考え抜く力を磨く勉強って?
あなたがこれからの受験を勝ち抜いていくには「考え抜く力」を磨くのが必要不可欠です。しかし、多くの学生は考える力を磨けない勉強をしているのが実情です。
そこで、今から考える力を磨くためには何が必要で、勉強をする中でどのように学習を進めていくべきかをお伝えしていきます。
考え抜く力を構成する
5つの能力
STEP1
解けない
解けない問題を見つける
問題発見力
まず第一に「できない問題、解けない問題」を見つけるところが、問題を解くためのスタートです。解けない問題を見つけ、どの問題が解けるようになれば、合格に近付けるのかを見極めます。
大学受験では「この問題を解いて、この点数を取れば合格できます」という点数(合格点)が決まっています。つまり、どんな問題を解けるようになればいいのかはすでに決まっています。
まずはその「解けない問題」を見極めることがスタートです。Elite Laboではどうやって解けるようになるべき問題を見抜くかという「問題発見の力」を授けていきます。
STEP2
記憶する
必要な知識だけを覚える
情報分析力
次に「問題を解くために必要な知識は何か」を見極めていくことが重要です。科目勉強をしていると「覚えなきゃいけないんじゃないか」と思うような知識が大量に発生してきます。
学校の授業でも、教科書でも、参考書でも、科目知識はたくさん書いています。ですが、それら全てを知らないと問題が解けないわけではありません。
必要な知識を見極めながら、問題が解けるようになるために知識を絞って覚えることが重要です。やみくもに知識を増やすために、必死に勉強を繰り返すのはもうやめましょう。
Elite Laboでは、どうやって必要な知識を見抜くかという「情報分析の能力」を授け、自分自身で問題を解くために必要な知識を見抜けるようになってもらいます。
STEP3
理解する
理解して知識を整理する
論理記憶力
もちろん、ただ知識を覚えただけでは問題が解けるようにはなりません。重要なのは「知識を理解して整理すること」です。
知った知識を整理して、理解して覚えていくことが大学受験の合格には最も重要です。
知った知識を使って、問題を解くための手順と繋げて、自分自身で理解して扱えるようにならなければなりません。 ただ知識を「覚えている」のか、知識を使って解けるように「理解している」のかの違いが合否を分けるといっても過言ではありません。
そこでElite Laboでは、知識を理解していくための「論理記憶の能力」を授けていきます。この能力を持って知識を頭に入れていくと、自然と脳内が整理され、必要な知識がドンドンと定着していきます。
STEP4
思考する
知識を回答に応用する
論理思考力
知識を理解することができれば、それらを組み合わせることで、解けなかった問題を解くことができます。ただ、その方法を多くの受験生は「たくさん問題を解く」しか知りません。
しかし、本来は「問題の論理を見抜き、必要な知識を選び、理解に沿って使う」ことができれば必ず解けるような問題しか、大学受験では出題されていません。
問題の論理を見抜き、どんな知識をどんな使い方で問題に当てはめるかを発想していくことで、どんな問題でも解答を導き出せるようになってきます。
Elite Laboでは、このような科目に関係のない、問題の論理を見抜くための「論理思考の力」を授け、自分で問題を見た瞬間に解法を正しく見抜けるようになってもらいます。
STEP5
解ける
何度でも解答を再現できる
問題解答力
最後に、最終的な目標を達成するためには、4つのステップで得た、問題を解くために必要な知識の「記憶・理解・思考」を、いつでも何度でも再現できるようになることが必要です。
そして、問題を解くために必要になる知識の「記憶・理解・思考」を自由自在に活用することができれば、難度の高い問題でも解けるようになっていくことができます。
このように難度の高まった問題に柔軟に対応しながら、目標とする点数を取れるように勉強を効率化し、今の自分では解けない問題を解けるようになっていく、これこそが学習です。
Elite Laboでは、今の自分では解けない問題でも、難度でも解答を再現できるようになるための「問題解答の力」を授け、あなた自身の手で、目標を達成していくことができる学習能力を身に着けてもらいます。
考え抜く力は学習法で磨かれる
考え抜く力は、教科書を初めとする教本、学校で渡されるワークや受験用教材など、あらゆる教材を使って5教科の学習を進める中で磨かれていきます。
しかし、多くの学生が実践している学習法には、考え抜く力を磨けない方法が溢れています。そんな方法を続けていると、当然成績も伸びませんし、受験直前で失敗に気付くことになります。
では、具体的にどのような学習法が「考え抜く力」を磨けなくなってしまうのでしょうか?今のあなたの学習法は大丈夫でしょうか?
考え抜く力を妨げる、
学習法の危険な誤解
下記の誤解は、考え抜く力を妨げてしまう学習法の中でも、特に多くみられる代表的な誤解です。考え抜く力を妨げてしまう危険な学習法をしていないか、一度、チェックしてみてください。
NG1
難しい問題集を繰り返した方が
最終的に力がつく
この考えは、あなたが解けない問題を正確に見抜くことを妨げ、問題発見力が磨けなくなってしまいます。本当は「4~6割、解ける問題集」が最適です。
NG2
問題を解くには単語や解き方を
最初に覚えた方がいい
この考えは、問題を解くために必要な知識を見極めることができなくなり、情報分析力を磨けなくなってしまいます。本当は「問題を解いた後に知識の穴埋め」が大切です。
NG3
先生に教わった知識は
できる限り全て覚えた方がいい
この考えは、知識を整理して紐づける理解の過程を妨げ、論理記憶力が磨けなくなってしまいます。本当は「例外は省いて覚える」ことが重要です。
NG4
解き方は問題ごとに違うから
一つ一つ丁寧に覚える
この考えは、解き方の背景にある論理がわかりにくくなり、論理思考力が磨けなくなってしまいます。本当は「解き方に共通する要素を理解する」ことが大切です。
NG5
自分で解けた実感があり、
答えが正解なら次も解ける
この考えは、解答が再現できない根拠を見逃してしまい、問題解答力が磨けなくなってしまいます。本当は「なぜ解けているのかを分析する」ことが重要です。
考え抜く力を磨く学習の効果
考え抜く力を磨くことは、将来のためになるだけではなく、学校の成績や模試の成績を伸ばすためにも有効です。考え抜く力は「1問解いて理解できる量」に作用するからです。
例えば、学年でも優秀な学生などは、一つの基礎問題を解くだけで、応用問題が解ける力が付きます。考え抜く力が高く、一つの基礎問題から吸収できる理解量が人よりも多いからです。
つまり、考え抜く力を磨いていくことは「1の問題から10の理解」ができることに繋がり、その結果、今まで以上に問題が解けるようになり、成績も飛躍的に伸びやすくなっていきます。
考え抜く力を磨く学習法
(地頭勉強)
もしあなたがここまで読み進めて「考え抜く力が必要だ」とか「成績をもっと効率よく伸ばしたい」と感じたなら、考え抜く力を磨く学習法を習得してください。
Elite Laboでは、考え抜く力を磨く学習法を研究し続け、どのように勉強すれば考え抜く力が磨けるのかという学習法を「地頭勉強」という形でカリキュラム化しました。
地頭勉強という、具体的な考え抜く力を磨き、より効率よく成績が伸ばす学習法を習得するためのオンライン形式の通信講座を開講しています。詳細は以下からご覧ください。