【名問の森】問題数・レベル・使い方を詳しく紹介!

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名問の森は河合出版が出版している大学受験の物理の参考書です。物理を選択している受験生の方ならおなじみの参考書と言えるのではないでしょうか。

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今回は、『名問の森』の問題数・レベル・具体的な使い方についてご紹介していきます!

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名問の森の問題数

名問の森は2冊に分かれています。

1冊は力学、熱、波動1を扱っており、もう1冊は波動2、電磁気、原子を扱っています。

名問の森 力学・熱・波動1

名問の森 力学・熱・波動1の問題数 名問の森 力学・熱・波動1のリンク

力学

力学は合計で41問あります。

内訳

  • 放物運動:3問
  • 剛体の釣り合い:3問
  • 運動方程式:4問
  • エネルギー保存則:2問
  • 保存則:5問
  • 慣性力:5問
  • 等速円運動:3問
  • 円運動:3問
  • 円運動・単振動:1問
  • 単振動:10問
  • 万有引力:2問

熱は合計で16問あります。

内訳

  • 比熱・熱容量:1問
  • 気体の法則:1問
  • 分子運動論:2問
  • 熱力学:12問

波動1

波動1は合計で12問あります。

内訳

  • 波の性質:1問
  • 反射・定常波:1問
  • 弦の共振:1問
  • 弦と気柱の共鳴:1問
  • 波の式1問
  • ドップラー効果:4問
  • 反射・屈折の法則:1問
  • レンズ:1問
  • 光波:1問

名問の森 波動2・電磁気・原子

名問の森 波動2・電磁気・原子の問題数 名問の森 波動2・電磁気・原子のリンク

波動Ⅱ

波動2は9問です。

内訳

  • 波の干渉:2問
  • 光の干渉:7問

電磁気

電磁気は44問です。

内訳

  • 静電気:6問
  • コンデンサー:9問
  • 直流回路:9問
  • 電流と磁場:1問
  • 電磁誘導:10問
  • 交流の過渡現象:1問
  • 交流:2問
  • 電磁場中の粒子:6問

原子

原子は15問です。

内訳

  • 光の粒子性:3問
  • X線管・物質波:1問
  • 原子構造:3問
  • 原子核:7問

名問の森のレベルと特徴

名問の森は大学受験の物理の参考書の中で、ハイレベルの参考書です。

基礎がしっかりできている人が演習のために使うものなので、初学者は名問の森に手を出すのはやめましょう。同じ河合出版の『物理のエッセンス』や『良問の風』を終わらせてから、名問の森に取り組むようにしてください。

名問の森のレベルは、早慶・難関国公立となっています。

名問の森は難関大を目指す受験生向けの参考書ですが、すべての問題のレベルが異常に高いというわけではありません。『物理のエッセンス』や『良問の風』を勉強してから名問の森に取り組んだ人であれば、「難しい割に理解できる」と感じるでしょう。

1問1問がとても丁寧に作られているので、難関大の問題を解く力が身に付きます。

名問の森は、問題ごとに重要レベルが表示されていて、どの問題に力を入れたらいいのかということがわかりやすくなっています。

小問ごとに難易度が表示されているので、勉強がしやすいという特徴もあります。

名問の森のポイント

・物理参考書の中でもハイレベル

・早慶、難関国公立(旧帝大)レベル

・1問1問がとても丁寧に作られている

・小問ごとに難易度が表示されている

・難関大学の問題を解く力が身に付く

名問の森の使い方

これまで、名問の森の内容とレベルについてご紹介してきました。

ここからは具体的な使い方についてご紹介します!

スケジュールを立てる

名問の森の使い方の1つはスケジュールを立てること

力学、熱、波動、電磁気、原子を合わせると全部で約130題あります。

名問の森のレベルは高いので1周するだけではなかなか身に付きません。少なくとも2周、理想は3周したほうがいいでしょう。

そうなるとスケジュールをしっかり立てて早いうちから取り組むということが大切です。

1日に5題取り組むとすると、だいたい26日かかります。勉強の進み具合によってこれを早いとするか遅いとするかは人それぞれです。

遅いと感じる人は1日にやる量を増やすか、勉強の開始日を早くできるように、『物理のエッセンス』や『良問の風』を仕上げるようにしましょう。

問題を解く時は必ず時間を測る

名問の森の使い方の1つは問題を解くときに時間を測ること

問題演習をする時の鉄則は「時間を測る」ということです。本番を意識して制限時間を自分で決めてみましょう。

本番では解いた後の見直しができるように、余裕を持って時間を設定するはずです。練習の段階からその厳しい時間を守れるようトレーニングしましょう。

物理のエッセンスを辞書代わりに使う

名問の森の使い方の1つは物理のエッセンスを辞書代わりに使うこと

名問の森は難関大学志望者のための問題を扱っているので、どうしても理解ができない部分が出てくるでしょう。

そのような時は、物理のエッセンスを横に置いてすぐに調べられるようにしましょう。

名問の森と同じく物理のエッセンスも浜島清利先生が書かれたものなので使いやすいです。

問題を解いて答え合わせをして、解答を読んでもなぜかピンとこないという時は、基礎知識が抜けている可能性があります。人間なので忘れることは仕方のないことです。

その時に、あやふやなまま進むのではなく、物理のエッセンスを使って復習をして、名問の森の問題演習に役立てるようにしましょう。

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物理のエッセンスについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

まとめ

『名問の森』の問題数・レベル・使い方についてご紹介しました。

問題数

  • 力学:41問
  • 熱:16問
  • 波動:21問
  • 電磁気:44問
  • 原子:15問

レベル

  • ハイレベル
  • 『物理のエッセンス』や『良問の風』を仕上げてから取り組むようにする

おすすめの使い方

  • スケジュールを立てる
  • 時間を測って解く
  • 物理のエッセンスを辞書代わりにして使う

おさらいするとこのようになります。

 

今回紹介した『名問の森』を使って物理の得点力を上げ、第一志望の大学、学部、学科に合格しましょう!

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また、その他の物理のおすすめ参考書・問題集については下の記事で紹介しているので、興味のある方はぜひ見てみてください。

【2021年版】物理のおすすめの問題集・参考書をレベル別に厳選した36冊をご紹介!

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