慶應義塾大学のセンター利用が廃止された理由!東大生が当時のボーダーなど徹底解説!

皆さんこんにちは、東大BKKです。

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この記事では、慶應義塾大学のセンター利用をテーマに解説していきます。

当時のセンター利用のボーダーなども紹介しているので、

これを読めば、慶應義塾大学のセンター利用試験については丸わかりです!

 

記事は2分でサクッと読めます!この記事がぜひ皆さんのお役に立てたら幸いです。

 

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慶應義塾大学にはセンター試験利用入試はありません【結論】

いきなり結論ですが、慶應義塾大学にはセンター利用入試は存在しません

東大受験生にとって

  • 滑り止めの大学確保
  • センターで合否が出てくれるセンター試験利用入試

という2点の理由で重宝されるセンター試験利用入試ですが、2019年現在では早慶両角のうち、センター試験利用入試を実施しているのは早稲田大学のみで慶應義塾大学は実施していません。

そのため慶應義塾大学を推薦入試以外で入学したい学生は2月中旬に実施される一般入試試験を受ける以外にありません。

同様に難関私立大学で、センター利用入試がないのに上智大学も挙げられます。

国立大学受験生からすると、センター試験利用入試を実施してくれという人が多いでしょう。後に述べますが、東大受験生だった筆者もそんな一人でした。

慶應義塾大学のセンター利用入試はどんなものだったの?ボーダーは?

慶應義塾大学では実は平成24年度(2012年)まではセンター試験利用入試が存在しました。

現役東大生の筆者も2012年はまだ中学生だったので、どの学部でどのような科目が必要だったかを調べてみました。

  • 法学部・・・理科除く4科目、ボーダー90~92%

という情報が得られました。720/800点以上は必要ということですね。

近年の早稲田のセンター試験利用入試でも概ね、この当時の慶應法学部のセンター試験利用入試と同じくらいの点数が必要です。

やはり難関、狭き門だったことは間違いないようです。

また薬学部もセンター試験利用入試を実施していた記述が見つかりましたが、具体的な科目については発見できませんでした。

慶應のセンター利用が廃止された理由

では、なぜセンター試験利用入試が廃止されたのでしょうか。

その理由は大きく2つあるようです。

  1. 東大の滑り止めとして辞退する受験生が続出
  2. 成績を見てみると、AO・推薦入試生の方がよい

東大の滑り止めとして辞退する受験生が続出

これは現状の早稲田大学のセンター試験利用入試にも該当している状況でもあります。

さきほどかつての慶應法学部のセンター試験利用入試を見ましたが、720/800点が合格には必要です。おそらく合格するには900点満点だと820~830点くらいは必要でしょう。

東大合格者のセンター平均点はおよそ810点で毎年固定されています。つまり、何が言いたいかというと、慶應法学部のセンター試験利用入試に合格してしまうような人はほとんど東大にも合格してしまうという事実です。

その結果、合格者を出しても入らない人ばかりになる仕組みになっていたようです。

成績を見てみると、AO・推薦入試生の方がよい

センター試験利用入試で入学した学生よりも、AOや推薦入試で入学した受験生の方が成績が良いというデータが取れたようです。

近年慶應義塾大学はAOと推薦入試による入学者の比率を上げてきており、ここ10年で

  • AO・推薦入学者の比率・・・15%→20%
  • 一般入学生の比率・・・60%→55%

(出典:慶應の入試事情

と、明らかにデータでもAOと推薦入試による入学者数を増やす施策を進めています。

慶應の代わりに早稲田のセンター利用入試を使おう

東大受験生でセンター利用入試を活用して、滑り止めの大学を確保したい受験生はぜひ早稲田大学のセンター利用を活用しましょう。

  • 政治経済学部
  • 法学部
  • 商学部

などなど超一流学部が多数センター試験利用入試を行なっています。

実際、早慶のセンター利用入試は早稲田大学に大量にありますし、慶應義塾大学はそうした事情もあってセンター利用を廃止したのかもしれません。

早稲田大学のセンター利用入試の詳細(ボーダー、科目など)については

【2019年度版】早稲田大学のセンター利用を東大生が簡単解説!ボーダー・合格最低点も!

で解説しています。参考にどうぞ。

慶應に入りたいなら一般入試

どうしても早稲田<<慶應、という人は慶應の一般入試を活用しましょう。

東大受験生・一橋受験生など最難関レベルの受験生が集まるのは、

  • 慶應義塾大学経済学部A方式
  • 慶應義塾大学商学部A方式

のこれら2つの入試は東大受験生がうようよしています。

倍率も3倍程度かつ、科目も英数小論など、対策をほとんどしなくてもいい科目なので、国立二次試験の勉強に忙しい受験生にとって大人気です。

とくに慶應経済は慶應の中でも看板学部なので、オススメですよ。筆者も受験しました。

東大受験生の併願校については、

東大受験生の併願校・滑り止めはどこ?現役東大生がおすすめ3校を徹底解説!

をご覧ください。

まとめ

今回は慶應義塾大学のセンター利用入試をテーマに解説してきました。

結論ですが、

  • センター利用で滑り止めを確保したいなら、早稲田のセンター利用
  • どうしても慶應に入りたいなら、慶應経済Aor慶應商Aがおすすめ

です。

受験は正しい情報を知っていることが大切ですので、皆さんもぜひ当サイト(勉強計画.com)を活用したりして、正しい受験情報を手に入れてください!

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