皆さんこんにちは、東大BKKです。
「高3なのに 進路が決まらない 」「大学に行ってもやりたいことが見つからない」
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こんな受験生の悩みにお答えします!
今回は東大生筆者の経験もまじえながら、高校生の皆さんが進路を決める方法についてお話ししたいと思います!
この記事は3、4分で読めます!
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進路はいつまでに決めるべき?
高校生の皆さんは自分の将来を考え、たくさんの選択をしなければいけません。悩むことができるのは将来、希望に満ち溢れた高校生の特権でもあります。時間を使って、悩んで悩み抜いて後悔しないように進路を決めましょう。
高校生がしなければならない進路選択は主に3つあります。
1つは大学受験をするか、高卒で就職するかという選択です。大学受験をして当たり前と考えている方も多いかもしれませんが、大学受験をするのは当たり前なことではありません。最新(2019年)の大学進学率は54.67%で、逆に言えばおよそ半数の人が大学に行かないのです。自分の将来をよく考えて選択しましょう。
大学受験をするかしないかの選択によって高校3年間の過ごし方が大きく変わりますので、できるだけ早く決めましょう。中学生のうちか高1までに決めるのが理想です。
2つ目はどの学問を大学で学ぶかという選択です。この選択には理系か文系、そして理系又は文系の中のどの学問を学ぶか(例えば、法学・医学など)も含みます。自分が具体的にどのような職業につきたいかなども考え、広い視野を持って進路を決めましょう。
理系か文系かの選択はできれば高1、遅くとも高2までに済ませましょう。理系又は文系の中の細かな学問のカテゴリを選択するのはもう少し遅くても構いません。どの学問を学ぶかは高3の具体的に志望校を決める時期までに決まっていれば十分です。
3つ目は志望校をどの大学にするかの選択です。これは自分の学びたい分野、自分の好きな校風、そして自分の学力を総合的に判断して決めてください。
この選択は遅くとも高3夏までに決めましょう。自分の学力がある程度確定してくる時期にならなければ、志望校を決められないと思います。
3つの受験生の皆さんが必ずしなければならない大事な選択を紹介しましたが、いずれの選択も早く決められるに越したことはありません。なぜなら、早く進路が決まれば早く対策に乗り出せるからです。
しかし、必要以上に焦る必要はありません。しっかり、考えて納得のできる選択をしましょう。
高3になっても進路が決められない理由3選
高3になっても進路が決まらないという受験生は多くいます。これまでの人生でここまで大きな選択をしたことがないでしょうから、悩むのは当然のことです。よくある進路を決められないという皆さんの悩みをまとめてみました。
1.やりたいことが見つからない
皆さんのこれまでの人生と大学の学問にはもしかしたら直接的な接点はないかもしれません。例えば、哲学の重要性をひしひしと感じたことがあるでしょうか?
大学では今までに経験したことのないことを学ばなければならないので、やりたいことが見つからないというのはいたって普通のことなのです。
2.大学の学問自体に興味がない
大学の学問にどれも興味がわかないという人もいるでしょう。例えば、野球が好きだから野球選手になりたいという人はいても、法学が好きだから大学で法を研究したいと思う人はあまりいませんよね。
大学の学問は少し堅苦しい感じがし、とっつきにくいものです。とりあえず就職に有利だし大学に行こうとは思うけど、大学自体に興味はないというのはよくある話です。
ですが、大学は皆さんの可能性を広げる場です。あまりビビらず、少しでも興味がある分野を見つけて欲しいです。
3.行きたい大学・やりたいことはあるけど、学力が足らない
小さい頃から東大に行きたいと思ってたけど偏差値が足らない。医者になりたいけど到底学力が足らない。
せっかく行きたい大学や将来やりたいことが決まっているのに、学力が足らないから進路が決められないという受験生もいるでしょう。
行きたくない大学ややりたくない学問を学ぶために受験勉強をしてもモチベーションが上がらないでしょうから、できれば学力ではなく行きたい大学ややりたい学問を優先しましょう。
高校生向け:大学受験の進路を決める方法5選
どうしても進路が決まらないという受験生のために、進路を決めるためのヒントをいくつか紹介したいと思います。
それでは早速見てみましょう!
1.とにかく勉強する
勉強し、学力をあげることは皆さんの選択の幅を広げます。学力があるからどんな選択もできるという最強の状態になってしまえば、視野が広がります。
例えば、自分の偏差値が上がり、医学部に行ける可能性があることに気づいてから、医者になりたいと思い始めるということはよくある話です。
逆に学力が足らなくて選択の幅が狭まってしまうと、選択できる範囲にやりたいことが何もないという状態に陥ってしまいかねません。
勉強をすることで、皆さんの可能性が広がるのです!
ここで、勉強のモチベーションを維持するとっておきの方法を「勉強のやる気がでない人必読】勉強のモチベーションを上げる14の方法」で紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
2.本を読む
やりたいことが決まらない一因に、先ほども述べたように今まで経験したことのない分野を大学で学ぶということがあります。当たり前のことですが、知らないことに興味を持つのは不可能なのです。
やりたいことが決まらないという皆さんはぜひ、大学で学ぶ学問の専門的な本(評論)を読んでくいださい。本の世界には今まで皆さんが経験したことがないような、専門的なトップレベルの知が集まっています。
入門書ではなくいきなり専門書を読んでみましょう。圧倒的で、理解が追いつかないような知と向き合うことで、これまで築き上げてきた皆さんの価値観やプライドが壊され、新たな世界が見えるようになるのです。
本を読み、様々な知に触れることで感性豊かな高校生の皆さんの心は揺り動かされ、たくさんの進路選択のヒントが得られるでしょう。もしかしたら、明日手に取った一冊で皆さんの将来が変わるかもしれませんよ!
3.親に相談する
親は皆さんのことを15年間以上見守ってきています。親は皆さんが思っている以上に、皆さんのことをよく知っています。そして、親は人生の先輩でもあります。
親に相談することで、自分自身のことがよく知ることができ、進路選択の方向性が見えてくるかもしれません。
しかし、親の意見を鵜呑みにして進路を決めることはやめましょう!あくまで最終的に自分の意思で決定することが大切です。
4.学校の先生に相談する
学校の先生は何年、何十年もの間、皆さんと同じ高校生を送り出してきています。たくさんの個性豊かな高校生の進路選択に関わってきたことでしょう。
学校の先生はいわば生徒の進路選択を導くプロです。信頼できる学校の先生がいたら、相談してみるのも1つの手です。
5.講演会や職業体験に参加してみる
世の中には、たくさんの進路に関する講演会や職業体験が決して高くない値段で開かれています。
進路講演会では実際に特定の職業に就いた大人の話を聞けます。講演者が高校生の時にどんな選択をして、大学でどんなことを学び、今現在どのように働いているかなどの絶対に皆さんのためになる大切な話をしてくれます。
職業体験では実際に働いている人と同じ現場で働いてみることで、将来の職業選択のヒントが得られます。
何よりも、自分から進路選択のために積極的に動き出す皆さんの姿勢が必ず良い結果を導くでしょう。
高3で進路を変えても大丈夫?
高3の夏までなら全然問題ありません。まだ志望校別の対策に移っていない時期であれば、進路を変えることになんの差し障りもないです。
入試本番が迫った高3夏以降に進路を変えるのは望ましいことではありません。高1・高2で決めた進路のまま受験まで突っ走ることができるのが理想です。
しかし、自分がやりたくないことのために受験勉強をしてもモチベーションは上がるはずがありません。どうしてもやりたいことが変わってしまったなら、思い切って進路を変えましょう。
ただし、文理選択に関してはここまで述べた限りではありません。文理選択は受験科目が大きく変わってしまうため、出来るだけ一度も変えないのが良いです。どうしても文理を変えたいなら、遅くとも理転(文系から理系にする)の場合は高2の夏まで、文転(理系から文系にする)なら高3に入るまでに決断しましょう。
文理選択の決め方については「 文理選択の決め方を東大生がぶっちゃける!あなたはどっち?後悔しない方法は?」で詳しく解説しています。
進路を決めたらあとは計画的に勉強をすることが大切です。「【東大生作】22の勉強計画テンプレート!成績のあがる学習計画表が作れる!」からテンプレートをダウンロードして、まずは勉強計画を立てましょう。
東大生筆者が進路を決めた方法
東大生筆者はまず高1の時に文系に進むことを決めました。数学が得意でなかったことに加え、物理が全く理解できない上に嫌いだったからです。物理が嫌いなようでは大学に入ってからも理系の学問に馴染めるはずがないので、文理の選択は簡単でした。
高2の時に東京大学文科一類を受験することを決めました。大学の中で最も偏差値の高く、トップレベルの学問を学べる東京大学に進学したいと思った上、以前から法学に漠然とした興味を抱いていたためです。国家の誕生や定義に関する本を高1の時に多く読んでいたことも関係するかもしれません。
このように筆者は比較的迷いなく進路を決めることができましたが、中高時代に積極的に様々な学問に触れるようにしていたためかもしれないと思っています。
まとめ
今回は進路を決められない・やりたいことが見つからないという受験生の悩みにお答えしました!
この記事をヒントにして、受験生の皆さんが納得できる進路が見つけることができれば幸いです。
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