。注釈、系統図などをまんべんなく覚えることが必要です。
教科書を完璧にすることはもちろんですが、その上に用語集や史料集を使ってより深い知識を身につけましょう。
史料問題が頻出です。その史料の多くは教科書や史料集で見たことのないものです。そこで、史料が作られた年代やキーワードからそれがどういった史料なのかを推測する力が試されます。
史料中のキーワードを見てすぐに反応できるように細かい知識を身に着けておくことが大切です。そして日頃から史料に目を通して史料読解に慣れておくようにしましょう。
受験生が手薄になりがちな近現代史は頻出テーマのうちの一つです。その中でも戦後史が多く出題されるので、教科書と用語集を使ってノートをまとめたり、問題集でたくさん類似問題を解くなどして対策しましょう。
社会科学部と人間科学部のみ、マーク方式で、他学部はマーク方式と記述方式の併合となっています。
世界史の傾向と対策
世界史も日本史と同様に私大トップレベルの問題が出題されます。出題される時代、地域、分野が多岐にわたっており、言うならば「広く深い問題」です。
中国、西洋史を中心にアフリカ、イスラム、東南アジア、ラテンアメリカ史など世界各地の歴史を抜かりなく勉強しましょう。
日本史と同様、現代史が多く出題されます。教科書の現代の部分をよく勉強しておくだけでなく、用語集や問題集、さらにはニュースや新聞を読んで最近の知識を入れておくことも大切です。
正解を全て選べという設問があり、これは消去法が使えないので正確な知識が求められます。特に社会科学部で、この形式が多く使われているので対策が必要です。
教科書の本文はもちろん、注釈や地図などもしっかり頭に入れましょう。資料集もしっかり目を通しておくと文化史や地理問題にも対応しやすいでしょう。
教科書、用語集の内容をまとめたノートを作り、問題集や過去問で得た知識を書き込んだり間違えたものにチェックを入れて復習しやすいようにすることをおすすめします。
社会科学部と人間科学部のみが全問マーク方式で、他学部はマーク方式と記述方式の併合となっています。
政治経済の傾向と対策
日本史、世界史と同様に私立大学の政治経済の中で一番難しいのが早稲田です。教科書レベルを超えた幅広い知識が求められています。また、日本史、世界史、地理との関連問題も出題されるので注意が必要です。
教科書の内容を完璧にすることはもちろん、政経の用語集もしっかり使って勉強しましょう。時事問題に対応するために、新聞やネットニュースの要点整理などを日頃から行うことが大切です。
法学部と教育学部以外の学部では、統計に関する知識が必要な問題が出題されるのが特徴です。統計データや数値を見て定義式に当てはめて計算しないといけないので、過去問を何度も解いて復習することが大切です。
社会科学部と人間科学部のみ、全問マーク方式で、他学部はマーク方式と記述方式の併合となっています。
まとめ
早稲田大学の問題の傾向と対策について、教科ごとに解説してきました。早稲田は難問だと言われますし、難しいのは事実ですがしっかり対策すれば必ず合格できます!あなたが合格を手にするのを願っています。
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