皆さんこんにちは!東大BKKです。
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- 「やることリストを作って勉強計画を立てたら、上手くいくんじゃないかなあ。」
- 「受験生はどういう1日のスケジュールを組んで生活すべき?」
- 「っていうか受験生は1日どのくらい勉強すべきなんだろう・・・」
あなたもこんな悩みをもっていませんか?
この記事では、受験生の1日単位での勉強計画の立て方を説明します。これを読めば、やることリストが作れて効率よく成績アップ!
記事は4分で読み終わります。東大生の1日単位の勉強計画も公開しているので、そちらも参考にしてください!
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【受験生必見】一日のスケジュール表を立てる4つのコツ
コツ1. 受験生の最終目標である合格から逆算して考える
1日の勉強スケジュールを立てるにも、闇雲に勉強計画を立ててはいけません。以下の図のような逆算での作成が必要になります。
- 1日の勉強スケジュール
- ←1週間の勉強計画
- ←1ヶ月の勉強計画
- ←合格までの大きな勉強計画
大きなところから逆算して1日の勉強スケジュールまで落とし込みます。
今回は1日の計画の立て方なので、くわしくはそれぞれのリンク先を参考にしてください!
コツ2. 無理な勉強スケジュールにしない
受験生にとって1分でも長く勉強しなければいけないと考えることは重要ですが、今まであまり勉強する習慣がなかった人が急に無理なスケジュールを立てても、挫折してしまいます。
勉強計画表を作っているときは、勉強へのモチベーションが高くて、いろんな科目を詰め込んでしまいがちですが、最初は余裕のあるスケジュールを立てていきましょう。
徐々に勉強の習慣が出来てきたら、少しずつ学習時間を増やしていきましょう。
コツ3. 復習の時間をしっかりと取る
受験生にとってもっとも大事なところは復習をしっかりとやるということです。
いくら新しい知識をどんどん蓄えても、忘れていってしまっては意味がありません。
復習は習慣化していなければなかなかやらないので、ぜひ決まった時間に少しでもいいので復習の時間を作りましょう。
コツ4. やるべきことの優先順位を間違えない
受験生にとってやらなければいけない勉強は無限にありますが、時間は限られてきます。
最終目標の大学合格から逆算して作った年間や月間の勉強計画を参考にしながら、今やるべきことの最優先を間違えないようにしましょう。
大事なことなのでもう一度言っておきますが、最初に一日のスケジュールを作っても意味がないので、しっかりと逆算して年間の計画表から作っていってください。
1日の勉強のスケジュールの作り方!『やることリスト』を作ろう
受験生はまず1日1日の勉強を大切にこなしていくことが受験勉強の第一歩になります。
「ちょっと休憩のはずが、youtubeを見始めて気づいたら何時間も経っていた」
こうした経験は誰しもが持っています。
しかし!
こんな日が毎日続いていたら、あなたは今不合格への道を全速力で進んでいることになります。
毎日充実した勉強をするために『やることリスト/やったことリスト』を作りましょう。
具体的には↓です。
- 夜に翌日やることを書き出す=P
- やることリストを見て勉強=D
- 夜にやったことを書き出し振り返る=C
- 翌日にやることを書き出す=A
PDCAサイクルを回すのが、一番効率のいい勉強計画の立て方です。
東大生の1日の勉強スケジュールその1:やることリストを作ろう!
<プロフィール>
名前:山岡くん
出身:東京都
現浪:現役
科類:文科2類
趣味:ヒッチハイク
得意科目:英数
苦手科目:特になし
山岡君より一言
僕は受験期は毎日「やることリスト」を作っていました。やはり目的意識がないとダラダラと過ごしてしまいがちになるので、紙に書き出すことでその日にやるべきことをしっかりと意識できるようにしていました。ちなみに紙のサイズはB5ノートを半分に切ったもので、ポケットに入れて一日中持ち歩いていました。この習慣は僕の受験勉強においてかなり重要なものだったと思いますので皆さんもぜひ「やることリスト」を作ってみてください。
(*クリックすると拡大できます*)
解説
彼は、その日にやることを小さな紙に書き出して持ち歩くことでしっかりと目的意識を保って一日を過ごせていたといいます。また、紙には「やることリスト」だけでなく「その日の名言(的なもの)」や「勉強時間の記録」「勉強場所の移動案」みたいなものも書き込まれています。皆さんも是非、オリジナルの機能を持った「やることリスト」を作ってみましょう。
対応テンプレート1.「受験生の一日のスケジュール表」
勉強計画のテンプレートについては、「そのまま使える!勉強計画テンプレート一覧」をご覧ください。
東大生の1日の勉強スケジュールその2:【やったことリスト】各科目のメモをしっかり残す!
~プロフィール~
名前:M・Kくん
高校:都内都立高校
出身:東京
生年月日:1997年
現浪:一浪
科類:文科二類
趣味:フットサル
得意科目:英語/数学
苦手科目:(現役時は数学)
Mくんから一言
これは僕が受験期に使っていた手帳です。僕は手帳に直接、その日に扱った科目のポイントや注意点、テスト関連のメモなどを書き込んでいました。具体的なことまで書き混んでいるため、空いた時間に見返すだけで復習になりました。(お昼ご飯まで書き込んであって恥ずかしいです…)
解説
これはM君が浪人時代に塾の授業を記録していた手帳です。手帳にその日の授業をリストアップし、さらに各授業で何を学んだのか、授業に対する自分の取り組みが書き込まれています。手帳にはそのほかにもプライベートなことも書き込まれており、特にライブやお昼ご飯に関する書き込みからは彼の受験時代の生活を想像することができますね笑。
この勉強スケジュールの作り方
- 手帳を用意する
- その日受ける授業をリストアップ
- 授業で学んだ内容、授業の感想を書く
- テストの点数や励ましになる情報も書く
- 一週間の最後に各教科に対する振り返りを書く
対応テンプレート2.「受験生の一日のスケジュール表」
勉強計画のテンプレートについては、「そのまま使える!勉強計画テンプレート一覧」をご覧ください。
東大生の1日の勉強スケジュールその3:やりたいことと、やったこと
~プロフィール~
名前:K・Kくん
高校:都内私立中高一貫
出身:大阪
生年月日:1998年
現浪:一浪
科類:文科二類
趣味:バンド活動
得意科目:英/社
苦手科目:現代文
K君から一言
この手帳は、僕が一日に「やりたいこと」と「実際にやったこと」を記録したものだ。時間の横線が入ったページを利用し、一日の欄を縦に割り、まずは左側に「何を何時~何時にやるのか」という理想の計画を立てる。次に、それをきちんとこなすことができたら該当枠にバツ印を入れていき、実際には何を何時~何時にしたのか、とういうことを記録していくんだ。
解説
「やりたいこと」と「やったこと」をまとめていく。なぜこの勉強方法が最も効率的かというと、PDCAサイクルを上手く回すことができているからです。PDCAサイクルとは以下の4つのことを言います。
- P(Plan)
- D(Do)
- C(Check)
- A(Action)
このように何度もPDCAを繰り返すことによって成績アップしていきます。
このPDCAサイクルをKくんの勉強方法に当てはめていくと、
- P=前日の夜にやりたいことを書く
- D=実際に勉強
- C=やったことを書く、明日の予定を立てる
- A=実際に勉強
1日の勉強がこれでいいのかと試行錯誤しながら勉強していくことが非常に重要です。これを高校生の段階で実践出来ていたKくんが現役合格するのも納得です。
どの勉強法がいいのか分からないという人はKくんの勉強法を真似してみることをオススメします。
東大生の1日の勉強スケジュールその4:ルーティンを決める!
<プロフィール>
名前:S・Nさん
高校:神奈川私立中高一貫
出身:神奈川県
生年月日:1998年
現浪:現役
科類:文科一類
趣味:読書
得意科目:英数
苦手科目:現代文
Sさんから一言
このノートは私が夏休みに使っていた、一日の過ごし方の基本的な「型」を記したものです。早起きな私は朝の時間を英語、国語、百マス計算の時間とし、朝食後はいくつかの場所を移動しなら演習などを中心に疲れたら暗記物、というスタイルで毎日を過ごしていました。basicと書かれている方が塾に行かない日で、specialと書かれているのが塾の授業を受ける日です。基本的なルーティンを決めることでいちいち迷うことなくその日のやることを決めることができました。
(*クリックすると拡大できます*)
↑basicのスケジュール
↑basic続き
↑specialな一日のスケジュール
解説
これは彼女が夏休みに作った、一日の固定スケジュールです。1日の予定はその日の朝か、前日の夜に考える人が大半ですが、彼女は固定化することでその考える手間を省いていました。
「basic」のページには塾に行かない日のルーティンが書き込まれており、根岸と横浜の2つの塾を自習室として利用していた彼女が、自宅を含め複数場所を移動しながら勉強していた様子が伺えます。
一方「special」は昼から夕方にかけて東進で授業を受けており、それに合わせて通常の日程を少し改造している様子が見られます。
両者に共通して見られるのは、何と言っても彼女の早寝早起きです。彼女ほど徹底した朝型の受験生も珍しいと言えます。
また、これらに付随して各科目のやるべきこともざっくりメモしておくことで、彼女は「迷いなき勉強」に集中することができたのだろう。
この勉強スケジュール表の作り方
- 自分の起床時間や就寝時間、その他の生活時間を把握する
- 一日を、朝、午前、午後、夕方、夜、深夜の区切りで分けてみる
- それぞれの時間で何をどのくらい勉強するのが最も理想かを考える
- いくつか試し、自分に最もあったパターンを研究
- 一番いいものを一日の「型」としてルーズリーフに書き上げる
- 塾に行くかどうかなどを基準にいくつかのパターンを考える
日単位ルーティーン
勉強計画のテンプレートについては、「そのまま使える!勉強計画テンプレート一覧」をご覧ください。
受験生の平日の勉強時間は?合格者のデータから平均勉強時間を読み解く
せっかくこのページを読みに来てくれた人には申し訳ありませんが
結論からいうと合格したいなら『勉強できる時間全て』の時間を勉強しましょう。
まずKくんの例を見てみましょう。
【平日の勉強時間は約5時間】できる限りの時間を勉強!
~プロフィール~
名前:K・Mくん
高校:地方私立中高一貫
出身:福岡県
生年月日:1998年
現浪:現役
科類:文科二類
趣味:温泉巡り
得意科目:数学
苦手科目:英語
これは僕の1週間の勉強時間をまとめたものです。僕は勉強時間を”Study Plus”を使って管理していました。
平日は大体5時間勉強しています。これはどういう1日のスケジュールだったかというと
- 起床(7時30分)
- 学校
- 帰宅→塾へ移動
- 塾で勉強(5時〜9時30分)【4時間】
- 帰宅、夜ご飯、お風呂、携帯いじったり(〜11時30分)
- やり残した勉強と1日の振り返り、明日の予定作成(〜1時)【1時間30分】
- 就寝(1時30分)
このような感じの1日を過ごしていました。これ以上に睡眠時間を削って夜遅くまで勉強していたこともあったので、学校で寝ることもありました笑。平日1日5時間くらいが高校生の確保できる1日の勉強時間のMAXかな、と思います。
解説
彼の受験生活は理想的なストイックな受験生のあるべき姿です。
毎日できる限りの時間(=5時間程度)を勉強し続けましょう。学校の時間も上手く利用できると、更に勉強時間を確保できるでしょう。
受験生の休日の勉強時間は?1日10時間って本当?
続いて、受験生の休日の勉強時間についてです。またKくんの例を参考にしましょう。
休日は大体10時間目標に勉強していました。僕の高校は土曜日の午前は授業があったので、土曜は少し勉強時間が減っています。日曜日の1日のスケジュールはこんな感じです。
- 起床(8時)
- 塾に到着(9時)
- 午前の勉強(9〜12時)《英単語やリスニングなどのルーティン勉強》【3時間】
- 食事→仮眠(1時間程度)
- 午後の勉強(13~17時)《その日決めたやること:過去問演習など》【4時間】
- 夜ご飯→友達と話したり仮眠(~19時)
- 夜の勉強(~21:30)【2.5時間】
- 帰宅、お風呂、携帯いじる(〜24時)
- 1日の復習、明日の勉強計画作成(〜25時)【1時間】
- 就寝
大体これで10時間はいけます。午前、午後、夜、深夜で4分割して勉強を進めていくことが1日10時間達成のコツです。
解説
休日も「勉強できる最大の時間」を勉強にあてています。
ただ、いきなり1日10時間の勉強をするのは無理なので、1日の勉強時間を「午前」「午後」「夜」の3分割程度にして6~8時間を目標に勉強してみることから始めましょう。
まとめ
いかがでしたか。
受験生は1日の最大限の確保できる時間(平日5時間、休日10時間程度)を勉強すべきです。
受験生にとって、毎日が戦いです。
毎日自由な時間を勉強に費やしていれば、当然ストレスも溜まっていきます。
- こんなに勉強して落ちたらどうするの?
- 勉強しても成績が上がらない!
- 勉強もういやだ!やめたい!
このようなストレスを溜めてしまうのは当たり前です。
ただ、こうしたストレスを溜めすぎるとモチベーションの低下に繋がり、1日の勉強を継続することも出来なくなってしまいます。(勉強のモチベーションを上げる方法は「【受験がつらい人に読んでほしい】勉強のモチベーションを上げる14の方法」を参考にどうぞ。)
確かに1日勉強するだけでは成績は伸びません。でも、1日の勉強をしっかりこなさないと何も問題は解決はしません。
目の前の苦しいことから逃げてばかりの人生でいいんですか?
もし、あなたがこれまで全力で何かに取り組んだ経験がないなら、これがいい機会です。
苦しくても、頑張りましょう。
東大BKKはそんな頑張る受験生を応援しています。
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