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覚えた者勝ち
英語が苦手、という人をよく見かけます。
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これは、入試において大変不利なことです。
英語は中学に入ってからの努力が反映される科目と見なされるため、ほとんど全ての大学入試において必須科目となります。
英語ができるということは、受験戦争を勝ち抜く上で必須の条件と言って良いでしょう。
英語勉強の本質は、とにかく「覚える」こと、以上終了です。
努力して工夫して覚えたものは報われ、それをサボった者はその先何を積み上げようと一切無駄なのです。
覚える段階を勝ち抜いた者は、次のステージ、パート別の強化の段階に入ります。
受験英語で求められる能力は、単熟語の正誤問題、文法問題、英文解釈、長文読解、英作文、リスニングなど非常に多岐に渡ります。
英単語(+熟語)の勉強法については特別に別ページ「英単語の覚え方」で扱いますので、本コーナーでは単語以外の英語の勉強法について、
(1)「0英単語(+熟語)」「1文法」
(2)「2英文解釈」「3長文読解」
(3)「4リスニング」「5英作文」「まとめ」
にの3ページに分けて紹介していきたいと思います。
英語の成績を伸ばすにはどうしても時間がかかります。
しかし、一旦実力がついてしまえば点数は非常に高水準で安定してきます。
本記事を読んだみなさんが英語を得意科目に押し上げ、受験勝者となられることを願って止みません。
0単語が何より大事
英語を勉強する上で、間違いなく最も重要と言えること、それは単語学習です。
およそ英語力と呼ばれる全ての能力に、どれだけの単語量を知っているかということが関係してきます。
「単語を制するものが英語を制す」と言っても過言ではありません。
センターに必要な単語数は中学で学ぶ単語を除いて約1500語、二次・私大の試験に対応するにはさらに1000~2000語を追加で覚える必要があります。
これだけ膨大な単語を覚えるには、とにかく効率を重視しなければなりません。
まずは最低限の単語を、物理的に脳みそに叩き込むことから、英語学習の全ては始まります。
また、熟語の覚え方についても単語と全く同様です。
単熟語の覚え方についての詳しいことは「英単語の覚え方」のコーナーにまとめておりますのでそちらを参考にして下さい。
1文法
まずは、中学レベルの文法事項を完璧にしましょう。
「中学レベル」というと簡単なようですが、実は受験英語における頻出文法事項のほとんどは中学で習います。
高校で初めて習う文法事項は仮定法や倒置構文など限られたものしかなく、大部分は中学英語の延長なのです。
また、英語が苦手な人のほとんどは、実は中学英語をちゃんと理解していないということが多いのです。
中学で扱った範囲の問題集を解き直したり、ノートを見返したりすると良いでしょう。
次に、高校でならう文法には関係代名詞や分詞、時制、5文型といった「長文読解のための文法」と、
センター試験や私大の試験などで問われる「文法問題のための文法」の2種類があることを理解しておきましょう。
前者の勉強に関しては、長文を読む上で文法に不安がある人は文法ストックノートを作ると良いでしょう。
後者の勉強に関しては、参考書でインプットしたあと問題集でアウトプットする、という勉強をひたすら繰り返しましょう。(単語学習と同様ですね。)
この際、用いる参考書はいくつも浮気するのではなく一冊に絞り込み、書き込みをどんどん加えて自分専用にしていきましょう。
アウトプットの際に用いる問題集は
『Next stage(桐原書店)』
『UPGRADE(CART INSTITUTE)』
『全解説頻出英文法・語法問題1000(桐原書店)』
など何を用いても構いませんが、できるだけインプットから時間の経たないうちに一度解き、そしてその翌日にも必ず解き直しをするようにしましょう。
文法問題の点数は、やればやるだけ伸びていきます。
センター試験の文法問題で満点を取るところまでは完全に努力量の問題ですので、他科目との兼ね合いを考えつつ時間を割いていくようにしましょう。
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